2007年9月10日号
『福山市内で開かれた三好輝行先生に感謝する集い』 三好眼科(大黒町)の三好院長が米白内障屈折矯正手術学会フィルムフェスティバルで2度目のグランプリを受賞。手術を受けた人たちが祝い、三好院長も手品を披露。 |
■トピックス
美建工業(株)がベトナム・ハノイ近くのにコンクリート製品製造工場 4
丸善製薬(株)が三原市久井町で農業に参入 製薬原料約20種生産へ 6
瀬戸田柑橘ジェラートの(有)ドルチェが東京に新業態の初FC店 10・11
フォト 小学生98人がたくましく完歩した「おのみち100km徒歩の旅」 18
■スポット
進 出 笠岡に光陽商事(株)岡山営業所 中央内陸工業団地完売 5
企 画 魚信が写真家村上宏治氏と尾道で「フォトウォーク」 8
変 更 中国技術工業(株)が石川康裕社長の新体制で「チューギ(株)」に 16
偉 業 三好眼科の三好輝行院長を囲む集いで元患者ら感謝新た 22
■記事
東部工業技術センター(5)・果実の森公園(6)・府中学園(7)
福山市霞町駐車場(7)・ひろしま産業振興機構(8)・若手・後継者育成講座(9)
不動産相談会(9)・瀬戸田町商工会(11)・シンシステムデザイン(12)
福山商議所(12)・中国地方有効求人倍率(13)・グルメ・海の印象派おのみち(14)
グリーンヒルホテル尾道(16)・福山JC(20)・ふくやまブランド農産物(21)
福山自動車時計博物館(30)
■この人に聞く 2・3
能宗 孝さん 福山自動車時計博物館館長
■この機に語れば 23
髙橋孝一さん 三好先生に感謝する集い実行委員会会長
髙下功さん (有)ドルチェ社長
木戸雅司さん KITCHEN&CAFÉ膳屋代表
高田忠義さん 美建工業(株)会長
■まちかどピックアップ 26・27
ガラス工房 はぶて猫のガラス屋さん
透明樹脂封入雑貨 トライアングル
洋食・カフェ KITCHEN&CAFÉ膳屋
ネット書店 啓文社ネット
■資料
県下金融経済状況(8月期) 日銀広島支店 21 最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
ホームページの発信元(224) 「ゲタリンピックドットコム」 25
■連載
映画館に恋をして(13) 「かくも長き不在」
河本清順 NPOシネマ尾道代表理事 9
それいけ!みはら応援団(8) 「かわりんピック沼田川に向けて」
三原市職員自主研究グループ 企画課 藤井宏道 13
栗原川異聞(93) 「マジェスティ開店」 小林将利 15
あれ?もしかしてメタボリック!?「糖尿病とメタボリック症候群」
医師 小園亮次 小園内科・循環器科 17
美建工業(株)がベトナムでコンクリート製品を生産
生コン、コンクリート二次製品製造等の美建工業(株)(福山市)は、ベトナムに進出し、現地でセメント二次製品の製造、販売に乗り出す。
設備投資や運転資金として八月二十九日、広島銀行と中国銀行が協調融資するシンジケートローンを導入し、五億円の融資を決めた。二行が共同幹事(アレンジャー)となり半額ずつを融資する。
さる七月三日には高田忠義社長が会長に退き、ベトナムでの事業に専念する体制づくりをスタートしており、創業四十周年を機に新社長には副社長だった高田浩平氏が就任する一連の役員人事を行なった。
計画では、ベトナムに工場用地を確保、経営会社の現地法人ビケンベトナムを設立、髙田忠義氏が社長に就任しており、現地で会社経営に当たる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
丸善製薬が三原市内に直営農園
天然有用成分の抽出精製では世界トップクラスの丸善製薬(株)(尾道市)はこのほど、三原市内の農場を借り受け、自社原料を生産するための農業に進出することを発表した。
借り受ける農地は世羅町境に近い久井町の七万二千七百六十二平方m。農業外企業による農業参入は三原市では初めて。
直営する久井農園(仮称)では医薬、化粧品、食品添加物などの原料となる約二十種類の植物をブロックに分けて生産。社内に専任を含む三人のスタッフを配置し来春から土壌づくりを始める。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
かんきつジェラート(有)ドルチェが東京進出
ジェラート製造販売、FC展開の(有)ドルチェ(尾道市瀬戸田町)は十月上旬に東京都内の初FC店舗となる新業態店「尾道ドルチェ」(仮称)をOLの街、東京・九段下に出店、以降多店化を進める。
同店はイタリアンを基本とし昼時にはランチやデザート、夜はパスタのほか各種ドリンクを楽しめる新業態、ジェラテリア&バールの店。国産レモン発祥の地である瀬戸田のレモンほか柑橘を使った手造りジェラートや手絞りジュース、地元の有機無農薬野菜を使うサラダ、瀬戸内産の海産物をふんだんに使うメニューを用意する。
昨年一月からは、最後の一口までジェラートとコーンのハーモニーを楽しんでもらおうと口の大きなオリジナルコーンに変更したことで、コーンの廃棄が激減した。本店には今年のお盆も日に千人から千五百人が来店。五月の大型連休も満員の日が続くなどドルチェが瀬戸田に新しい人の流れを作っている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
中国技術工業(株)が社長交替と社名変更
中国技術工業(株)(尾道市)は九月一日付で社名を「チューギ株式会社」に変更、同時に石川悟社長(尾道商工会議所副会頭)が会長に退き、長男の石川康裕副社長が社長に昇任した。
同社は石川会長が図面の複写サービスを基に昭和三十六年に創業。四十六年目の現在は建設、造船関連の企業を中心に約千七百社の取引先を抱え、物販事業を含め中四国エリアで営業中。複写業務だけで一カ月にA4サイズ換算で二百八十万枚を処理、複写機メーカーからも中国地区トップと評されている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
叩き上げてつくろう 尾道の魅力ある港空間
まちかどピックアップ --------2007年9月10日号掲載
|
好きな物をクリスタル樹脂に封入
トライアングルでは透明樹脂を使ったプラスチック製品を自分で作る教室「夏休みこども体験教室」を8月18日(土)、25日(土)に福山市今津町のニチエー会館で開催。加工処理したカブト虫やクワガタ虫などの昆虫やプリザーブドフラワーを型に入れ透明樹脂で封入し、オリジナルのプラスチック製品を製作。子ども達の人気を集めた◆花のトライアングルでは透明樹脂を使って自分のオリジナルキャラクターを作ったり、インテリアや雑貨、アクセサリー、昆虫やお花の封入などを行っている。また、「クリスタル樹脂封入」の知名度が低いため、現在は福山市内の公民館などで教室や体験レッスンなどを行い普及活動を行っている◆教室は福山市内で、第1・3水曜日午前10時〜正午まで東部市民センター、第1・3木曜日午前10時〜正午までニチエー会館、第2・4水曜日午前10時〜正午まで北部市民センター、第2・4木曜日午前10時〜正午まで沼隈サンパルで開催◆「透明樹脂封入は様々な用途に広がり、普及して行くと思います。小ロットでも製作ができるので、地元企業のオリジナルの販促グッズなどの製作を目指したい」と話す。?寺岡精機製作所の協力を得て、金型も数種類準備し製造体制も整えている。
まちかどピックアップ --------2007年9月10日号掲載
|
ソースは手作り 海辺のくつろぎスペース
12月でオープン3周年の「KITCHEN&CAFE膳屋」。土生港ターミナル1階の同店は、国立京都国際会館、西ドイツベルリン総領事館などで要人をもてなすコックとして腕を振るった木戸雅司さんと奥さんの淳子さんのお店。因島や近隣はもちろん広島市から通ってくるリピーターも定着、木戸さんも「店の味とスタンスをご理解いただけているようです」と控え目に笑う◆ソースは全て一から手作り。ランチ、ディナーのメニューは、平均800円の良心価格で、洋食をメーンにサラダとライス、さらに生豆を自家焙煎したコーヒーまでセット。ディナーのコースも地元野菜や魚介を使った逸品が喜ばれている。期間限定デザートだった、重井産スイカを使ったシャーベットは残念ながら惜しまれつつ終了した◆土生商店街が実施する企画「はぶ町の逸品」では、ウスターソースを使ったメニューを出品する。木戸さんは「おなじみのウスターソースはイギリスが起源。味だけでなく、そんな食べ物の文化的背景にも興味を持っていただきたいですね」と話す。