2007年8月10日号
『創設100周年の早稲田大学グリークラブが尾道演奏会』 早稲田大学尾道稲門会の招きで8月4日、しまなみ交流館で開催。地元ママさんコーラスの「コールあい・向島」の賛助出演。 |
■トピックス
なかた美術館が10周年を記念 素朴派の巨匠「ボーシャン展」 4
OJG尾道自動車学校会長に亀田良一前尾道市長 安全講習に注力 5
ヤスハラケミカル㈱が拠点工場整備 8月から精留プラント稼働 6
タカハシ自動車関連の東神観光バス尾道営業所が観光バススタート 12
■スポット
給 食 割り箸ゼロへ(有)素財食品がマイ箸使用提案に手応え 10
講 座 福山中央LC40周年で子育てワークショップと映画上映会 11
下 落 広島県東部の路線価下落続く 全国平均は上昇 15
発 行 プレコ技研工業㈱が広島銀行受託で私募債5千万円 30
■記事
国民生活金融公庫(5)・小堀建設(8)・府中商議所(8)
県立東部工業技術C(8)・福山木鶏クラブ(9)・福山商議所(9)
尾道商議所(10)・因島空襲犠牲者慰霊祭(15)・新税務署長紹介(16)
本州四国連絡高速道路(21)・東洋大学校友会(21)・ローツェ(21)
■この人に聞く 2・3
福万建策さん ぎんがの郷小学校開校準備室長
■この機に語れば 23
倉谷宏子さん (有)素財食品社長
高橋憲臣さん 東神観光バス㈱尾道営業所長
岡崎千春さん セルフステーション東尾道所長
小池富英さん (有)石田政造商店企画営業
■まちかどピックアップ 26・27
イタリア料理 イタリ庵 西山亭
手づくり作品展示・カフェ ちょこはぴガーデン
乾物卸 (有)石田政造商店
貸しトランクルーム イトソートランク
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元
「団塊世代支援・UJIターン支援総合サイト」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
映画館に恋をして(12)「陽のあたる場所」
NPOシネマ尾道代表理事 河本清順 12
あれ?もしかしてメタボリック!?(4)
「メタボリック症候群―高血圧のこわさ」
小園内科・循環器科 小園亮次 22
それいけ!みはら応援団(7)「ぶちええみはらクラブ」
三原市職員自主研究グループ 13
栗原川異聞(90)「日本カントリークラブ」 14
なかた美術館が10周年記念の「ボーシャン展」開催
尾道市のなかた美術館で開館10周年を記念した「ボーシャン展」が開催されている。9月2日まで。
フランス・ロワール地方生まれのアンドレ・ボーシャン(1873―1958)は、ヨーロッパで注目された素朴派の巨匠。
なかた美術館は平成9年2月、船舶塗装・船舶各種装置製造、海運事業の(株)ナカタ・マックコーポレーションの新本社ビル完成とともに同ビル内にレストラン「ロセアン」と併せて誕生。同社を創業し、尾道商工会議所会頭も務めた故・中田貞雄氏が集めたポール・アイズピリのコレクションや中川一政、伊藤清永らが描いた尾道風景、林武、梅原龍三郎、デュフィーらのばら、ピカソ、ルオー、ルノアール、ユトリロ、サンローランなど巨匠の作品を収蔵。常設展と一画の小林和作記念室を中心に通常は展示し、平成14年2月から企画展を始めている。
開催中の「ボーシャン展」入館料は一般800円、中・高・大学生500円。開館時間は午前9時から午後5時30分(入館は5時)まで。月曜日休館。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
東神観光バス(株)尾道営業所の観光バス事業スタート
自動車販売、修理の(有)タカハシ自動車サービス(尾道市)を経営する高橋憲臣社長が尾道営業所長を務める東神観光バス(株)(本社愛知県)はこのほど、貸切バス事業の認可が下り、この7月から観光バス事業をスタートさせた。
昨年11月から日東電工尾道事業所向けに送迎バスの運行をスタートさせており、既に大型バス10台、中型バスと小型バスを各1台の合計12台を所有する。うち中型と小型の2台はリクライニングシートやテレビなど設備面、デザイン面も観光バス仕様となっている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
ヤスハラケミカル福山第2期工事が完成
ヤスハラケミカル(株)(府中市)は福山工場(福山市)に建設を進めていた第2期工事が6月に完成、7月から試運転を始めて8月から本格稼働する。
第2期工事では精留設備の建設を急いでいたもので、輸入されるリモネンやガム油の不純物を取り除いてより純度の高い原料に精製する装置で、3塔の精留塔を主にタンクやパイプ類等のプラント設備を完成した。
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ユーホー福山店を新築オープン
ホームセンター「ユーホー」を展開する(株)ユーホー(福山市)は福山店の全面改築計画がまとまり、8月中旬に建設工事に着工する。
福山店は福山市奈良津町2丁目の国道313号沿いで、昭和54年12月13日オープンした同社の1号店、開店28年目。店舗、
新店舗は同所の隣接地を買収して拡大。新店舗は12月3日オープンを計画しているが、11月下旬の開店も見込める。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
聴衆の心に響いた合唱 選挙のための選挙では
まちかどピックアップ --------2007年8月10日号掲載
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市民参画の名物で三原をPR
嘉永元(1847)年に創業、今年で160年を迎え、三原市内では最も古い老舗として知られる乾物卸の?石田政造商店は、干しダコの新ラベルに市民が描いた絵手紙を採用した。地元を巻き込む特産品作りで、「タコの三原」を強くPRしていく◆協力したのは、毎月第一土曜部に地元活性化イベント「さんさん土曜市」を行っている帝人通商店街にある中核施設、ケアハウス「サンライズ港町」の入所者。普段絵手紙教室を楽しむメンバーに、タコをモチーフとして思い思いに和絵の具で描いてもらった25種類が新しいラベルとなった。8月4日に開かれた「さんさん土曜市」に同社も初めて出店し、新しいラベルの干しダコを市民に披露。ラベルを手がけた入所者も大いに喜び、またバラエティ豊かなタコの表情が「どのタコを買おうか?」と来場者の目を楽しませていた◆市内のジャスコやフジグランなどで販売されており、小売価格は100g入り525円。酒の肴としてあぶって食べたり、手軽に作れるタコ飯の具としても利用できる。
まちかどピックアップ --------2007年8月10日号掲載
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和ごころを大切にした優しいイタリアン
尾道海岸通りの住吉神社近くに今年3月オープンした「イタリ庵 西山亭」。落ち着いた雰囲気の中、その名の通りイタリア料理を和風の心で提供する◆オーナーシェフの西山章彦さんは大阪北新地の割烹で6年、兄が経営する尾道の和食処にしやまで7年、和食の心を学び、尾道と福山のファンダンゴで14年、イタリア料理の神髄を極めた。加えて西山別館の料理長を務めた父の背中をみて育ち、料理人のDNAを秘めている◆「現地の味をそのまま持ち込むとやっぱり日本人にはしんどい。日本人に合う味を追求したい」という西山オーナーシェフの生み出した傑作の一つは「白玉団子のニョッキ白味噌クリームソース」(980円)。もちの食感をゆずの香が利いたクリームソースで楽しめる逸品で女性に人気。また「しば漬とちりめんじゃこの柚子胡椒風味のスパゲティー」(980円)は地元の食材を意識した健康的メニュー。「はもの湯引き粒マスタードソース」(980円)もツーンとした風味が新しいはもの食べ方を提案している。