2008年2月20日号
『中国横断道尾道松江線の工事現場で小学生が絵画制作』 工事を担当する井上建設(株)が世羅町川尻の現場で実施、児童36人が挑んだ。 |
■トピックス
記念大会で感動共有 「致知」愛読者の尾道木鶏クラブが1周年 6
世羅の尾道松江線工事現場で井上建設(株)が小学生の思い出作り 8
シリーズ②地球温暖化防止への取り組み 福山市ごみ固形燃料工場 12
尾道東高校の宝物 100年の歴史伝える名ピアノ「ベヒシュタイン」 16・17
■スポット
挑戦 尾道市営バス民営化 三セクの「おのみちバス(株)」創立へ 6
通販 (株)ベクトルが楽天でオリジナルの低価格オーダーシャツ 9
偉業 福山名誉市民に財界から故青山五郎氏と小丸法之氏推挙 14
盛況 尾道国際ホテルブライダルフェアに350人 神前式も提案 21
■記事
中小企業家同友会(7)・広島県福山コロナワールド(8)・競売手続き集約(9)
三原商議所(9)・コミュニケーショントレーニング広島(10)・三原神明市(10)
中国電子タグ利活用セミナー(11)・自重堂(14)・中国銀行・しまなみ信用金庫
フジ人事(15)・天満屋(15)・大型小売店販売概況(19)・あさひエンジニアリング(21)
■この人に聞く 4・5
岡野淳平さん (社)因島青年会議所理事長
■この機に語れば 23
吉本宗雄さん おのみちバス(株)社長予定者
三原立さん アメリカヤ店長
井上英樹さん 井上建設(株)社長
大塚和宏さん リハビリテーションのためのコーチング研究会代表
■まちかどピックアップ 30・31
クリーニング アメリカヤ
中古着物専門店 古衣着なあそびば 藍 LOVE
喫茶店 喫茶芙美子
水 晶 健暮会
■資料
平成19年 福山税関支署管内貿易概況 19
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
競売情報 20
ホームページの発信元(240) 広島県交流定住ポータルサイト「広島暮らし」 23
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
■連載
タナベの人財・人材・人在・人罪(59) シジアス・アイ 田辺敏幸 11
あれ?もしかしてメタボリック!? 小園内科・循環器科医師 小園亮次 13
小林将利の平成20年を占う! 風水師 小林将利 19
(株)ベクトルが楽天出店で販売強化へ
オーダーメードシャツのネット通販を手がける(株)ベクトル(福山市)は、このほどネット通販大手の楽天市場で通販を開始、新入社員の季節を前に、若者でも気軽に購入できる低価格オーダーメードシャツの販売を強化する。
「ヤフー!ショッピング」から楽天市場に乗り換えた。メンズの「翔」、レディスの「凛」とも、シャツ5着以上を注文すれば1着あたり3,000円となり、市場価格と比べ大幅に抑えた設定を強みとしている。
選べるのはスタイル、襟型、カフス、前立てボタン位置、前立て、後身ごろ、ポケットと生地。現在選べる生地は綿、ポリエステル混紡で無地、チェック、ストライプなど多様な40種に、1,050円プラスとなる上質生地六種、プラス2,100円となる高級生地五種を新たに加えた。別途料金となるオプションはボタンやボタンホールの色、イニシャル刺繍と場所など。男女別の再寸方法も分りやすく解説している。注文できるのは1枚、3枚、5枚で、1着あたりの価格はそれぞれ5,250円、3,500円、3,000円となる。
高い縫製技術を持つ中国の提携工場で生産し、納期は約1カ月。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
道路建設現場で児童が絵画制作
建築・土木工事の井上建設(株)(三原市久井町)は8日、中国横断自動車道尾道松江線の工事現場(世羅町川尻)に近くの町立中央小学校から1-4年生36人を招き、コンクリート構造物(カルバート)の上をキャンバスに絵を描くイベント「尾道・松江自動車道に思い出を刻もう!」を実施した。
現場は甲山インターチェンジ部分で、カルバートは本線の下をくぐる進入路がトンネルとして利用する構造物。上は約14m四方の平らなスペースで、完成すると舗装により本線表面から1mほど下に埋まる。舗装工事が始まるまでの期間を利用して児童たちに思い出に残る絵を描いてもらおうと井上建設が企画した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道市営バス民営化へおのみちバス(株)創立
尾道市は尾道市営バスを4月から民営化するための受け皿組織「おのみちバス株式会社」の創立総会を14日、市役所内で開いた。
発起人の尾道市と尾道商工会議所(石川悟会頭)の代表者及び発起人以外の出資者いすゞ自動車中国(株)、尾道市農業協同組合、しまなみ信用金庫、鞆鉄道(株)、広島ガス(株)、(株)広島銀行、広島日野自動車(株)、ヨコハマタイヤ中国販売(株)の八団体の代表者らが出席し、定款や役員などを議決した。
同社の取締役には石川悟尾道商工会議所会頭、吉本宗雄市交通局長、加納彰副市長の三人、監査役に恵谷豊昭市代表監査委員が選任され、直後に開かれた取締役会で代表取締役社長に吉本取締役を選んだ。
同社は3月1日付で設立、市議会の承認を得て4月1日から市営バスの事業を引き継いだバス事業がスタートする。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
三原神明市に過去最多31万8千人来場
山陽路に春の訪れを告げる風物詩「三原神明市」が2月8、9、10日の3日間開かれ、三原市東町、館町、本町一帯とJR三原駅周辺でだるまや植木、飲食など約400の露店が並び、多くの来場客で賑わった。来場者は過去最多だった昨年の30万8千6百人を上回る31万7千7百人(主催者発表)だった。
「だるま市」とも呼ばれており、東町には祭りのシンボルでもある高さ4.3mの迫力ある大だるまが据えられたほか、細長い頭に豆絞りをした三原ダルマも本町の一画やだるま工房などで販売。広島大附属三原小学校の生徒も手作りだるまの店を出し、好評だった。また期間中「青山コレクション達磨記念館」が公開された極楽寺では、全国各地の多様なだるまが話題を呼んだ。
また三原商工会議所が主催する「ダルマーレみはら2008」も駅前浮城広場などで同時開催され、陶器市やフリーマーケット、スタンプラリーなどを実施、家族連れでにぎわった。
三原神明市は、三原が港町として栄えていた室町末期、9町が合同で伊勢神宮を祀ったことが起源とされている。備後の春を呼ぶ祭りとして400年以上続く伝統の祭り。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
お伊勢参りで再発見! 食料自給率アップへの道
まちかどピックアップ --------2008年2月20日号掲載
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リニューアルの老舗は日曜・祝日も営業
桜土手の中間に位置するクリーニング店「アメリカヤ」が2月11日にリニューアルオープンした。店長の三原立さんは4代目。初代の曾おじいさんが呉市内で創業、戦争中に尾道に移転したという。もともとは「帝国屋」の商号だったが、戦後「アメリカヤ」に変更、規模拡大に合わせて場所を移転しながら今に至っている◆今回のリニューアルに合わせて市内初の静止乾燥機を導入、ハンガーに吊り下げた形のままで乾燥が可能になり、よりダメージを少なく抑え、風合いを保った仕上げを実現させた◆昔は丁稚が並んで洗う手仕事の世界だった。同店は老舗だけあって昔ながらの職人技も健在、着物など手仕事ならではの仕上げにも対応できる。30歳とまだ若い三原店長はもちろんクリーニング師の免許を持つが、いまは機械の世界、難しい仕事はおばあちゃんに教わりながら技術習得に励んでいる◆リニューアルして作業場の様子も外から見える明るい店舗に変わり、入りやすくなった。シミも確実に落とす細かな仕事ぶりに加え、お昼12時までに持ち込めば夕方5時に仕上がるクイックサービスもある。3月26日まで一般衣料は30%OFFのセールも実施中。
まちかどピックアップ --------2008年2月20日号掲載
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着物を通じた出会いをプロデュース
4月で1周年を迎えるアンティーク着物等を扱うお店「古衣着(こいき)なあそびば 藍(あい) LOVE」。店主の菅本真知子さんの嗜好で集めた着物が500点以上揃う。忘れかけた着物の伝統的な魅力を再提案している◆着物は手入れ状態がよければ、半永久的にその価値を保ち続ける。だから中古といえども新品同様にいきいきしている◆コレクションには、大島紬・結城紬・久米島紬などの織着物や、友禅・江戸小紋などのブランド染着物など。骨董価値の高い掘り出し物もあるという◆この価値高い着物のレンタルが若い女性をはじめ幅広く人気となってきている。結婚式で呼ばれたゲストが訪問着をレンタルしていくケースが増えているという。着物の価値を提案してきた結果が出始めた◆そもそもお店を始めたきっかけは、「ヒトとヒト、ヒトとモノとの素敵な出会いの場を作りたい」との思いから。デパート等の婦人服販売の接客経験と、豊富な着物に関する知識により、お客さんから絶大な信頼を得る。「今後は着物専門のファッションショーなどのイベントを通して、着物の魅力をもっと多くの方にPRしていきたい」と夢を膨らませている。