2007年7月20日号
『第50回芦辺七夕展の入賞者表彰式』 約7,000点が集まり、審査後、ウエスギリボン店に13日から展示。最終日の16日に県民文化センターふくやまで表彰式を行った。 |
■トピックス
教育特区認可で尾道市に不登校の受け皿校が来春開学 4
(株)協和機設が広島にナノバブル体感できるショールーム2施設 6
(株)醉心山根本店が現店舗活かし改築 落成記念純米大吟醸発売 7
設備拡充の因島鉄工業団地 月産9000t記録し業績過去最高見込む 10
■スポット
周 年 早稲田大学グリークラブが100周年で尾道演奏会 4
成 長 府中法人会が社団化30周年 加入率は県内首位・全国5位 5
新 設 (株)糸崎倉庫が福山で屋内外のトランクルーム展開 6
体 験 日比崎中2年生が職場体験 当社記者として水祭り取材 8
■記事
ウエスギ(5)・オーユーシステム(9)・新光証券尾道支店(9)
広島国税局人事(10)・大黒天物産(11)・おのみち住吉花火まつり(11)
福山市ぶどう生産販売組合(20)
■この人に聞く 2・3
横山正志さん 尾道市倫理法人会会長
■この機に語れば 27
上本佳風さん 芦辺書苑七夕展担当総務
三宅敬一さん 学校法人尾道学園理事長
小林慎一さん 帝人(株)三原事業所長
平野裕輔さん 三原やっさ祭り実行委員長
■まちかどピックアップ 24・25
呉服 辻呉服店
ビジネスホテル ホテル トーダイ
親子体験教室 趣味の教室ハル
土産品・喫茶 ゆーゆー
■資料
最近決算の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(219) 「尾道市商店街連合会」 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
人財・人材・人在・人罪(52) シジアス・アイ 田辺敏幸 9
栗原川異聞(88)「神風また吹く」 小林将利 14
あれ?もしかしてメタボリック!?(2)「運動療法について」
小園内科・循環器科 医師 小園亮次 21
尾道市に教育特区で不登校の受け皿校
尾道市は国に申請していた「市人間教育特区」が認定されたことから4日、株式会社による主に不登校や中途退学者を対象にした広域通信制・単位制高校の計画を明らかにし、来年4月開校へ動き出した。株式会社による通信制高校は中国地方初となる。
計画では兵庫県などで不登校生徒を対象にした塾「リバースアカデミー師友塾」(大越俊夫塾長)を経営する(株)オーアイシーの子会社(株)文学の館が、同市東久保町にあるおのみち生涯学習センター(元筒湯小学校)の4階5教室などを有償で借り受け、また向島町立花に自社所有する旧保養所を宿泊施設として全国の不登校の生徒や中途退学者を通信教育と年1回の集中スクーリング(5泊6日)で受け入れる。全国から生徒を募集し、定員は600人。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください
(株)協和機設が広島にナノバブル展示場
ナノバブル生成装置製造販売の(株)協和機設(福山市)は7月14日、広島市の国道54号線沿いの好立地にナノバブル生成装置「バヴィタス」の展示場をオープンさせた。ナノバブル温浴やフットバスなど活用イメージを提案し、知名度向上を目指す。
ナノバブルとは数百ナノm以下の気泡。界面活性作用による肌の洗浄、生理活性作用、温熱作用やブラウン運動によるマッサージ効果などの長時間維持、さらに同社の生成装置では流用気体を替えることによる酸素ナノバブル温浴、炭酸ガス温浴などの用途変更も可能で、温浴施設への活用に向く機能も多く持つ。
展示場「アクアハウス」(広島市安佐南区西原4-34-36)と「原自然館」(同4-37-34)を開設した。
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(株)醉心山根本店が3m南に移動完了
酒造業の(株)醉心山根本店(三原市)は本社社屋を特殊な工法「曳き家工法」でほぼ現存のまま移動させる改築工事を終えて営業を再開すると同時に、限定生産した記念の日本酒を発売した。
三原の春の風物詩として定着しているお祭り「神明市」のメーンの通りに位置する同社では昨年、面している市道の拡幅工事を受け、築約100年の木造社屋を建替える計画を進めていた。しかし周辺住民から風情が消えるのを惜しむ声が相次いだことから、社屋をほぼ保存したまま移動させることを決めた。昨年11月、採用した曳き家工法で南に3m移動。庭の工事を残すのみとなった。
また発売した記念の日本酒は、県内の酒米「千本錦」を100%使った贅沢な純米大吟醸。社屋をデザインしたオリジナルラベルを付け、500ml入りで販売している。
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ウエスギ(株)がちょこはぴガーデン開設
ウエスギ(株)(福山市)は7月26日から29日まで、ウエスギリボン店5階で「ちょこはぴガーデン」オープニングイベントを開催する。
同ガーデンは同社が福山を拠点にする創作活動応援サイト「ちょこはぴ倶楽部」開設一周年を記念して期間限定で開設する手づくり作品の展示、販売、交流コーナー。8月1日から10月8日までの期間(火・木曜日休み)、ガーデニングを施し、ちょっとしたカフェも準備、午前11時から午後5時まで営業する。
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こぼれ話―タイトル
日本を変える地域力 尾道市人間教育特区
まちかどピックアップ --------2007年7月20日号掲載
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長期出張者に抜群のリピート率
「灯台は、リラックススペースを照らす道しるべ」。そんなアットホームなおもてなしの心と「清潔・安心・低価格」で高いリピート率を誇っているビジネスホテルが「ホテルトーダイ」。ホームページ(アドレス=http://www9.plala.or.jp/TODAI/)では予約状況の確認もできる◆JR三原駅南口から東方面に徒歩4分、買物に便利な大型ショッピングセンターのジャスコ三原店には徒歩1分の好立地。三原市内への出張や研修などの長期滞在時など特に旅なれた人からの人気が高いという。部屋のインテリアはシンプルで、現在の利用料金はシングルAが一泊4,500円、同Bが5,200円、ダブル7,300円、ツイン9,000円でいずれも税・サ込み。現金払いならポイントカードを登録日に即日発行しており、10泊の利用で1泊分の宿泊料金が無料となる。ほかにもポイントカードを提示すればシングルBが5,000円で宿泊できたり、学生対象の割引サービスなど特典も豊富。また1食200円のシンプルな朝食も好評◆1階に設置してある長期滞在者に便利な大型コインランドリーは、地元の利用も多い。
まちかどピックアップ --------2007年7月20日号掲載
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誠心誠意をモットーに任せて安心の店づくり
昭和元年の創業。といっても創業地は台湾の彰化市。現在の店主辻力夫さんの祖母辻ウメさんが呉服の商いを始めた。戦後、父親の辻幸七さんが現在地で再スタートを切り、昭和55年から力夫さんが三代目として引き継いだ◆呉服は女性が客筋。奥さんの和見さんがそれぞれの家の事情を頭に入れてアドバイス。要望に応じて柄を選び、仕立てる。娘さんがいる家にとっては、お茶事が多い尾道の事情なども頭に入れて相談に乗るため、任せて安心というお客さんが多い。呉服の適正価格は見えにくいため、信用が一番。「誠心誠意」をモットーに夫婦で地域の呉服需要に応えてきた◆主に京都、岡山の一流品を扱い、呉服のほか小物、バッグ、宝飾を揃える。気軽に店に入ってもらえるよう、見て楽しめる商品を店頭に並べる◆2年ほど前には昔使っていた5つ玉のソロバン大小10種を店頭に展示、珍しさが話題になった。今年6月まで尾道交通安全協会会長として子どもたちの安全指導にも尽力した力夫さん。地域ボランティアとしても活躍している。