まちかどピックアップ --------2007年6月1日号掲載
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健康志向に応え自然食品多彩に
戦後に米穀販売で創業、現在は宅急便・ペットフードに加え、自然食品の販売に力を入れている御調町の和田米穀店。店舗は商店街内で御調川の近くに位置し、昔ながらの懐かしい外観。しかし仕入先は尾道の純正食品マルシマなど厳選した自然食品メーカーの商品に絞り、有機農法による原料を使った商品や無添加など健康志向の高まりに応える付加価値の高い自然食品をバラエティ豊かに並べている◆醤油や味噌などの調味料はもちろん、各種乾物、国産丸大豆100%で濃い風味が人気の豆腐、高野山ゴマ豆腐、天然酵母を使ったパン、ドリンク類など充実の品揃え。特に売れ筋が良いのは無農薬原料を使用したこだわりの醤油で、通常の醤油より割高だが、健康への意識の高い主婦層など多くの女性がリピーターとして定着しているという。三代目の和田州弘さんは「体と食品に関係についての健康相談にも応じています」と来店を呼びかける◆米は御調や世羅の特定の農家から仕入れる地元産のみを販売。さらに山陰でとれる新鮮な魚を直送で仕入れるなどいずれもこだわりに見せる。
まちかどピックアップ --------2007年6月1日号掲載
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尾道で本場浅草の「もんじゃ」
尾道市東新涯で、2月に昼のみの営業でプレオープン、4月22日から夜の営業も始め正式に開店したお好み焼き、鉄板焼きの「まめ」は、久保で人気のカラオケ店「豆屋」の2号店。昭和9年創業の豆菓子製造で親しまれていた「豆屋さん」の愛称を店名とした1号店に続き、2号店はさらに愛着のわく平仮名で新しいファンを獲得する◆昼はお好み焼きと日替わりランチ、夜は鉄板焼きなど居酒屋メニュー。「お好み焼き店を始めるときはこのソースで」と、巡り合った時から決めていたという稀少なソースは、爽やかな酸味が特徴で、香りも高く甘さと辛さのバランスがとれた食べ飽きない味。松永から毎日食べにくる常連もいるという◆もう一つの目玉は浅草月島で愛される本場の味を引き継いだもんじゃ焼き。基本はキャベツ、揚げ玉、桜エビで600円。各種トッピングが揃い、明太子、えび、ゲソ、もち、チーズ、ソバの入る「まめ特製スペシャルもんじゃ」は1500円◆鉄板焼きでは、若い人にはホルモン焼きも人気。肉は新鮮で上質、ズリも有名店から仕入れている。
まちかどピックアップ --------2007年6月1日号掲載
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こだわりメニューで美味しく元気に
5月24日、ジョイふなまちアーケード内にオープンしたフード・バー「グリア」。店主の瀬尾則子さんこだわりのお酒と地ぱんや発芽米を使った料理の数々を楽しむことができる◆「お腹が満ち足りると心が落ち着き、幸せな気持ちになると人への接し方も違ってきます」と瀬尾さん。午後6時~8時まで数量限定の日替わりディナー(500円)や地ぱんを使った料理、カレーやパスタなど、豊富なメニューを用意し、日本酒や焼酎などのアルコール類は有機栽培の原料を使用した酒蔵の酒を提供している。「食の大切さは難しい言葉で説明するものではなく、実際に食べてみて『美味しい』と感じることが重要。飲食を通じて、お客様に健康とやすらぎをお届けしたいですね」と瀬尾さんは話す。毎週水曜日は、幼少期に左脳の殆どを事故で失った全盲のキーボードミュージシャン、堤友彦さんのライブを行う。また、同店は盲導犬や介護犬の入店も自由◆なお同店は隣地にギャラリー「ミュゼ・ド・チアキ」を併設しており、現在は絵画と自然石を展示中。瀬尾さんは「お気軽にご来店下さい」と呼びかけている。
2007年6月1日号
『尾道の宝土寺で行われた「おのみち手しごと市」』 5月19、20日に県内各地から雑貨や食べ物など手作り品をもちよってフリーマーケットが開かれ、にぎわった。 |
■トピックス
福山市駅家町に東洋整体学院が新本部 金光社長執筆「人は蘇る!」も出版 6
(有)石田政造商店がサンライズ港町とコラボで「干しだこ」の新ラベル 10
三原の指定管理者(2)白竜湖親水公園と棲真寺キャンプ場の課題と展望 12・13
尾道青年会議所が創立50周年記念式典 チャーターメンバーら表彰 16
■スポット
企 画 宝土寺で初の「おのみち手しごと市」来場多数 6
計 画 「棋聖」本因坊秀策の生家復元 資料館や茶室備え記念館に 7
写 真 尾道の日常に焦点 なかた美術館「佐藤アキラ写真展」 19
提 案 (株)プラスアルファー福山が実用新案のおしぼり広告 21
■記事
青山商事(4)・ベッセル(5)・中国銀行(5)・尾道市倫理法人会(5)
おのみち手しごと市(6)・啓文社(7)・福山ばら祭(8)・三原バイパス(8)
尾道学園(9)・三原さつき祭り(10)・情報通信月間inおのみち(11)
オガワエコノス(14)・三原法人会(14)・三原市防火安全協(17)
中島商店・金光味噌(18)・アーテック・ツガワ(18)・岡山県貨物運送(19)
尾道ロイヤルホテル(21)・福山あしな商工会(21)・上田学園(22)
■この人に聞く 2・3
宗永泰一さん 尾道市歯科医師会会長
■この機に語れば 23
和田州弘さん 御調町商工会青年部部長
正田啓二さん 三原さつき祭り実行委員長
村上正司さん 広島経済同友会三原支部長
瀬尾則子さん グリア店主
■まちかどピックアップ 26・27
お好み焼き・鉄板焼き まめ
米・自然食品・宅急便・ペットフード 和田米穀店
フード・バー グリア
フリーアート膳所デザインルーム
■資料
赤ランプ 20
競売情報 20
ホームページの発信元(214) 「三原グルメマップ」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
栗原川異聞(83)「鹿島灘開発構想」 小林将利 15
東洋整体学院の新学院本部完成
東洋整体学院で整体士を養成しながら東洋整体蘇生術の普及に取り組む(株)東洋医研(福山市)は5月17日、福山市駅家町倉光176―2(℡084・976・5111)に学院新本部が完成したことに併せ、同蘇生術を開発した金光勝己社長が執筆した本「人は蘇る!」の出版を祝い、盛大に祝賀パーティーを開いた。
研修施設を会場に開かれたパーティーには取引先や指導を受けた整体士及び全国の主要直営店の店長ら約230人が参集、床も壁も木製という会場で温か味を重視した手作りの祝賀会が行われた。
新本部は東洋整体蘇生術を施術する直営の「健康壱番館・駅家店」と健康関連商材の通販業務を行う事務所棟、150人が収容できる研修施設棟などで構成。床、壁を温か味のある木製に統一している。
出版する「人は蘇る!」はこの6月初旬に全国の主要書店に並ぶ予定で、骨格の歪みが起こすさまざまな症状、東洋整体蘇生術の基本、整体士になるための研修システム、治療事例などこれまでの体験をまとめている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
三原バイパス中之町ランプ西部開通
三原市内の国道2号三原バイパス(新倉町―糸崎町間9・9km)のうち西の中之町ランプから東の時広ランプ間、1・6kmが完成し、5月28日正午から供用が始まった。
今回開通した区間は三原市から施工した古城通り糸崎線を経由して、国道2号の現在の道路に接続する暫定的な開通。暫定二車線。時広ランプ付近では延伸工事を続けている。
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府中産業メッセに3万人
府中市の企業が持つ技術や製品をPRするイベント「府中産業メッセ」が5月26、27日、同市土生町の市立総合体育館ウッドアリーナで開催、2日間で約3万人が訪れた。
今年で24回目となる同イベントでは、木工家具をはじめ地元企業を中心とした約70団体が館内や屋外会場で商品の展示販売を実施した。
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「本因坊秀策記念館」来秋開館
尾道市は、囲碁の館「本因坊秀策記念館」(仮称)の建設計画をまとめ、5月23日発表した。
計画によると秀策の生家跡近くで、市内因島外浦町。名称は囲碁の館「本因坊秀策記念館」とする。
敷地内に木造平屋建ての生家を復元、隣接して鉄筋コンクリート造り平屋建て416平方mの資料館を建設、秀策の生れ育った環境を当時の風景を忠実に再現する。
近く建設業者を決めて着工し、平成20年秋の開館を目指す。
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