2008年7月10日号
『広島県立尾道商業高等学校Sクラブ認証式』 7月3日、認証30周年を迎えた国際ソロプチミスト尾道が支援する高校生の奉仕団体を認証した。 |
■トピックス
福山市霞町に複合学習施設「まなびの館 ローズコム」開館 3
JA尾道総合病院が平原台に新築移転 平成23年5月開院 6
尾道ラーメン壱番館の袋詰めラーメン TV効果で好調 7
鎮座325年の福山八幡宮 7月28日の薪能に野村萬斎氏 16
■スポット
福 祉 自作屋LLPが難聴者対応聴覚補助具の販売開始 8
開 店 ホーミイグループがワールドビュッフェ福山蔵王店 13
再 編 ろうきん尾道支店が14日高須町に新築オープン 14
奉 仕 30周年の国際ソロプチ尾道 尾商Sクラブ認証 14
■記事
因島技術センター(2)・三体みこし(6)・福山商議所(8)
県商工会連合会(9)・真和ぶつだん(9)・ビュートリス(10)
川長(11)・府中商議所(11)・ふくやまみなとフェスティバル(10)
2008年路線価(12)・龍頭山荘(12)・円福寺(13)
尾道鉄工センター(11)・尾道エフエム放送(15)
ひろぎん経済研究所(15)・あじさいき(16)・MOA美術館(17)
人事(25)・尾道郷心会(26)
■この人に聞く 4・5
内海和男さん 尾道しまなみ商工会会長
■この機に語れば 27
安部憲子さん 国際ソロプチミスト尾道会長
山本雄一郎さん 川長専務取締役
岡野慎治さん 中国労働金庫尾道支店長
守屋明博さん 自作屋LLP代表理事
■まちかどピックアップ 30・31
イタリア料理 キッチンヘルン
ラーメン 八兵衛
日本茶ばー UZI
貴金属・ブランド品買取販売 ドルフィン
■資料
県下金融経済状況(日銀広島支店 6月) 25
赤ランプ 24
セミナー情報 32
建築ニュース 33
新設会社 34・35
ホームページの発信元(254)「ecoひろしま 地球温暖化」 28
特ダネ!びんご「イベント百科」 36
■連載
映画館に恋をして(23)「ぼくの大切なおのみち」 9
ふりむけば…デザイン(9) 寺延匡昭 (株)ワラビーデザイン 11
それいけ!みはら応援団(18)「第1回調査結果」 17
雄藩藩主の苦悶(3) 楠智幸 瀬戸内海運(有) 26
JA尾道総合病院が新築移転計画発表
病院、老人保健施設などを経営している広島県厚生農業協同組合連合会(広島市)は、6月30日開催した通常総会でJA尾道総合病院の新築移転を決めた。
JA尾道総合病院(尾道市)は、施設の老朽化や狭隘化により新築移転を検討していたもので、着工は来年4月、開院は平成23年5月の予定。総事業費は土地・医療機械を含め150億円。
移転先は尾道市平原一丁目で、尾道市ががんセンターの誘致を計画していた土地とJA尾道市の所有地で、現病院から北東に直線で約1.5km。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道ラーメン壱番館が袋詰め全国3位に
フジレックス(株)(尾道市)は全国放送のランキング番組で袋詰めラーメンが全国3位に輝いた。
同社の「尾道ラーメン壱番館・尾道しょうゆ生ラーメン」(3食入り730円)は、5月30日全国放送のTBS系テレビ番組「ランキンの楽園」で3位に入賞した。番組は全国34都道府県からご当地を代表する袋詰めラーメンを集め、大食いで知られるタレントのギャル曽根さんが食べ比べる企画。販売店推薦から広島県の代表となった尾道ラーメン壱番館が見事3位に選ばれ、尾道で収録された店の行列の様子も放送された。スタジオでは袋詰めラーメンが先にできて人気となり、その人気が実店舗を生んだとして、開店経緯も話題となった。
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福山市山野町の龍頭山荘がオープン
(株)ジュエリーウォッチアベ(尾道市)専務で、同市向島町の古民家風貸別荘「安部旅館」も経営している安部泰志氏が、温泉場としても知られる福山市山野町の龍頭山荘を購入、本格的な京料理も楽しめる温泉旅館としてこれまでと同じ「龍頭山荘」の宿名で7月8日から営業を始めた。
龍頭山荘は山野峡県立自然公園内にあり、龍頭の滝を目指す入り口に位置する。緑と清流に囲まれた自然豊かな佇まい。
温泉も良質な単純硫黄冷泉に恵まれ、健康を取り戻す湯治目的の人からも利用があった名湯。京料理を修業した料理人を迎え、宿泊と料理のお客のほか、1,200~3,000円前後の昼食と温泉を組み合わせ、気軽に立ち寄れる旅館を目指す。
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自作屋LLPが骨伝道スピーカー販売店に
ホームページ制作などの自作屋有限責任事業組合(福山市)は、京都の電子機器メーカーが開発した難聴者対応骨伝道スピーカーの中四国販売店契約を結び、今月中旬から福祉施設や病院、公共施設、個人などを対象に販売を始める。
骨伝道スピーカー「サウンドハブ」は、耳ではなく、こめかみ下の頬骨をおおう皮ふに直接当て、骨の振動で音を鮮明に伝える補聴補助具。卓上に置けるマイクで集音された話し声がアンプで拡幅されて骨を振動させ、鼓膜を通さず蝸牛、聴覚神経に伝わる仕組み。ハウリングがなく、耳に装着する必要がないため違和感もない。85デシベルの高度難聴者まで対応でき、乾電池で作動する。
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こぼれ話―タイトル
七夕商店街浸水の顛末 誠意を残した山陽工業
鞆の潮風が送る愛の物語 「崖の上のポニョ」上映
まちかどピックアップ --------2008年7月10日号掲載
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住宅街にある身近な休息所
福山市伊勢丘に店を構えるイタリア料理のお店「キッチンヘルン」。福山から岡山に向かう2号線沿に位置し、近くに伊勢丘住宅団地や英数学館・銀河学院を臨んだ好立地に店舗を構える。この立地条件で、外観がペンション・コテージを髣髴させる素敵な店舗。住宅街という混み合った場所からの身近な休息所として、ランチタイムやティータイムには近所の主婦たちが集まり、会話の花を咲かせる◆店一番のオススメはピッツァ。独特のモチモチ感がある特性生地が特徴で、冷めても美味しく楽しめるオリジナルピッツァ。契約農家の新鮮野菜とアイディアあふれる店の創造力で、いっそう味を際立たせる◆「約10年前のオープン当時、親に連れられて来ていた子ども達が親の代となり、自分の子どもを連れて食事に来てくれるようになりました。『昔からの変わらない味で、すごくおいしかった!』との感想を耳にしたときは、やっぱりうれしいものですね。しかしそれと同時に、継続してきた店の歴史の重さに思いをはせると、今以上にサービス意欲が掻き立てられます」と店長の淤見さんは、さらなる店の発展を誓っていた。
まちかどピックアップ --------2008年7月10日号掲載
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玉露器で味わう伝統的日本のお茶
日本一のお茶を味わって欲しいという想いから誕生した本物の日本茶を味わう店「UZI」。この店は日本茶を製造、販売する宇治園製茶㈱(尾道市木ノ庄町)の溝口義揮社長が徹底的にこだわって生まれた◆メニューの玉露「よしはる」は700円。使っている「よしはる」は同社製造の玉露で、市販価格は100グラム5,000円という最高級品。オリジナルの玉露器を使い、スタッフが目前で丁重に入れてくれる。湯呑みは15ccほどのお猪口サイズ。少量に驚きながら飲むと、その濃厚な味わいに再度驚く。一煎目、二煎目、三煎目と薄くなりながら風味を変える味わいを楽しむと、「どうぞ、食べてください」の案内に三度驚く◆濾した後の茶葉を食べる。これが京都の宇治では本当の玉露の味わい方だそうで、お茶は薬という伝統に基づいた喫茶法。日本一を自負して生産する茶葉農家との二人三脚から生まれる玉露はやわらかい。ポン酢でおひたしのように食べられる◆メニューには抹茶や杜仲茶で入れた珈琲などもある。日本茶らしくない、しかし心が休まる店のデザインは手しごと市を仕掛けた徳永栄 さんが担当した。