平和建設(株)関連会社が食育実施
平和建設(株)(福山市)の関連会社、農業生産法人(有)アグリインダストリー(同所)は十月九、十日の二日間、同社が笠岡市と岡山県から借り受け、笠岡干拓で運営する農場「海の畑」で、自生する野草を使用した摘み菜収穫イベントを行った。
摘み菜料理研究家として京阪神で活躍中の平谷けいこさんを講師に招き、約十種類の野草を収穫。へんろ茶屋「湯場」(同市神島)で天ぷらや和え物に調理し、参加者らはできたての摘み菜料理を堪能した。
同じく平和建設(株)のグループ会社(株)紫萌堂(同所)が運営する喫茶、食品雑貨販売店「オープンスペース紫萌堂」が十月二十四日、プレオープンを迎え、ハーブティーやコーヒー、ケーキなどが無料で振る舞われた。正式オープンは十一月二日を予定している。同店では福島県のパン製造業者、銀嶺食品工業(株)と連携し、中四国九州では初となる同社製品「地ぱん」の取り扱いも開始、紫落花生など地域の特産品を生かした福山ならではの「地ぱん」作りを計画している。
平和建設とアグリIの二社は十月、二社同時に環境省が策定した環境経営システム「エコアクション21」を認証取得。アグリIの取得は農業生産法人では全国初となる。
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竹野木材が南松永に本社移転
木材輸入販売・製材・加工の竹野木材(株)(福山市)は、同市南松永町四丁目五―六の松永木材工業団地内に新本社事務所と倉庫棟を完成し、旧事務所から全面移転して十月三十日から業務を始めた。約四十年間、同社の拠点だった明神町からの移転となった。
新社屋は所有地に事務所棟、倉庫棟二棟を建設した。
今回の新築移転は、旧本社隣接地に開業している家電量販店最大手、ヤマダ電機(株)(前橋市)テックランド福山店が西隣りに出店する同じ家電業界で急成長している(株)コジマ(宇都宮市)との競合に備えて増築を計画、竹野木材が本社敷地の土地賃借要請を受け入れたもの。
同社は、南松永町三丁目に製材工場、同四丁目にはプレカット工場、乾燥工場を開設しており、本社移転により、CAD室、工場、倉庫と一体化が図られることになり、業務の効率化が進展する。
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因島重井商工業団地が完売
尾道市因島重井町、因島重井商工業団地に地元企業の(有)柏原工業の進出が決まり、同団地の全区画を完売した。
十月二十日、尾道市と柏原工業の間で土地売買契約を締結し正式に同団地への進出が決まった。
金属加工部品製造工場及び保管倉庫、事務所棟を建設する工事に着工し、平成十九年四月から従業員五人で操業を始める予定。
因島重井商工業団地は、平成十年、旧因島市が造成工事に着手し、十五年四月から分譲を始めた。造成面積三万三千二百平方m、分譲面積二万八十六平方m。
これまでに地元企業の(株)岡恒鋏工場、(有)四辻製作所、(有)はと印刷、市外からは今治市に本社を置く四国溶材(株)の合計四社が進出し、操業を始めている。
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