2007年3月20日号
『尾道市農業協同組合の設立40周年記念式典』 3月9日、北は世羅町、南は因島までを束ねてきた歴史をしまなみ交流館で振り返った。 |
■トピックス
千年石油販売(株)が年商446億円 尾道市内3店目で拡大戦略続ける 10
シャープ三原工場で次世代DVD対応の青紫色半導体レーザ量産 11
顧客満足高めカーポート佐々木グループが中国地方経営品質優秀賞 12
(株)西日本護謨が相次ぎ私募債 企業買収や新拠点開設で上場に前進 12
■スポット
結 束 尾道市JAが設立40周年記念式典 農民作家山下氏が講演 7
開 発 本郷町商工会がコーヒー殻など使った酢など独自商品 14
技 術 (株)明鏡庭が(株)協和機設とナノバブル装置販売代理店契約 15
拡 充 玉の浦ゴルフ練習場にカワモトがショップスペース 20
■記事
芦辺会友書作展(11)・中国銀行(11)・ふくやまSUN見学会(13)
尾道商議所(14)・「みはらのたね」(16)・ギャラリーK(16)
ヒューマン・クリエイト・コンサルティング(16)・シネマ尾道(17)
御調町商工会青年部(17)・日本総業(18)・川長(18)・ポリテク福山(18)
八田原グリーンパーク(19)・京乃(19)・本四高速(19)
尾道商議所と公正取引委員会懇談会(21)・内外ニュース尾道懇談会(22)
中屋菓寮(25)・鞆保命酒協同組合(25)・備後自治体の退職金(30)
福山駅前改修(30)・JFEスチール(30)・「ピンチはチャンス」講演会(33)
■この人に聞く 8・9
寺岡昭治さん 尾道市文化財保護委員長
■この機に語れば 31
岡田宏さん (株)明鏡庭取締役事業開発部長
勝原清志さん 勝原商事(株)取締役部長
山下美津夫さん (社)笠岡青年会議所理事長
岡本純夫さん 鞆保命酒協同組合代表理事
■まちかどピックアップ 28・29
ベーカリー パンのなる木
リサイクルショップ リ★バース
造園 甲育屋
洋食 キッチンくじらぐも
■資料
資料 最近決算企業の概況 34
■連載
一国一城将タイム 池上透さん アデコ(株)福山支社長 13
栗原川異聞(76)「澱粉の緊急輸入」 小林将利 23
赤ランプ 24
競売情報 25
ホームページの発信元(207) 「ブルームーンカフェ」松川繊維(株) 27
セミナー情報 32
建築ニュース 33
新設会社 34・35
特ダネ!びんご「イベント百科」 36
千年石油販売の拡大戦略が続く
給油所経営と石油類等卸売りの地場大手、千年石油販売(株)(福山市)は、尾道市内では3カ所目となるセルフ給油所の建設を進めており、4月上旬に尾道三成給油所としてオープンする予定。
このほどまとまった平成19年1月期決算では、売上高446億円を計上、前期比100億円増の大幅な増収となった。これは、前期の100億円増に続く2期連続の大幅な増収となったもので、増収の要因としては販売単価の値上がりや給油所の増加、卸部門の拡大など事業の積極的な拡大戦略がある。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
シャープが三原で青紫色半導体レーザ量産
液晶テレビの世界大手で、太陽電池でも世界トップの座を占めている、シャープ(株)(大阪市)は3月14日、次世代DVDに情報を記録できる、青紫色半導体レーザを三原工場(三原市)で5月から量産を始めると発表した。
この新製品は、次世代DVDのブルーレイディスク(BD)やHD DVDの2層ディスクに6倍速の高速記録できる、業界最高の出力210mWを実現した。
4月2日にはサンプル出荷を予定しており、5月から量産を始める。生産能力は新製品以外の青紫色半導体レーザも含めて月25万台。
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株式公開目指す(株)西日本護謨が拡大戦略
ゴム、プラスチック、配管資材等を取り扱う(株)西日本護謨(尾道市)は一昨年のみずほ銀行、昨年の広島銀行に続き1月、愛媛銀行からの私募債を発行、将来的な株式公開を見据えた成長路線を歩んでいる。
同社では自社ブランド商品であるウレタンゲルの半導体や自動車、造船、精密機器等の工業部門でのシェア拡大を目指し、4月から熊本営業所を開設。また、今年度中に京都営業所の開設を予定しており、半導体製造工場が集中する両地域での営業を強化する。
また企業買収に注力しており、他分野の製造業を中心に自社へ取り込み、一からの業務構築と比較して時間の短縮を図っていく計画。
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カーポート佐々木グループが中国地方経営品質賞の優秀賞
中国生産性本部(広島市)に事務局を置く中国地方経営品質賞委員会は3月7日、2006年度の受賞企業を決め、12日に表彰式を開催した。
県東部関係では、経営改善などで顕著な成果を挙げている企業を対象とするエクセレンス部門で、優秀賞に自動車販売・修理の企業グループ、カーポート佐々木グループが選ばれた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
知れば知るほど活力増進 地域でつくるご当地検定
まちかどピックアップ --------2007年3月20日号掲載
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多彩なパンの楽しみ方を提案
ベーカリー「パンのなる木」が2月、福山市松永町から尾道市東御所町の海岸通りに移転オープン。食材や工程へのこだわりはそのままに、装いを新たにスタートした◆化学物質を使用せず、自家製の天然酵母と国産小麦でのパン作りを行う渡辺秀樹店長。「安定した発酵力を持つイーストと比べて天然酵母は発酵と熟成のタイミングが難しい」と話す一方、「天然酵母は店の財産。出来上がったパンには粉の旨味が詰まっています」とも。惣菜パンに使用するカレーやクリーム、ソース類や具材も吟味した食材で手作りを貫いている◆同店では現在、ライ麦を使用したパンが人気で、黒っぽくゴツゴツとした外見に反し、中はしっとりとした食感が特徴。小麦と比べて栄養価や食物繊維が豊富な面も注目を浴びている。渡辺店長は「ライ麦の含有量を増やして、より風味の豊かなパンを作ってみたいですね」と話し、様々な食材と組み合わせたパンの楽しみ方の提案に意欲を見せている◆同店では4月にイートインコーナーを開始予定。穏やかな尾道水道の景色を眺めながら食すパンは格別なものになりそう。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>