2007年6月20日号
『尾道湯屋 つかりゃんせがオープン』 6月16日、尾道市の平原団地内にラドン含有量100マッヘ超の天然温泉が誕生。新しい観光名所として期待されている。 |
■トピックス
尾道市平原台に大型温泉施設「尾道湯屋 つかりゃんせ」が開湯 4
(株)石井表記が液晶配向膜塗布装置等2工場 太陽電池ウエハも拡大 5
真空包装機トップメーカーの(株)古川製作所が創業50周年迎える 14
尾道市文化財保護委員長寺岡昭治氏 表彰と出版記念の祝賀会盛況 26
■スポット
拡 販 (株)オキアルム事業部「犬の漢方」が神奈川のNPO公認商品に 6
人 材 (株)はっけんが蔵王支店 登録急増の主婦のマッチング推進 7
個 性 エッチングガラスを建材に サトウ・オリジナル・クラフト 8
受 賞 LEDサイン自社開発の(株)タテイシ広美社が中国地域NB特別賞 9
■記事
新光証券尾道支店(5)・丸善製薬(5)・JA尾道市(6)・タイ文化研究会(7)
アグリインダストリー(8)・府中商議所(9)・ドリームネッツ(10)
アドテックプラズマテクノロジー(10)・福山市(11)
福山ウエルディングフェスタ(11)・国民生活金融公庫尾道支店(11)
ひろしまベンチャー助成金(11)・晩照会展(12)・日東電工(13)
福山市(13)・フジグラン(15)・マナック(15)・尾道観光土産品協会(16)
尾道パイロットクラブ(16)・うずしお会(16)・備後海事(16)
尾道市(17)・尾道松江線(17)・ティ・ナ・ナ(18)・中国地域NBC(18)
三原市(18)・天満屋(26)
■この人に聞く 2・3
廣川英一さん (株)道乃湯代表取締役会長
■この機に語れば 27
寺岡昭治さん 尾道市文化財保護委員
西航太さん (株)はっけん蔵王支店支店長
古川雅章さん (株)古川製作所社長
藤田伸一さん 晩照会会長
■まちかどピックアップ 24・25
中国整体 サトー・楽々整体院
ギャラリー・カフェ ギャラリー茶房マロニエ
ひらめ・おこぜ料理 魚夢(ウォーム)
東洋整体蘇生術 健康壱番館駅家店
■資料
最近決算企業の概況 31
競売情報 19
赤ランプ 20
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ホームページの発信元(216)「ブログ王国」 25
栗原川異聞(85)「特捜動く」 小林将利 19
古川製作所が創業五十周年迎える
真空包装機トップメーカー、(株)古川製作所(本社東京、本部・広島工場=三原市沼田西町小原)は、さる6月5日から8日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「2007国際食品工業展」に主力機種を出展した。
この展示会は、国内を主に海外も含めて食品関係の包装機、食品機械などの610社が出展、最新機種を揃えて、実演も行なわれた。
同社では、横式袋詰めシール機FHF-220、高速自動袋詰シール機、自動袋詰シール機竪型袋詰真空包装機、連動真空包装機、自動真空(ガス)包装機など8機種を出展。これまでは詰め合わせる商品を人手により袋詰めしていた工程を機械化するなど機能アップした横式袋詰シール機が注目された。
同社は、昭和21年、故古川喬雄氏が食品製造で創業、32年古川式真空包装機を開発、国産初の真空包装機の製造を始めており、今年で創業50周年を迎えた。
なお、7月4日、JR福山駅前の福山ニューキャッスルホテルで創立50周年を記念して取引先や関係者を招いて懇親会を開く。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道湯屋つかりゃんせオープン
尾道市の市街地では初めてとなる大型温泉施設「尾道湯屋 つかりゃんせ」が16日、尾道バイパス平原ICから近い平原団地内の同市平原2丁目1-33にオープンした。
お湯は地下500mから汲み上げる天然温泉を使用。ミネラルを豊富に含んだラドン含有量百マッヘの温泉は西日本トップクラス。肌にも優しい弱酸性で肩こり、腰痛のほか様々な効能を表示している。
木造平屋建ての建物は古民家のイメージ。玄関、飲食スペース、通路、ボディケアコーナー、脱衣所、浴室のすべてを黒い柱と梁で統一、懐かしさを感じさせる癒しの空間を演出している。
浴室は「源泉桧風呂」(ヒノキ風呂)、「源泉浴房」(山小屋の温泉イメージ)、「灼熱房」(サウナ)などネーミングも一工夫。女性用にはジェットバス、漢方熱蒸房なども備えた。中国地方最大級の広さを誇る露天風呂は滝の演出。岩と緑と滝に木造りの部分屋根が市街地にあって人里を離れたイメージ空間を生んでいる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
人材サービスの(株)はっけんが蔵王支店
人材派遣、紹介予定派遣など人材サービスの(株)はっけん(福山市)は1日、ゆめタウン蔵王店近くのペットショップ跡に蔵王支店を新設、開店と同時に主婦の登録が急増するなど好スタートを切った。
住宅団地も近く、交通量の多い商業地域の一画に位置し、駐車スペースを確保した郊外店。主婦層の登録に注力する。
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アドテックプラズマテクノロジーの藤井社長が最優秀起業家賞
半導体製造装置関連機器など製造販売の(株)アドテックプラズマテクノロジー(福山市)の藤井修逸社長が、日本新事業支援機関協議会が実施する新事業創出支援事業、起業家及び支援者表彰「JANBO Aawrds2006」で最優秀起業家賞を受賞した。
対象は、地域プラットフォーム事業、またはビジネスインキュベーション事業を活用して新事業を創出し、最も優れた成果を上げた起業家。(財)ひろしま産業振興機構の推薦を受けていた藤井社長は8日、東京の秋葉原コンベンションホールで開かれた表彰式で同賞を手にした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
年金が揺れたミス入力 信任ミスを防げ夏の陣
まちかどピックアップ --------2007年6月20日号掲載
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「人は 蘇る!」を実践する東洋整体蘇生術の店
東洋整体蘇生術を開発した宗家金光勝己さんがこれまでの体験や整体法の基本を本にまとめ、全国に向け「人は 蘇る!」(創芸社、税別1,200円)を出版した◆東洋整体蘇生術は病める現代人を救う奇跡の整体法として注目され、全国で養成した整体士が施術している。直営店舗だけでも約70店。このほど養成する東洋整体学院が150人が研修できる本部を新築。敷地の一部に健康壱番館駅家店を開設している◆健康壱番館は50分の施術で料金は4,200円。骨や関節のズレ、歪みを整える施術とは違い、西洋医学における解剖学と生理学に基づき、東洋医学4000年の体験医学を取り入れて健康になる要素を調整する◆駅家店では店長の松川博行さんや女性整体士が体調の様子を聞き取り、患者さんに応じた施術を行う。天井を高くしたログハウスのような店内は木の温もりがリラックス効果を生み、緊張をとぎほぐす。ベッドは3台。患者さんの体型が違っても体重のかけ具合を均一にするため、高さが変わる電動ベッド一台も備える。
まちかどピックアップ --------2007年6月20日号掲載
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「痛みから解放」感動伝えたい
腰や首の痛みから解放してくれた中国整体に感動した佐藤哲也さんが、その素晴らしさを広めたいと大阪の専門学校に入学、講師の中国人医師のもとで学んだ後、尾道新高山団地で平成15年に「サトー・楽々整体院」として開業。口コミで地元客に加え福山や因島からも来院者が増えている◆中国整体は、陰陽五行・経絡ツボ理論を基礎とし自然治癒力を高める、「手の技」で凝りや痛みを和らげる療法。凝りをしっかりと揉みほぐした後、患部とは別の場所のツボを刺激し間接的に芯部の痛みをとる遠治作用を利用し筋肉をしっかりと弛緩させ無理なく骨格の歪みを調整する。60分4,000円◆また「自分で痛みを楽にできる方法を」と考え生み出した、テニスボールを使ったツボ押しを提案する。弾性も適度で、筋肉を傷めることもないという◆年齢層は勉強やスポーツ疲れに悩む学生から80代まで幅広く「80歳のおばあちゃんでも安心な整体です」と胸を張る。年5、6回は大阪や東京のスクーリングに参加、技術向上や情報共有など常に自己研鑽を欠かさず、「夢は2号店」と意欲的に話す。
まちかどピックアップ --------2007年6月20日号掲載
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ヒラメの旨味、オコゼの甘味
香川県託間町(三豊市)で日本一のオコゼ養殖場を経営していた河原孝義さん夫婦が内海大橋を渡った田島の南側に移り、古民家を改装して開いた料理店「魚夢」。料理を担当する奥さんの民子さんは自称「日本一オコゼを食べた人間」。養殖していたおこぜは2万匹。ヒラメは50万匹。研究のため養殖もの、天然ものと毎晩のように食べてきた◆その目で厳選したヒラメとオコゼを食材に使う。「天然のオコゼは開いてがっかりする場合もあり、もう一匹使うこともあります」とこだわりを話す。ヒラメは4人で1.2kg以上を目安に使う。1kg以上でないとヒラメの味にならないからという◆ほっとする空間で壮快な海を眺めながら本当の魚の味が楽しめる。メニューは一人7,000円のコース(4名以上2日前までの予約)のみ。姿造、天ぷら、寿司、姿焼、しゃぶしゃぶ、茶椀蒸、ひらめめしなど、魚の隅々まで知りつくした人だけが造れる料理ばかり。「オコゼの骨の周りの肉は本当に甘いですよ」と民子さん。オコゼの肝の湯引きにポン酢は珍味。内海町のひじきや野草など地元感にも心を配る。
まちかどピックアップ --------2007年6月10日号掲載
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御調の魅力 もちを通して広く発信
地元御調産のもち米を原料とした「現賀餅(げんかもち)」が道の駅クロスロードみつぎなどで好評のみつぎフーズ。もち米を使った商品を店内でも直売しており、閉店間際に「道の駅に行ったら売り切れていた」と飛び込んでくるお客さんもいる◆風味の強いもち米は自分の田で耕作し、赤飯やおこわも好評。2haの田んぼで栽培する古代米も健康志向の高まりからリピーターが多い。「柿の葉茶」は、柿の葉にスギナとドクダミ、さらにもち麦を混ぜ、麦茶風の香ばしい風味を加えた人気の健康茶◆同社は、広島市中区本通りにある県内特産品のアンテナショップ「ひろしま夢ぷらざ」にもオープン当時から出品。コンスタントに売れるヒット商品として御調の魅力を発信している。尾道との合併前から市内で開かれるグルメイベントにも積極的に出店し、知名度を高めてきた◆代表の源田さんは「御調は、お祭りごとやお祝いなど昔からの風習も色濃く残るまち。お餅のご注文も多くいただきます」と伝統を大切にする土地柄、人柄に感謝を話す。
まちかどピックアップ --------2007年6月10日号掲載
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パノラマ楽しめるキャンプ場
標高約400mから遠くは四国連山、瀬戸内海、近くは広島空港を望めるパノラマの風景が広がる三原市棲真寺山オートキャンプ場。文字通り自然に囲まれた環境の良さから、多くのリピーターを獲得している◆ケビンは5人用で5棟を配置。和洋室とキッチン、トイレ、冷暖房、冷蔵庫とフル装備で、宿泊利用は1棟10,000円、昼間利用は3,000円、時間延長は1時間につき1,000円。テントサイトは9区画で同5,000円、2,000円、500円。水道、流し台、野外炉、AC電源付き。有料レンタル品も6人用テント、テントマット、タープ、シュラフ、飯ごう、食器セット、バーベキューセット、テーブルセット、ランタンが揃う。管理棟にはコインシャワー室や洗濯機も備えている◆椋梨ダム、果実の森公園、道の駅「よがんす白竜」、小早川氏ゆかりの古刹である棲真寺、三原市サイクリングターミナルなど大和町の観光スポットをめぐるのに最適な拠点施設の一つ。久井の岩海や世羅の農園にも近く、連休を利用してあちこちを回るための宿泊施設として活用する利用客も増えている。
まちかどピックアップ --------2007年6月10日号掲載
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尾道らしい空間にキラリと光るガラス工芸
尾道市土堂の本通り商店街に4月末オープンしたガラス工芸品のギャラリー「Bottega」(ボッテガ、イタリア語で工房の意)。大正時代に建築された旧商家の二階にあり、二階に上がる木製の階段、目の前に現れる木製の窓枠など大正ロマンを彷彿とさせる。そんな空間にキラリと光るガラス工芸品がよく似合う◆市内木ノ庄町に工房を構えるガラス工芸家中川智晶さんが命を吹き込んだ作品約150点が並ぶ。一階にはステンドグラスの教室スペースも確保した。市の花さくらを題材に花びらを散りばめた「尾道さくらガラス」も中川さんの作品。透明ガラスにピンクのガラスを挟む技法で淡い花びらを表現している◆またパステルカラー風ながら味わい深い色のソーサーや花入れ、電気スタンドなど床の間などに飾っておきたい芸術作品も多い◆姫路市生まれの中川さんは大阪芸術大学在学中に本場ベネチアなどで研修、今でこそガラス工芸のまちとして知られる北海道小樽市だが、最初の工房立ち上げからかかわった。縁あって尾道を活動の場に選び、夢を広げている。
2007年6月10日号
『尾道の中屋菓寮で「足球絵師」肥塚正展を開催』 6月28日まで'05年世界のイラストレーター200人に選ばれている尾道出身の肥塚正さん(写真)の作品を初展示。 |
■トピックス
(株)いしいが東京の健康食宅配ベンチャーに高温高圧調理の冷蔵食 4
府中家具工業協働組合が3度目のJAPANブランド育成事業採択 5
レーザー加工などの大栄熔接(有)がテクノ団地に新工場建設し移転 6
船価高水準とコスト削減で内海造船(株)が大幅増益 受注残も3年分 7
■スポット
開 発 和布工房くりじんが格子状デザインの天然木バッグ 8
記 念 三原JCが創立45周年で島田洋七さん講演会 10
教 育 笠岡諸島で長期キャンプ「桃太郎の田舎へ泊まろう」 14
総 会 尾道法人会新会長に(株)啓文社の手塚弘三会長 17
■記事
尾道LC(4)・日暮彰文氏(5)・中屋菓寮(6)・天満屋(8)・尾道市議会(9)
オガワエコノス(10)・三原産学官交流セミナー(11)・三原シティカレッジ(11)
福山Tシャツコンテスト(13)・三原市(13)・里山deアート展(12)・三原市(15)
早期転換・再挑戦支援窓口(15)・内外ニュース尾道懇談会(16)
おのみちフィルムコミッション(17)・瀬戸内海宇治島C(18)
駅家町・加茂町商工会(18)・鞆町家エイド(21)・オカダ(22)・
コーコス信岡(22)・福山商議所(22)・尾道東RC(22)・
■この人に聞く 2・3
森藤明さん DRAGON GYM 館長
■この機に語れば 23
鍜治川明己さん 尾道商工会議所女性会会長
源田敏雄さん みつぎフーズ代表
佐藤充美さん 尾道みなと祭常任委員長
講崎健一さん 三原JC45周年実行委員会記念事業部部会長
■まちかどピックアップ 26・27
尾道ガラス工房ギャラリー Bottega
整体 井上腰痛道場・尾道店
オートキャンプ場 三原市棲真寺山オートキャンプ場
もち・農産物加工品 みつぎフーズ
■資料
県下金融経済状況(5月) 日銀広島支店 21
最近決算企業の概況 30
競売情報 18
赤ランプ 20
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ハイテク最前線(318)
「新生!総合技術研究所・東部工業技術センター 」9
ホームページの発信元(215)「Invest in Hiroshima」 25
映画館に恋をして(10)「映画の街に育つ」
河本清順 NPOシネマ尾道代表理事 13
それいけ!みはら応援団(5)「マンネリ特効薬」
三原市職員自主研究グループ 15
栗原川異聞(84)「決別」小林将利 19
テクノ団地に大栄溶接(有)が新工場
レーザー加工、機械組み立ての大栄溶接(有)(福山市)は福山市箕島町のテクノ工業団地内に建設していた新工場が完成、五月十日に本社を移転した。
同社は先行取得していた敷地に、延べ床面積約千四百平方mの鉄骨造り一部二階建て工場及び事務所棟を新築、既存設備を移設したほか組立作業のスペースを大幅に広げた。
設備の主力はNCレーザー切断機。曲げ加工、歪み補正、仕上げ加工を行った部品や溶接ロボットで組み立てた部品を納めることが多かったが、組み立て作業のスペースを確保することで、要望の多かった機械設備の完成部品をより多く受注することが可能になった。(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(株)いしいが東京へ健康料理出荷開始
事業所向け宅配弁当・食堂給食受託運営の(株)いしい(尾道市)は調理済み健康料理を宅配する東京の会社と提携、尾道流通団地内にあるHACCP対応の最新鋭工場で高温高圧真空調理した商品の出荷を始めた。
提携したベンチャー企業は現代人に多いメタボリックシンドロームや糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病予防を気にかける人や退院した人のために、カタログから選んだ料理メニューを宅配で取り寄せることで実現できるシステムを事業化。カロリー制限食や低たんぱく・低塩分食、二百カロリー以下に抑えたダイエット食のカテゴリー別に一食六百円台から九百円前後までの調理済みメニューを調理例写真のカタログに掲載、全国どこでも宅配する。
いしいはそのうち冷蔵食を引き受け、肉じゃが、酢豚、白身魚の甘酢煮、さんまの蒲焼き、ロールキャベツなど約三十五種のメニューを商品パッケージとして出荷している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
駅家町・加茂町商工会が合併促進協設置
福山市内の北部に位置する、駅家町商工会(福山市駅家町)と加茂町商工会(同市加茂町)は、平成二十一年四月一日の合併を決め、さる五月十九日に駅家町商工会、二十二日には加茂町商工会が開いた通常総代会で、合併について基本的な考え方や合併についての協議の経過についてそれぞれ報告を行なった。
今後は、両会で合併促進協議会を立ち上げ、具体的な協議を始める予定。なお、合併の方式は新設方式で、本部は駅家町商工会に置き、加茂町商工会は支部とする。
合併後の新名称、役員構成は今後の促進協で決める。六月十九日に第一回目の協議を開く。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
島田洋七さん迎え三原JCが45周年記念講演会
(社)三原青年会議所は六月二十五日午後七時から三原リージョンプラザを会場に、創立四十五周年記念事業として、タレントで作家活動も行い波乱万丈の人生が大きな笑いを感動を呼んでいる島田洋七さんを講師に迎え「笑顔が未来を引き拓く」をテーマに講演会を開く。
島田洋七さんは広島市東区出身。一九八〇年代の漫才ブームで人気を獲得したが、少年期は常に心に不安を抱えてを過ごした。希望を持ち明るい心で困難を乗り越えてきた経験を題材とした自伝的小説「佐賀のがばいばあちゃん」は今年四月でシリーズ計四百万部と大ヒット、映画も国内外で高い評価を受け、DVD化に続き舞台劇になることも決まった。全国で行われている講演会では、波乱万丈の人生を巧みな話術で語り会場を沸かせており、大入りが続いている。
三原JCは一九六二年、尾道JCがスポンサーとなり創立、一九七六年に社団法人化した。スローガンは昨年に続き今年も「誇想 創力(こそう そうりょく)」とし、社会開発活動に力を尽くしている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
「足球絵師」肥塚正展 長江口から挑戦する世界
まちかどピックアップ --------2007年6月1日号掲載
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健康志向に応え自然食品多彩に
戦後に米穀販売で創業、現在は宅急便・ペットフードに加え、自然食品の販売に力を入れている御調町の和田米穀店。店舗は商店街内で御調川の近くに位置し、昔ながらの懐かしい外観。しかし仕入先は尾道の純正食品マルシマなど厳選した自然食品メーカーの商品に絞り、有機農法による原料を使った商品や無添加など健康志向の高まりに応える付加価値の高い自然食品をバラエティ豊かに並べている◆醤油や味噌などの調味料はもちろん、各種乾物、国産丸大豆100%で濃い風味が人気の豆腐、高野山ゴマ豆腐、天然酵母を使ったパン、ドリンク類など充実の品揃え。特に売れ筋が良いのは無農薬原料を使用したこだわりの醤油で、通常の醤油より割高だが、健康への意識の高い主婦層など多くの女性がリピーターとして定着しているという。三代目の和田州弘さんは「体と食品に関係についての健康相談にも応じています」と来店を呼びかける◆米は御調や世羅の特定の農家から仕入れる地元産のみを販売。さらに山陰でとれる新鮮な魚を直送で仕入れるなどいずれもこだわりに見せる。
まちかどピックアップ --------2007年6月1日号掲載
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尾道で本場浅草の「もんじゃ」
尾道市東新涯で、2月に昼のみの営業でプレオープン、4月22日から夜の営業も始め正式に開店したお好み焼き、鉄板焼きの「まめ」は、久保で人気のカラオケ店「豆屋」の2号店。昭和9年創業の豆菓子製造で親しまれていた「豆屋さん」の愛称を店名とした1号店に続き、2号店はさらに愛着のわく平仮名で新しいファンを獲得する◆昼はお好み焼きと日替わりランチ、夜は鉄板焼きなど居酒屋メニュー。「お好み焼き店を始めるときはこのソースで」と、巡り合った時から決めていたという稀少なソースは、爽やかな酸味が特徴で、香りも高く甘さと辛さのバランスがとれた食べ飽きない味。松永から毎日食べにくる常連もいるという◆もう一つの目玉は浅草月島で愛される本場の味を引き継いだもんじゃ焼き。基本はキャベツ、揚げ玉、桜エビで600円。各種トッピングが揃い、明太子、えび、ゲソ、もち、チーズ、ソバの入る「まめ特製スペシャルもんじゃ」は1500円◆鉄板焼きでは、若い人にはホルモン焼きも人気。肉は新鮮で上質、ズリも有名店から仕入れている。
まちかどピックアップ --------2007年6月1日号掲載
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こだわりメニューで美味しく元気に
5月24日、ジョイふなまちアーケード内にオープンしたフード・バー「グリア」。店主の瀬尾則子さんこだわりのお酒と地ぱんや発芽米を使った料理の数々を楽しむことができる◆「お腹が満ち足りると心が落ち着き、幸せな気持ちになると人への接し方も違ってきます」と瀬尾さん。午後6時~8時まで数量限定の日替わりディナー(500円)や地ぱんを使った料理、カレーやパスタなど、豊富なメニューを用意し、日本酒や焼酎などのアルコール類は有機栽培の原料を使用した酒蔵の酒を提供している。「食の大切さは難しい言葉で説明するものではなく、実際に食べてみて『美味しい』と感じることが重要。飲食を通じて、お客様に健康とやすらぎをお届けしたいですね」と瀬尾さんは話す。毎週水曜日は、幼少期に左脳の殆どを事故で失った全盲のキーボードミュージシャン、堤友彦さんのライブを行う。また、同店は盲導犬や介護犬の入店も自由◆なお同店は隣地にギャラリー「ミュゼ・ド・チアキ」を併設しており、現在は絵画と自然石を展示中。瀬尾さんは「お気軽にご来店下さい」と呼びかけている。
2007年6月1日号
『尾道の宝土寺で行われた「おのみち手しごと市」』 5月19、20日に県内各地から雑貨や食べ物など手作り品をもちよってフリーマーケットが開かれ、にぎわった。 |
■トピックス
福山市駅家町に東洋整体学院が新本部 金光社長執筆「人は蘇る!」も出版 6
(有)石田政造商店がサンライズ港町とコラボで「干しだこ」の新ラベル 10
三原の指定管理者(2)白竜湖親水公園と棲真寺キャンプ場の課題と展望 12・13
尾道青年会議所が創立50周年記念式典 チャーターメンバーら表彰 16
■スポット
企 画 宝土寺で初の「おのみち手しごと市」来場多数 6
計 画 「棋聖」本因坊秀策の生家復元 資料館や茶室備え記念館に 7
写 真 尾道の日常に焦点 なかた美術館「佐藤アキラ写真展」 19
提 案 (株)プラスアルファー福山が実用新案のおしぼり広告 21
■記事
青山商事(4)・ベッセル(5)・中国銀行(5)・尾道市倫理法人会(5)
おのみち手しごと市(6)・啓文社(7)・福山ばら祭(8)・三原バイパス(8)
尾道学園(9)・三原さつき祭り(10)・情報通信月間inおのみち(11)
オガワエコノス(14)・三原法人会(14)・三原市防火安全協(17)
中島商店・金光味噌(18)・アーテック・ツガワ(18)・岡山県貨物運送(19)
尾道ロイヤルホテル(21)・福山あしな商工会(21)・上田学園(22)
■この人に聞く 2・3
宗永泰一さん 尾道市歯科医師会会長
■この機に語れば 23
和田州弘さん 御調町商工会青年部部長
正田啓二さん 三原さつき祭り実行委員長
村上正司さん 広島経済同友会三原支部長
瀬尾則子さん グリア店主
■まちかどピックアップ 26・27
お好み焼き・鉄板焼き まめ
米・自然食品・宅急便・ペットフード 和田米穀店
フード・バー グリア
フリーアート膳所デザインルーム
■資料
赤ランプ 20
競売情報 20
ホームページの発信元(214) 「三原グルメマップ」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
栗原川異聞(83)「鹿島灘開発構想」 小林将利 15
東洋整体学院の新学院本部完成
東洋整体学院で整体士を養成しながら東洋整体蘇生術の普及に取り組む(株)東洋医研(福山市)は5月17日、福山市駅家町倉光176―2(℡084・976・5111)に学院新本部が完成したことに併せ、同蘇生術を開発した金光勝己社長が執筆した本「人は蘇る!」の出版を祝い、盛大に祝賀パーティーを開いた。
研修施設を会場に開かれたパーティーには取引先や指導を受けた整体士及び全国の主要直営店の店長ら約230人が参集、床も壁も木製という会場で温か味を重視した手作りの祝賀会が行われた。
新本部は東洋整体蘇生術を施術する直営の「健康壱番館・駅家店」と健康関連商材の通販業務を行う事務所棟、150人が収容できる研修施設棟などで構成。床、壁を温か味のある木製に統一している。
出版する「人は蘇る!」はこの6月初旬に全国の主要書店に並ぶ予定で、骨格の歪みが起こすさまざまな症状、東洋整体蘇生術の基本、整体士になるための研修システム、治療事例などこれまでの体験をまとめている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
三原バイパス中之町ランプ西部開通
三原市内の国道2号三原バイパス(新倉町―糸崎町間9・9km)のうち西の中之町ランプから東の時広ランプ間、1・6kmが完成し、5月28日正午から供用が始まった。
今回開通した区間は三原市から施工した古城通り糸崎線を経由して、国道2号の現在の道路に接続する暫定的な開通。暫定二車線。時広ランプ付近では延伸工事を続けている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
府中産業メッセに3万人
府中市の企業が持つ技術や製品をPRするイベント「府中産業メッセ」が5月26、27日、同市土生町の市立総合体育館ウッドアリーナで開催、2日間で約3万人が訪れた。
今年で24回目となる同イベントでは、木工家具をはじめ地元企業を中心とした約70団体が館内や屋外会場で商品の展示販売を実施した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
「本因坊秀策記念館」来秋開館
尾道市は、囲碁の館「本因坊秀策記念館」(仮称)の建設計画をまとめ、5月23日発表した。
計画によると秀策の生家跡近くで、市内因島外浦町。名称は囲碁の館「本因坊秀策記念館」とする。
敷地内に木造平屋建ての生家を復元、隣接して鉄筋コンクリート造り平屋建て416平方mの資料館を建設、秀策の生れ育った環境を当時の風景を忠実に再現する。
近く建設業者を決めて着工し、平成20年秋の開館を目指す。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
JC活動50年だからこそ 安心・安全は隣人愛から