2006年8月10日号
■トピックス
エコログ・リサイクリング・ジャパン(株)が中国に再生ポリ原料輸出 6
建造高水準で推移 常石造船㈱が過去最高の売上高1000億円突破 10
(株)サンライフの「サンライフ藤井川24時間サービス」が現地説明会 14
日東電工(株)尾道事業所が高校新卒社員向けに110室の独身寮 20
■スポット
実 績 山本醫院でいぼ痔の最新治療法「ジオン注」を施行 3
達 成 婦人アパレルメーカー(株)インデップが売上高50億円に 7
募 集 「ぶちええみはらクラブ」がHP「あそビバ」投稿呼びかけ 8
開 店 啓文社コア福山西店オープンに大山のぶ代さんも来場 22
■記事
新市商工会(3)・三原商議所(6)・サンレコ(8)・福山オリエンタルホテル(9)
響きあう住まいとからだの会(9)・福山自動車時計博物館(10)・広島銀行(11)
福山市中央図書館(12)・オフィスヨーコー(12)・広島県トラック協会尾道支部(12)
タカオフラワーブティック(15)・リョービ(15)・新事業創出全国フォーラム(23)
瀬戸内海クルーズ(24)・石堂卓一畳店(32)
■この人に聞く 4・5
坂井邦明さん 坂井文具店代表
■この機に語れば 25
藤永忍さん (株)サンレコ社長
北川条範さん 北川精機(株)社長
高橋弘之さん ニスコム(株)尾道オフィスマネージャー
藤原寿雄さん フジレックス(株)社長
■まちかどピックアップ 28・29
ビーズアクセサリー 万里蔵(まりぞう)
貸しトランクルーム 糸崎倉庫
御菓子所 勉強堂
食堂 まめなごはんや 魚菜食堂
■資料
県下金融経済状況 日銀広島支店 23
セミナー情報 21
赤ランプ 古森建設 22
ホームページの発信元(185) 福山市観光協会 27
特ダネ!びんご「イベント百科」 30
新設会社 31
建築ニュース 32
■連載
ハイテク最前線(313)「受託研究制度」 県東部工技C 11
映画館に恋をして(1)「映画館は、つくらない。」
尾道に映画館をつくる会代表 河本清順
栗原川異聞(61)「尾道を脱出」 小林将利 20
海を想う(491)「ヴァギナーという『分身』」 うわぶびん 24
(株)エコログ・リサイクリング・ジャパンが中国にポリエステルペレット輸出
ポリエステル製造、再生加工、販売などの(株)エコログ・リサイクリング・ジャパン(福山市)は、ポリエステル製品原料として再生しているペレットを素材不足の中国市場に投入する。現地の加工会社を通じて販売拡大を目指す。
早ければ九月に二十tを輸出し、現地のリサイクル会社が糸などに加工してポリエステル製品メーカーに販売。衣料品の一部や自動車内装品の原料になると見ている。ペレットに再生する衣料品回収には、コープハモンズ(福山市駅家町)が協力。月三十tの衣料品回収実現と安定供給を目指す。
同社は東レ(株)、伊藤忠商事(株)、(株)アイリスと(株)ワッツの出資を受け平成六年に設立。ドイツのリサイクル業者と提携し、天然繊維混紡商品の循環体制を目指して事業を開始。出資会社と倉敷繊維加工(株)、東海サーモ(株)、YKK(株)、小林織ネーム(株)、(株)三景、島田商事(株)、地球商事(株)、アゼアス(株)の資材提供業者、アパレルメーカー二十三社、販売や回収を担う小売店企業二十五社で「エコログ・リサイクリング・ネットワーク」を構築している。当初一般衣料で展開したが、イメージアップにもつながる企業ユニフォームにシフト。全国の自治体やセブンイレブン、ローソンなどのコンビニチェーン、味の素、松下電器産業など大手にポリエステル百%の「エコログ」認定ユニフォームとして採用され、使用済みユニフォームはボタンやファスナー、芯地、中綿にリサイクルされている。
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サンライフが介護付き有料老人ホームを10月オープン
(株)サンライフ(広島市)が十月一日入居開始を目指して建設を進める介護付き有料老人ホーム「サンライフ藤井川24時間サービス」の現地説明会が八月二十七日から始まる。
「サンライフ藤井川24時間サービス」(尾道市美ノ郷町本郷一〇五四—一、フリーダイヤル0120・968・312)は鉄骨三階建て四十五部屋全個室で定員四十五人。一階にサロン、キッチン、大浴場などの共有スペース、他の階に一人用、介護用浴室がある。各部屋にはトイレ、洗面設備を備える。設計は元廣建築設計事務所。施工は東洋・山本建設共同企業体。
入居時に要支援1から要介護5の認定を受けている人が対象で、一年以内といった短期入居も可能。部屋代・管理費のほか有料で食事、洗濯などの生活支援サービスも受けられる。また介護保険対象のサービスもサンライフ藤井川ケアプランサービスが事務を代行して受けることができる。家族の宿泊も可能。
現地説明会が八月二十七日、二十八日、九月三日、四日、二十三〜二十五日の午前十時から午後五時まで開かれる。
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(株)オフィスヨーコーが公共から民間事業にも拡大
イベントや式典の企画立案・運営、看板パネルや横断幕などの印刷・加工・設営、ポスターやホームページの作成などを行う(株)オフィスヨーコー(三原市)。今までメーンだった公共事業との取り組みに加え、一般企業でのレセプションパーティーの企画運営や看板作成にも営業を拡大している。
備後地方での実績はJR三原駅構内に設置された三原やっさ祭りの横断幕や福山市内のIT事業関連会社の壁面看板及び駐車場看板の作成、リラクゼーション施設のオープニングイベントの企画運営、三原市須波海浜公園の看板デサイン・施工など。
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福山市が中央図書館建設着工
福山市は七月三十一日、市内霞町の中央公園で、中央図書館建設の安全祈願祭を行なった。
羽田皓市長ら市幹部や蔵本久市議会議長ら市議、工事関係者約百二十人が出席した。近く基礎工事など建設工事に着手し、平成二十年七月の開館を目指す。
中央図書館は、敷地面積四千八百三十七平方mに、図書館棟が建築面積三千八百六十二平方m、鉄骨鉄筋コンクリート造り一部鉄筋コンクリート造り、地下一階地上四階、延べ床面積九千八百七平方m。一・二階に一般開架図書コーナー(国際、ビジネス、ヤング、マルチメディア、調査・研究の各コーナー設置)のほか、児童図書コーナー、新聞・雑誌・専門誌コーナー、エントランス、カウンター、事務室、移動図書館等のスペース。三階は閉架書庫、会議室、歴史的文書(公文書)等保管施設、放送大学サテライトスペースも配置する。四階に、大・中・小の会議室、和室、子育て支援スペースの情報・相談コーナー等、交流スペースには国際交流コーナー、ロビー等を設けるほか、事務室もある。地下一階は機械室等。
駐車場棟は鉄骨造り四階立て、延べ床面積三千九百八十二平方m、百三十一台を収容できる。 図書館棟、駐車場棟は平成二十年三月に完成し、開館準備を進め、七月に開館する。
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こぼれ話―タイトル
帆布に表れた尾道の将来 龍が飲み込むべき道は?