2006年8月1日号
■トピックス
佐藤汽船㈱ 新造大型貨物船の就航相次ぎ国内有数の計21隻 6
(株)加度商が住宅建築に天然素材の次世代断熱材提案 8
藤井商事㈱が医療用酸素充填のメディカルセンター開設 9
掲載無料の地域ポータルサイト「さがしてネット」全国展開加速 12
■スポット
環境 (有)アグリインダストリーが野外音楽祭で資源再生 7
盛況 市民による手作りイベント「福山港フェス」に3200人 10
記念 橋本家具工芸(株)が創業60周年でペルシア美術展示会 14
助成 古川技術振興財団が教授や学生らに助成・奨学金 21
■記事
ニチエー(7)・府中ドレミファフェスティバル(8)・福山金魚すくい選手権大会(9)
ニトリ(10)・福山修大会(11)・夢石庵(13)・はっけん(14)・ISSEY STUDIO(15)
赤坂ロータリークラブ(22)・天神祭・祇園祭・水祭り(23)・タツモ(24)
■この人に聞く 4・5
村上正司さん 広島経済同友会三原支部長
■この機に語れば 25
杉原一正さん ISSEY STUDIO代表
加茂貴久さん (株)はっけん社長
荻原光雄さん ファニチャーオッギー代表
古川雅章さん (株)古川製作所社長
■まちかどピックアップ 28・29
日本料理 川長
職業訓練・貸し会議室など 三原能力開発支援センター
おみやげと喫茶 田渕屋
保命酒販売 保命酒屋
■資料
最近決算企業の概況 30
建築ニュース 21
赤ランプ 22
競売情報 23
ホームページの発信元(84) 広島の酒 27
得ダネ!びんご「イベント百科」 30
新設会社 31
■連載
人財・人材・人在・人罪(45) シジアス 田辺敏幸 13
海を想う(490) うわぶびん 21
栗原川異聞(60) 小林将利 11
(株)はっけんが好立地へ移転リニューアル
人材派遣の(株)はっけん(福山市)は、本社を西町の福山ロッツ南向かいから、正面向かい角地のビル一階(三之丸町)に移転、八月十日から正式に業務を開始する。
移転先は、一昨年八月の設立から、大学生やフリーターが気軽に寄れる来店型の店舗作りを進めてきた旧本社のすぐ近くで、歩行者の多いロッツ正面。既に仮業務をスタート、一日の来店者数は以前の二倍以上と好調な滑り出しとなった。
また、登録を呼びかける「はっけん新聞」を飲食や美容室など市内六十店舗に設置。設立二年で登録スタッフは四千人を超えた。サービス業に加え、ホームヘルパーや医療事務など介護、医療分野への派遣も増えている。
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福山市に国内トップの「ニトリ」
大衆向け家具・インテリア販売チェーンの国内トップ、(株)ニトリ(札幌市)が福山進出を決めた。
県内では、十一月に広島インター店、十二月には広島西店を相次いでオープンさせ、広島県内での展開が本格化する。
計画によると、福山市明神町二丁目の国道二号沿いの旬菜厨房など複合飲食店舗跡に進出するもので、店舗の取り壊し作業が始まった。敷地面積は六千百六十七平方m、店舗内の売場面積合計五千百八十三平方m、駐車場の収容台数百三十三台。
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ニチエーがフードガーデン宮浦に一新
食品スーパー「ニチエー」を県東部に展開している(株)ニチエー(福山市)は、三原市宮浦四丁目に出店している宮浦店を全面改装して、店名も「ニチエーフードガーデン宮浦店」に改称、七月二十九日新装オープンした。
フードガーデン店は、低価格路線も続ける一方、全国の話題の店や産地を巡り、ご馳走といわれる旬の食材で、活きと味の良い商品を揃え、美味しく調理し、買い易い値段で提供する店づくりを目指すのが大きな特徴の一つ。
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タツモが赤外線センサー部門から撤退
液晶製造装置製造主力のタツモ(株)(井原市)は、赤外線センサー部門の廃止を決めた。
一部門として手がけているサーモパイル型赤外線センサーは、非接触温度計やガス・炎検知用として製造、販売しているが、市場が狭く拡大も見込めないことから事業も停滞していた。七月十八日開いた取締役会で廃止を決め、同部門から撤退する。平成十七年十二月期での売上実績は六千九百万円、この部門の減少による業績への影響は少ない。
同社は、液晶カラーフィルター用塗布装置では世界市場トップ。独自の技術を持つ、この塗布技術を活かした大型液晶製造装置の開発が始動する。
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こぼれ話―タイトル
小説家とプロゴルファー 日本を沸かす尾道の人
連載必読---過去の記事
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まちかどピックアップ --------2006年8月1日号掲載
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懐かしさ香る優しい喫茶店
テレビ撮影や映画のロケなどで著名人が訪れ、脚光を浴びる機会の多い鞆の浦。その一角で観光客を優しく迎え入れるのがおみやげの店「田渕屋」。NPO法人鞆まちづくり工房が開始した空き家バンク契約第一号として借り受けた古民家を吉川博信さん・兼子さん夫妻が自身の手で改装。往時の風景を彷彿とさせる店内には駄菓子や小物類が並び、昭和初期のソファやショーケースに飾られた江戸時代のかんざしなどのアンティーク品も懐かしさを演出している◆喫茶のメニューは珈琲や紅茶といった飲み物のほか、わらび餅やおはぎ、保命酒ケーキなどの甘味類、手作り中華ちまきや鞆の浦でかつて人気を博した友光軒の味を引き継いだハヤシライスなどの軽食類が用意されており、日常と一歩距離を置いた、ゆったりとした時間を楽しむことができる◆「古いものに対してノスタルジーを感じるだけでなく、昔の人が住んでいたという事実や命が脈々と続いてきたことを実感してもらえれば…」と思いを話す吉川兼子さん。幅広い年代の観光客に愛される店として鞆の浦の名店を切り盛りしている。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
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