2007年6月20日号
『尾道湯屋 つかりゃんせがオープン』 6月16日、尾道市の平原団地内にラドン含有量100マッヘ超の天然温泉が誕生。新しい観光名所として期待されている。 |
■トピックス
尾道市平原台に大型温泉施設「尾道湯屋 つかりゃんせ」が開湯 4
(株)石井表記が液晶配向膜塗布装置等2工場 太陽電池ウエハも拡大 5
真空包装機トップメーカーの(株)古川製作所が創業50周年迎える 14
尾道市文化財保護委員長寺岡昭治氏 表彰と出版記念の祝賀会盛況 26
■スポット
拡 販 (株)オキアルム事業部「犬の漢方」が神奈川のNPO公認商品に 6
人 材 (株)はっけんが蔵王支店 登録急増の主婦のマッチング推進 7
個 性 エッチングガラスを建材に サトウ・オリジナル・クラフト 8
受 賞 LEDサイン自社開発の(株)タテイシ広美社が中国地域NB特別賞 9
■記事
新光証券尾道支店(5)・丸善製薬(5)・JA尾道市(6)・タイ文化研究会(7)
アグリインダストリー(8)・府中商議所(9)・ドリームネッツ(10)
アドテックプラズマテクノロジー(10)・福山市(11)
福山ウエルディングフェスタ(11)・国民生活金融公庫尾道支店(11)
ひろしまベンチャー助成金(11)・晩照会展(12)・日東電工(13)
福山市(13)・フジグラン(15)・マナック(15)・尾道観光土産品協会(16)
尾道パイロットクラブ(16)・うずしお会(16)・備後海事(16)
尾道市(17)・尾道松江線(17)・ティ・ナ・ナ(18)・中国地域NBC(18)
三原市(18)・天満屋(26)
■この人に聞く 2・3
廣川英一さん (株)道乃湯代表取締役会長
■この機に語れば 27
寺岡昭治さん 尾道市文化財保護委員
西航太さん (株)はっけん蔵王支店支店長
古川雅章さん (株)古川製作所社長
藤田伸一さん 晩照会会長
■まちかどピックアップ 24・25
中国整体 サトー・楽々整体院
ギャラリー・カフェ ギャラリー茶房マロニエ
ひらめ・おこぜ料理 魚夢(ウォーム)
東洋整体蘇生術 健康壱番館駅家店
■資料
最近決算企業の概況 31
競売情報 19
赤ランプ 20
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ホームページの発信元(216)「ブログ王国」 25
栗原川異聞(85)「特捜動く」 小林将利 19
古川製作所が創業五十周年迎える
真空包装機トップメーカー、(株)古川製作所(本社東京、本部・広島工場=三原市沼田西町小原)は、さる6月5日から8日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「2007国際食品工業展」に主力機種を出展した。
この展示会は、国内を主に海外も含めて食品関係の包装機、食品機械などの610社が出展、最新機種を揃えて、実演も行なわれた。
同社では、横式袋詰めシール機FHF-220、高速自動袋詰シール機、自動袋詰シール機竪型袋詰真空包装機、連動真空包装機、自動真空(ガス)包装機など8機種を出展。これまでは詰め合わせる商品を人手により袋詰めしていた工程を機械化するなど機能アップした横式袋詰シール機が注目された。
同社は、昭和21年、故古川喬雄氏が食品製造で創業、32年古川式真空包装機を開発、国産初の真空包装機の製造を始めており、今年で創業50周年を迎えた。
なお、7月4日、JR福山駅前の福山ニューキャッスルホテルで創立50周年を記念して取引先や関係者を招いて懇親会を開く。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道湯屋つかりゃんせオープン
尾道市の市街地では初めてとなる大型温泉施設「尾道湯屋 つかりゃんせ」が16日、尾道バイパス平原ICから近い平原団地内の同市平原2丁目1-33にオープンした。
お湯は地下500mから汲み上げる天然温泉を使用。ミネラルを豊富に含んだラドン含有量百マッヘの温泉は西日本トップクラス。肌にも優しい弱酸性で肩こり、腰痛のほか様々な効能を表示している。
木造平屋建ての建物は古民家のイメージ。玄関、飲食スペース、通路、ボディケアコーナー、脱衣所、浴室のすべてを黒い柱と梁で統一、懐かしさを感じさせる癒しの空間を演出している。
浴室は「源泉桧風呂」(ヒノキ風呂)、「源泉浴房」(山小屋の温泉イメージ)、「灼熱房」(サウナ)などネーミングも一工夫。女性用にはジェットバス、漢方熱蒸房なども備えた。中国地方最大級の広さを誇る露天風呂は滝の演出。岩と緑と滝に木造りの部分屋根が市街地にあって人里を離れたイメージ空間を生んでいる。
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人材サービスの(株)はっけんが蔵王支店
人材派遣、紹介予定派遣など人材サービスの(株)はっけん(福山市)は1日、ゆめタウン蔵王店近くのペットショップ跡に蔵王支店を新設、開店と同時に主婦の登録が急増するなど好スタートを切った。
住宅団地も近く、交通量の多い商業地域の一画に位置し、駐車スペースを確保した郊外店。主婦層の登録に注力する。
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アドテックプラズマテクノロジーの藤井社長が最優秀起業家賞
半導体製造装置関連機器など製造販売の(株)アドテックプラズマテクノロジー(福山市)の藤井修逸社長が、日本新事業支援機関協議会が実施する新事業創出支援事業、起業家及び支援者表彰「JANBO Aawrds2006」で最優秀起業家賞を受賞した。
対象は、地域プラットフォーム事業、またはビジネスインキュベーション事業を活用して新事業を創出し、最も優れた成果を上げた起業家。(財)ひろしま産業振興機構の推薦を受けていた藤井社長は8日、東京の秋葉原コンベンションホールで開かれた表彰式で同賞を手にした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
年金が揺れたミス入力 信任ミスを防げ夏の陣
まちかどピックアップ --------2007年6月20日号掲載
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「人は 蘇る!」を実践する東洋整体蘇生術の店
東洋整体蘇生術を開発した宗家金光勝己さんがこれまでの体験や整体法の基本を本にまとめ、全国に向け「人は 蘇る!」(創芸社、税別1,200円)を出版した◆東洋整体蘇生術は病める現代人を救う奇跡の整体法として注目され、全国で養成した整体士が施術している。直営店舗だけでも約70店。このほど養成する東洋整体学院が150人が研修できる本部を新築。敷地の一部に健康壱番館駅家店を開設している◆健康壱番館は50分の施術で料金は4,200円。骨や関節のズレ、歪みを整える施術とは違い、西洋医学における解剖学と生理学に基づき、東洋医学4000年の体験医学を取り入れて健康になる要素を調整する◆駅家店では店長の松川博行さんや女性整体士が体調の様子を聞き取り、患者さんに応じた施術を行う。天井を高くしたログハウスのような店内は木の温もりがリラックス効果を生み、緊張をとぎほぐす。ベッドは3台。患者さんの体型が違っても体重のかけ具合を均一にするため、高さが変わる電動ベッド一台も備える。
まちかどピックアップ --------2007年6月20日号掲載
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「痛みから解放」感動伝えたい
腰や首の痛みから解放してくれた中国整体に感動した佐藤哲也さんが、その素晴らしさを広めたいと大阪の専門学校に入学、講師の中国人医師のもとで学んだ後、尾道新高山団地で平成15年に「サトー・楽々整体院」として開業。口コミで地元客に加え福山や因島からも来院者が増えている◆中国整体は、陰陽五行・経絡ツボ理論を基礎とし自然治癒力を高める、「手の技」で凝りや痛みを和らげる療法。凝りをしっかりと揉みほぐした後、患部とは別の場所のツボを刺激し間接的に芯部の痛みをとる遠治作用を利用し筋肉をしっかりと弛緩させ無理なく骨格の歪みを調整する。60分4,000円◆また「自分で痛みを楽にできる方法を」と考え生み出した、テニスボールを使ったツボ押しを提案する。弾性も適度で、筋肉を傷めることもないという◆年齢層は勉強やスポーツ疲れに悩む学生から80代まで幅広く「80歳のおばあちゃんでも安心な整体です」と胸を張る。年5、6回は大阪や東京のスクーリングに参加、技術向上や情報共有など常に自己研鑽を欠かさず、「夢は2号店」と意欲的に話す。
まちかどピックアップ --------2007年6月20日号掲載
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ヒラメの旨味、オコゼの甘味
香川県託間町(三豊市)で日本一のオコゼ養殖場を経営していた河原孝義さん夫婦が内海大橋を渡った田島の南側に移り、古民家を改装して開いた料理店「魚夢」。料理を担当する奥さんの民子さんは自称「日本一オコゼを食べた人間」。養殖していたおこぜは2万匹。ヒラメは50万匹。研究のため養殖もの、天然ものと毎晩のように食べてきた◆その目で厳選したヒラメとオコゼを食材に使う。「天然のオコゼは開いてがっかりする場合もあり、もう一匹使うこともあります」とこだわりを話す。ヒラメは4人で1.2kg以上を目安に使う。1kg以上でないとヒラメの味にならないからという◆ほっとする空間で壮快な海を眺めながら本当の魚の味が楽しめる。メニューは一人7,000円のコース(4名以上2日前までの予約)のみ。姿造、天ぷら、寿司、姿焼、しゃぶしゃぶ、茶椀蒸、ひらめめしなど、魚の隅々まで知りつくした人だけが造れる料理ばかり。「オコゼの骨の周りの肉は本当に甘いですよ」と民子さん。オコゼの肝の湯引きにポン酢は珍味。内海町のひじきや野草など地元感にも心を配る。