2007年10月20日号
『三原市文化センター“ポポロ”が10月14日オープン』 当日は女優・倍賞千恵子さんの講演会、中村紘子さんのピアノリサイタルで新しい三原文化の幕を開いた。 |
■トピックス
映画・ドラマ・全国誌・新銘菓…鞆ノ浦が魅力発信で全国区へ加速 6・7
JFEテクノリサーチ(株)が金属の出張分析サービス 低炭素分析は国内初 8
お好み焼きで協働の地域活性化「みはらTEPPAN倶楽部」三原JCが支援 10
20回の節目「グルメ海の印象派―おのみち―」 初回のインパクト回想 18
■スポット
財 界 備後8商工会議所新体制固まる 11月中旬まで各地で総会 4~6
栄 誉 尾道市医師会 高齢者住宅医療「尾道方式」が保健文化賞 14
評 価 リョービ(株)の多色印刷機が欧州で環境対応規格認証を取得 16
F C 前田ハウジング(株)が住宅不動産「ハウスドゥ!」に加盟 17
■記事
橋本家具工芸(8)・シネマ尾道(9)・瀬戸田町商工会(12)・ステージ(12)
森川観光グループ(13)・福山商議所創業塾(13)・都市環境研究所(16)
リョービ(16)・三原市新庁舎計画(17)・夢吊橋マラソン大会(19)
ばらのまち福山コミットメントクラブ(19)・広島ゆめてらす(21)
伝統的工芸品産業功労賞(21)・福祉健康まつり(26)
空間あいまい(26)・三原市民保健福祉まつり(26)
■この人に聞く 2・3
藤原俊之さん 尾道一宮神社総代長
■この機に語れば 27
新井孝幸さん ハウスドゥ!福山西店店長
作田佳史さん (社)三原青年会議所協働委員会委員長
山崎正治さん 尾道自動車販売(株)社長
佐藤重臣さん JFEテクノリサーチ(株)福山事業所営業・技術グループ長
■まちかどピックアップ 24・25
民宿 B&B潮風
アロマ Senju
和菓子屋 杵福かんだ
喫茶店 とうろどう
■資料
赤ランプ 20
ホームページの発信元(228)「無料写真!おのみちや」 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
人財・人材・人在・人罪(55)田辺敏幸 シジアス・アイ 9
あれ?もしかしてメタボリック!?(10)
「検査データのよみかた 速成講座2」 医師 小園亮次 15
JFEテクノが国内初の金属材料出張分析
試験、分析などのJFEテクノリサーチ(株)(東京都)福山事業所(福山市)は、軽量で持ち運びできる金属分析装置と独自のノウハウを組み合わせ、金属製品の受け入れ検査や構造物検査を現場で行える出張分析事業を本格化させる。
持ち込みサンプルを分析する従来型と違い、屋内外を問わず出張先に検査員が出向き金属材料に含まれる炭素、リン、硫黄などの高精度な定量分析が可能。低炭素の分析が行える出張分析は国内初。溶接部などの鋼種判別やグレードチェック、異材混入チェックを目的に、装置セットから一分でデータを印刷。同社開発の専用アダプターで、分析対象もサイズや形状を限定しない。
小型発光分光分析装置と印刷機をキャスター付き折りたたみ式カート車両に搭載した。小型発光分析装置の代理店契約も結んでおり、1台を地場企業に納品した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
みはらTEPPEN倶楽部」が巨大お好み焼計画
「お好み焼き」を切り口に、三原市民が協働のまちづくりを実践し、地域活性化につなげていくことを目的として六月に発足した「みはらTEPPEN倶楽部」の活動が本格化している。
合併前の電話帳データで、市民1人当たりに対するお好み焼き店舗数の比率は、西日本では広島市に次いで三原市が2位という調査もある。県内では、神辺町商工会による秋のお祭り「ウッドフェスティバル」での巨大お好み焼きが定着。最近は府中商工会議所も「府中焼き」の特徴に注目し、マップ製作やイベントを行うなど、県内でも地元の食としてPRに力を入れる地域が増えている。
三原では、(社)三原青年会議所(三原JC)協働委員会が発案。「三・色・感事業」として、三原の食文化で馴染みの深いお好み焼きを通じたまちづくりを推進し、地元に誇りを持ってもらおうと参加を呼びかけ、6月に発足した市民主導の地域活性化プロジェクトが同倶楽部。市内のお好み焼き店主や行政、県立広島大学生ら約20人からなる。
11月11日にJR三原駅前を中心に開かれる三原浮城祭りに参加。午前9時から直径2mのお好み焼きを焼き始め、焼き上がる12時30分頃から約500人に無料でふるまう。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
前田ハウジング(株)が「ハウスドゥ!」参加
前田ハウジング(株)(福山市)は新しいスタイルで不動産仲介を行う「ハウスドゥ!福山西店」をオープンさせた。
「ハウスドゥ!福山西店」は京都市に本部を置くハウスドゥ・ネットワークのフランチャイズ店。不動産業界の改革を掲げ、住宅向け土地、中古住宅などの不動産物件を近くの不動産業者の物件も含めて扱う。情報を集め、インターネットにもアップ、全国で共有する。
住宅向け不動産に特化して売りたい、買いたいという情報を徹底して集め、仲介する新しいビジネスモデルを展開する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
ショーとランチの「ふれあい劇場」オープン
大衆娯楽を提供する(株)森川観光グループ(三原市)は10月2日、レストランシアター「ふれあい劇場」を福山市の第20森川観光ビルにオープンした。
昼間のランチタイムに連日絶間なく、グループ自慢のプロのバラエティーダンサーによるショーを開催している。
営業時間は午前11時から午後8時まで。年齢層も若者から年配まで幅広い利用客がり、店内は二百席が用意されている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
女性パワーと自由が育む クリスタルボイスの感動
まちかどピックアップ --------2007年10月20日号掲載
|
なんといっても、もち米が違う
今年70周年を迎えた福山の老舗和菓子店、?神田製菓所。昨年オープンした『杵福かんだ』が一周年を迎えた◆大手地元老舗和菓子店が店舗規模を拡大する中、大手では絶対真似できない、昔ながらの着色料、保存料、安定剤を使用しない製造法にこだわった和菓子で勝負する◆一番の売りはもち米。もち米の中でも最高級品の「こがねもち」を使用。「味よし」「香りよし」「粘りよし」と三拍子を兼ね備えた逸品。しかしながら「こがねもち」は、天候状態で成長が大きく左右される。このため栽培が非常に難しく、希少価値も高い。さらに「杵福かんだ」では、化学肥料を使用することなく栽培した「こがねもち」を使う。これに毎日直火で炊いている「あんこ」が加われば、まさに鬼に金棒◆「今後は、特にイチゴ大福を始めとする、フルーツ大福を目玉にしていきたい」と神田社長。より鮮度の求められる商品を核に、大手との違いを明確にする◆お店では、早くも新米「こがねもち」で作る正月餅の予約を開始。最高級「こがねもち」独特の味、香り、粘りを新春から楽しんでみてはいかが。
まちかどピックアップ --------2007年10月20日号掲載
|
自然の香りに包まれたリラクゼーションマッサージ
JR東尾道駅北口前に10月11日にオープンした「尾道アロマリラクゼーションサロンせんじゅ」。同店の主宰者の市村麻依さんは、JAA日本アロマコーディネーター認定資格と、MCA Japanメンタルケア協会認定資格を取得。リラクゼーションカレッジの主任講師を務めたほか、セラピスト兼アートディレクターとして数々の実績を持つ◆同店では植物油を使って身体の緊張部位をしっかりとほぐしていく「アロマ・オリエンタルオイルマッサージ」や筋肉に強い負担をかけず丁寧にコリをほぐす「アロマ・カーム式ボディマッサージ」、足の裏からスネ、ふくらはぎをほぐす「アロマ・オイルフットマッサージ」のほか、足裏のケアと足つぼマッサージで血行を促進する「アロマ・足底角質除去ケア」があり、これらがセットになった6コースがある。またその人にあった香りを作りながらカウンセリングを行っていく「アロマ・カウンセリング」も行っている◆初回来店や継続予約にはうれしい割引もある。受付は午後6時までで、営業は9時まで行われているので仕事帰りにもお勧めのサロン。
まちかどピックアップ --------2007年10月20日号掲載
|
尾道から渡船ですぐ!ホームステイ的な宿
尾道駅前フェリーに乗ると5分足らずで対岸の向島に着く。右手の橋を渡りそのまま真っ直ぐ2分ほど歩くと普通の民家のような民宿B&B潮風がある◆目的地をそこに定めていなければ見逃してしまいそうなほどさりげない建物だが、中に入ると掃除の行き届いた落ち着ける玄関とゲストスペースがオーナーとともに出迎えてくれる。オーナーの山口園生(そのお)さんは今年3月まで教員だったが、50歳を期に自分のしたいことをしようと4月から準備を始め、6月にB&Bをオープンした◆B&Bとはbreakfast(朝食)とbed(宿泊)を提供する施設で、かつてイギリスを旅行した際に利用し、自分もいつかやりたいという夢を叶えた。宿泊部分は2階にあり、ツイン・トリプルのベッドルームと2人用の和室。どの部屋も自分の家に帰ってきたようなくつろげる空間。朝食は和食・洋食が選べ、和食には尾道ならではの食材を心がけている。1泊3,800円、朝食なし3,500円というリーズナブルな価格もうれしい。また10月21日まで布絵展が開催され、誰でも見学できる。
まちかどピックアップ --------2007年10月20日号掲載
|
著名人も訪れる、趣ある鞆の隠れ家
「鞆ゆかりの文学者を通して、鞆の良さを紹介したい」と店主の西村幸夫さんが、二年前の退職を機にオープンさせた喫茶店「とうろどう」。自らの力で、20年間空き家であった建物を改装した。立地場所は鞆の浦のシンボル「常夜燈」すぐそば。この鞆の町並みにフィットした風情あふれる店構えが魅力だ◆店内は喫茶コーナーのほか、鞆の町ゆかりの文学者達の資料展示コーナー、そして鞆の地で撮影された映画、CMなどで使用されたお宝の展示コーナーがある。コレクターなら垂涎のお宝の数々。表を飾る看板は、直木賞作家の出久根達郎氏からプレゼントされたものだという。人当たりのよい店主、西村さんの人脈の広さが伺い知れる◆「とうろどう」の魅力はなんといっても、自己焙煎の香り豊かな、本格派コーヒーを楽しめること。映画の撮影の合間をみて、SMAPの稲垣吾郎さん、女優の国仲涼子さんなど多数の著名人も足を運んだ◆「とうろどう」を訪れると、お客さんの疲れた心を癒してくれること間違いなし。そんなほのぼのとした気持ちにさせてくれる、居心地のよいお店です。