2007年3月1日号
福山商工会議所『創業永年会員・優良従業員表彰式』 2月18日、ふくやま芸術文化ホールで開催。アトラクションではケーシー高峰の漫談ほかを楽しんだ。 |
■トピックス
ペアシティ三原東館建替えへ 21年に商業館と19階マンション 3
ドラッグストア大手のコスモス薬品 福山新涯店で中国地方初進出 6
御調町商工会青年部が創立40周年 3月11日に熱気球イベント 11
独自の「尻エクボほぐし」療法が話題集める井上腰痛道場 21
■スポット
提 案 自作屋有限責任事業組合が低価格介護施設情報サイト 8
販 売 (株)協和機設のナノバブル生成装置 丸紅が本格普及へ 10
神 事 因島「耳明神社」の大山神社が今年も3月3日「耳祭り」 12
婚 礼 尾道国際ホテルでファッションショー 神前式も提案 14
■記事
広島銀行(6)・サンデーサン(7)・コカコーラ福山東支店(7)・自重堂(8)
タツモ(9)・三原JC(10)・万田発酵(11)・中元紀子さん(11)・ギャラリーK(12)
コープメモリアルホール(13)・大和リゾート(14)・府中商議所(15)
レディオBINGO(15)・福山商議所(16)・三宅美千代さん(16)・サントリー(20)
府中商議所(20)・繊維ビル(20)・ばらのまち福山コミットメントクラブ(30)
三原産学官セミナー(30)・シーガル(35)
■この人に聞く 4・5
岡義昭さん 福山市フォークダンス協会会長
■この機に語れば 22
横田泰二さん (株)三原スーパー社長
岡田寛子さん セレモニープレーヤー
相方公子さん 花の香代表
高田展明さん 御調町商工会青年部部長
■まちかどピックアップ 26・27
立体イラストレーター・デザイン 山岡緑さん
リンパケアサロン 花の香(はなのか)
職業能力開発支援 ゆめきゃりあセンター
串 焼 わらしょう
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
セミナー情報 29
新設会社 31
建築ニュース 23
■連載
一国一城 将タイム 9
野田茂信さん 西日本旅客鉄道(株)(JR西日本)福山駅長
ホームページ探訪「松永下駄工房」 25
寄稿「人財・人材・人在・人罪」 田辺敏幸 15
寄稿「栗原川異聞」 小林将利 17
ナノバブル生成装置でニジマスも活性
ナノバブル生成装置、配管洗浄装置製造などの(株)協和機設(福山市)が開発したマイクロナノバブル生成装置「バヴィタス」を、ナノバブルの産業分野での活用を検討していた丸紅(株)(東京都)が国内外に販売する契約を正式に結び、二月十四日から販売をスタートさせた。
「バヴィタス」は粒径、流量などで世界最高水準のナノバブル生成装置。既に協和機設が納入した大手の半導体工場の排水処理では、水の使用量を通常の微生物処理の十分の一程度に削減するなど、効果を実証する諸データも揃い始めた。
丸紅は洗浄、殺菌、生理活性など多用な活用が見込まれる同装置に関して、ナノバブルの界面活性効果や生理活性効果などを活かす販売アプリケーションの開発を進め、主に環境対策、工業洗浄などの産業分野へ販売していく。
なお協和機設では、生理活性効果を推測できるデータも得た。昨年末頃の約四十日間、県内のニジマス養殖池にマイクロナノバブルを注入する生育試験を実施。縦十一m×横四m×深さ一mの池で、生育後約一カ月のニジマスの稚魚五十㎏、約千七百匹を育成する際、天然水のみの池とナノバブルを注入する池に分けて実験。一月上旬には天然水の場合百二十九・五㎏(死魚五匹)に生育したのに対し、期間中装置を稼働させた池では百四十八・〇㎏(同〇匹)に成長。水中の溶存酸素量増大が生体活性化と死亡率低下につながったと推測し、裏付けも進めている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
西日本大手のコスモス薬品が福山進出
九州地盤に小商圏型メガドラッグストアチェーン「コスモス」を展開する、(株)コスモス薬品(福岡市)が、中国地方進出計画の一環として福山市に出店する。
計画では、福山市新涯町二丁目の福山卸センター近くに新店舗を建設する。三月中旬に着工、計画では十月六日「スーパードラッグコスモス新涯店」としてオープンする。営業時間は、午前十時から午後九時三十分、駐車場は六十六台。
コスモス薬品は平成十七年四月福岡市に本社機能を移転、昨年五月東証第一部に上場した。今年一月末現在の店舗数はドラッグストア二百十四店舗、調剤薬局三店舗の合計二百十七店舗。
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御調町商工会青年部が40周年で熱気球
御調町商工会(尾道市御調町)青年部(高田展明部長)は創立四十周年を迎えることから、三月十日に天然温泉尾道ふれあいの里で記念式典、十一日には同所のグランドで熱気球を飛ばす記念イベントを開いて節目を祝う。
十日は記念式典。熱気球のデモフライトで、バーナーの炎が周囲を幻想的に照らす演出を楽しむ。
翌十一日は熱気球イベント。フライト時間を可能な限り長く取ろうと、午前七時からのスタート。高さ二十五m、直径二十m、容積三千立方mの熱気球。パイロットのほかに二~三家族が搭乗でき、地上三十m程度まで上昇、眼下に広がる景色を楽しむ。料金は子ども三百円、大人七百円。午後一時までの予定で、五百人程度の搭乗を予想。
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ペアシティ東館建替え決まる
三原市城町、JR三原駅前の商業ビル「ペアシティ三原東館」は、昨年三月に天満屋三原店閉店の後、地元専門店十八店が営業を続けていたが、二月二十八日に閉店した。うち六店舗は西館内のスーパーマーケット内に移転することが決まっている。
また、二月二十二日には地権者総会が開かれ、同ビルの建替え計画を承認した。三原市も同館の所有分の土地、建物を開発業者に売却する財産処分案を可決しており、これにより建替えに向けた準備が加速されることになる。
開発業者のライフコート(株)(東京都千代田区)は、平成二十年中に解体、二十一年秋完成を目途に商業棟とマンション棟の建設を行い、三原駅前に新施設を完成させる。
東館建替えにより、県東部では最高層となる十九階建てマンションビルが登場する。
現在の東館は、七階建て延べ床面積約三万五千三百平方m。昭和五十六年駅前再開発ビルとして完成し、福屋と競合した天満屋三原店を核に、専門店が入店してオープンした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
古都の魅力を全国発信 輝け保存してきた雛人形
まちかどピックアップ --------2007年3月1日号掲載
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本場福岡のこだわり串焼き屋
2月9日にオープンした串焼の「わらしょう」では、約50種類の串焼きを中心に豊富なメニューを取り揃え、串焼き発祥の地である福岡の味を尾道に居ながら味わうことが出来る◆同店の代表である柴尾真治さんは福岡県出身。串焼き屋が林立する久留米で店舗を運営してきた経歴を持つ。「自分の思いを表現できるお店にしたかった」と話すように、店内は明るい和風の内装で、看板やテーブル、椅子などの調度品にもこだわりが光る。同店のメニューは串焼きや馬刺しなど様々。串焼きは甘ダレ、にんにくダレ、酢ダレの3種類のタレと備長炭で焼き上げ、馬刺しは産地直送の新鮮な肉を特製の醤油で頂く。醤油ベースのスープにミノやハツ、センポコ(牛の血管)など5種類のモツとキャベツ、ニラを入れたもつ鍋も人気。またお酒も九州の焼酎をメーンに、ビールや日本酒などを用意している◆「自分の目で見て仕入れた美味しいものを、なるべく安価で提供したい」と柴尾さん。「『美味かったよ』と言って頂けるのが最高の励みになります」と話し、今日も自信の料理を提供している。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>