ニチエーがフードガーデン宮浦に一新
食品スーパー「ニチエー」を県東部に展開している(株)ニチエー(福山市)は、三原市宮浦四丁目に出店している宮浦店を全面改装して、店名も「ニチエーフードガーデン宮浦店」に改称、七月二十九日新装オープンした。
フードガーデン店は、低価格路線も続ける一方、全国の話題の店や産地を巡り、ご馳走といわれる旬の食材で、活きと味の良い商品を揃え、美味しく調理し、買い易い値段で提供する店づくりを目指すのが大きな特徴の一つ。
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タツモが赤外線センサー部門から撤退
液晶製造装置製造主力のタツモ(株)(井原市)は、赤外線センサー部門の廃止を決めた。
一部門として手がけているサーモパイル型赤外線センサーは、非接触温度計やガス・炎検知用として製造、販売しているが、市場が狭く拡大も見込めないことから事業も停滞していた。七月十八日開いた取締役会で廃止を決め、同部門から撤退する。平成十七年十二月期での売上実績は六千九百万円、この部門の減少による業績への影響は少ない。
同社は、液晶カラーフィルター用塗布装置では世界市場トップ。独自の技術を持つ、この塗布技術を活かした大型液晶製造装置の開発が始動する。
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こぼれ話―タイトル
小説家とプロゴルファー 日本を沸かす尾道の人
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まちかどピックアップ --------2006年8月1日号掲載
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懐かしさ香る優しい喫茶店
テレビ撮影や映画のロケなどで著名人が訪れ、脚光を浴びる機会の多い鞆の浦。その一角で観光客を優しく迎え入れるのがおみやげの店「田渕屋」。NPO法人鞆まちづくり工房が開始した空き家バンク契約第一号として借り受けた古民家を吉川博信さん・兼子さん夫妻が自身の手で改装。往時の風景を彷彿とさせる店内には駄菓子や小物類が並び、昭和初期のソファやショーケースに飾られた江戸時代のかんざしなどのアンティーク品も懐かしさを演出している◆喫茶のメニューは珈琲や紅茶といった飲み物のほか、わらび餅やおはぎ、保命酒ケーキなどの甘味類、手作り中華ちまきや鞆の浦でかつて人気を博した友光軒の味を引き継いだハヤシライスなどの軽食類が用意されており、日常と一歩距離を置いた、ゆったりとした時間を楽しむことができる◆「古いものに対してノスタルジーを感じるだけでなく、昔の人が住んでいたという事実や命が脈々と続いてきたことを実感してもらえれば…」と思いを話す吉川兼子さん。幅広い年代の観光客に愛される店として鞆の浦の名店を切り盛りしている。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>
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