2006年10月01日号
『福山市鞆町であった「鞆の津 八朔の馬出し』 9月23日、沼名前神社から木馬や手づくりの馬を台に乗せて出発。大人や子ども約100人が約1kmを練り歩いた。復活して今年が5回目。 |
■トピックス
平原台に温浴施設「尾道湯屋つかりゃんせ」 来年5月開業目指し着工 4
外国人観光客誘致へ民間プロジェクト「ビジット尾道」スタート 6
精密鋳造のキャステム(株)が本社ビル建設 株式公開目指し準備室も 10
特集 平成18年 備後の基準地価 16~22
■スポット
進 出 惣菜、弁当の藤本食品(株)が三原新工場で中国地方進出 5
取 得 佐藤相互建設(株)が県東部初の「エコアクション21」 7
義 歯 因島の多田デンタル工房 かみ合わせ調整療法を支援 9
施 設 三原市芸術文化センター来年10月オープンへ 14
■記事
ゲタリンピック(4)・ゴルフステージカワモト(5)・今川玉香園茶舗(7)
山陽KSC(8)・新栄商事グループ(8)・ミウラ(10)・尾道JC(11)
グルメ・海の印象派おのみち(12)・地域ブランドフォーラム(12)
新光証券尾道支店(13)・喫茶芙美子(13)・尾道のぞみ会(13)・中島商店(14)
三備住研(15)・新市商工会(23)・府中劇団四季公演(23)・悠芳園(23)
ハローズ(25)・中国銀行(26)
■この人に聞く 2・3
喜田三津雄さん 学校法人喜田学園東林館高等学校理事長
■この機に語れば 27
生駒広宣さん フォレストセレモ新栄瀬戸田店店長
七川雅仁さん 七川公認会計士税理士事務所所長
門田一治さん 福山赤坂ロータリークラブ会長
木村 仁さん キャステム(株)総務部長
■まちかどピックアップ 30・31
茶・珈琲 茶処 茶兵衛
仏壇 真和ぶつだん
ペーパークイリング 川本紗穂理さん
英会話 英会話のジオス尾道校
■資料
最近決算企業の概況 34
赤ランプ 24
ホームページの発信元(190) 尾道市立土堂小学校 29
セミナー情報 32
建築ニュース 33
新設会社 34・35
特ダネ!びんご「イベント百科」 36
■連載
栗原川異聞(66) 「白血病」 小林将利 25
海を想う(496) 「海と山」 うわぶびん 26
こぼれ話―タイトル
溝手氏入閣の慶事で 風雲急の政界天気図 ◇ 飲んでも安心な社会へ
多田デンタル工房がかみ合わせ調整治療をバックアップ
「虫歯は削る」という歯科医の常識が、実は体の各所の異変の原因―との研究成果に影響を受けた歯科技工士が、現在の「歯科治療」に警鐘を鳴らしている。
多田デンタル工房(因島中庄町)代表の多田宣夫さんは、福井県の歯科技工士、市波治人氏の主張に熱く賛同、「噛むことは脳を中心としたトータルなシステムである」という市波理論を前提に、顎関節症をはじめとした諸症状の改善を目指すかみ合わせ調整のための義歯作りに取り組んでいる。
多田代表は歯科技工士歴十四年、現住所で五年前に開業した。型に使う石膏も膨張率が定まった硬石膏を使用するなどグレードにこだわる。台も温度、湿度など気候を考慮し微妙に量を調整しながら三種を配合、患者の自然なかみ合わせ実現を支援するため神経を使い、地元の歯科と福井の歯科に納入する。
欧州で評価の高いサンドブラスト、石膏模型を削るモデルトリマー、金属打ち込み機械など個人ラボながら必要な設備は全て揃えた。下請けのイメージの強い技工士から脱却を目指し、提案型ラボとしてかみ合わせ治療に理解のある歯科医の開拓に力を入れる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道市中心部初の大型温泉施設着工
本格的日帰り温泉施設の来年五月オープンを目指し、尾道市の中心部に近い住宅団地の平原台で工事の無事を祈る起工式が行われた。
オープンを目指す温泉施設は仮称「尾道湯屋 つかりゃんせ」。総木造建て平屋の温泉施設で、オープンは来年連休明けの五月前半あたりを予定。
尾道市内で百台以上の大駐車場を完備する温泉施設は旧市街では初めて。同施設は国道二号バイパス平原インターから近い好立地となる。
外国人観光客誘致の「ビジット尾道」計画
国土交通省が外国人旅行者の訪日促進を目的にグローバル観光戦略として打ち出している「ビジットジャパンキャンペーン」。尾道では、市が観光パンフの四カ国語翻訳、NPOを中心とした「どこでも博物館」の多言語化計画などで外国人誘致推進に向けた活動を進めている。
第一弾は、広島の業者から依頼のあったオーストラリア・パースの高校生二十四人の一行の研修旅行コーディネート。広島市の旅行代理店、ジャパンツゥリスト㈱が組んだ九月三十日~十月十二日までの日程の内広島県を訪れる十月九日、尾道の商店主らが協力して体験型観光コースを設定し、日帰りながら、尾道らしい企画でもてなす計画が進んでいる。
藤本食品が三原市に工場進出
破産手続きを進めている、とりごえ食品㈱(三原市)の本社工場跡地に、惣菜、弁当、めん類製造の藤本食品㈱(和歌山市)が進出し新工場を建設する。
すでに本社工場の取り壊し作業が終わり、整地作業が進んでいる。計画によると、工場建屋を購入、敷地約は地権者と借地契約を結び、新工場を建設する。
新工場の規模、人員などは未定で、一部は旧機械設備も活用しながら、めん類や惣菜等を製造する。同社としては初の中国地方への工場進出となる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)