2008年7月20日号
『祇園祭の三体神輿が139年ぶりに祀られていた常称寺に里帰り』 三体回しへ向かう神輿三体が7月12日、神仏分離前の出発地の時宗常称寺を参詣。 |
■トピックス
尾道学園新理事長に加藤晴彦氏 来夏に向島キャンパスへ移転 3
鐵萬商事(株)など出資の水切り施設完成で入出荷を効率化 7
興和不動産開発(株)が話題の成分含む名水「巖聖水6500」発売 8
(有)タナカビデオプロダクツ 結婚式DVDとアルバム事業好評 10
■スポット
施 設 中国地方最大級 福山市グラウンドゴルフ場が27日開場 6
進 出 フジグラン神辺そばに仏壇の三村松とダイハツ広島 7・12
販 促 (株)カネツナが販促支援携帯メールシステム販売 9
企 画 ファインテック(有)が「尾道弁Tシャツ」ネット通販 13
■記事
福山丸之内RC(3)・ファイン・プロテクター(6)・広島国税局人事(8)
三原商議所(9)・永聖寺(10)・びんご産業市場(11)・森均さん講演(11)
ジュンテンドー水呑店(12)・尾道大学(20)・なかた美術館(21)
尾道三体みこし(21)・クニヒロ(21)・尾道ニュービジネス発表会(20)
■この人に聞く 4・5
白井克典さん (株)にゅうとーん代表取締役
■この機に語れば 23
佐々木智朗さん 尾道三体みこし保存会会長
田中真さん (有)タナカビデオプロダクツ社長
笠原壽太郎さん しまなみ信用金庫専務理事
兼綱猛晴さん (株)カネツナ ショップサイト「ショップノニタヒチ」店長
■まちかどピックアップ 24・25
親子体験教室 趣味の教室ハル
博物館 福山自動車時計博物館
不動産仲介 興和不動産開発(株)
ギャラリー&カフェテリア さらすわてぃ
■資料
最近決算企業の概況 28
赤ランプ 20
ホームページの発信元(255) こうもり通信 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
人財・人材・人在・人罪(64) シジアス・アイ 田辺敏幸 13
幕末を彩る女たち(1) 楠智幸 瀬戸内海運(有) 26
鐵萬商事(株)出資のクローラクレーン完成
鋼材卸、ショット加工の鐵萬商事(株)(尾道市)とJFE商事造船加工(株)(尾道市)が出資して市内向島町の工場に建設していたクローラクレーンが完成、7月1日から稼働を始めた。
完成したクローラクレーンはJR尾道駅から尾道水道の対岸に見える水切り設備。接岸した船や台船と工場荷捌き場の間で、効率よく鋼板などを入出荷する。幅35m、高さ13.5m、長さ70.6mで、海上に20m張り出している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
興和不動産開発(株)が巖聖水6500発売
興和不動産開発(株)(尾道市)は7月11日、自社取水の名水を詰め込んだペットボトル飲料「巖聖水(がんせいすい)6500」が完成、全国へ向け販売を始めた。
巖聖水は福山市東村町で同社が掘削した源泉からくみ上げる水。成分分析により、日本では珍しいサルフェート成分、ラドン、シリカ、炭酸水素イオンなどの含有量にも優れた名水。
巖聖水は500ml、1.5リットル詰めペッドボトルのほか、樹脂袋に詰めた水をダンボールに入れた5、10、20リットル入りの各バッグインボックスを商品化した。価格は500ml入りペッドボトルで1本180円(当面は発売記念特価で150円で販売)、1.5リットル入りで380円(同350円)。
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ファインテック(有)が尾道弁Tシャツ
産業機械設計などのファインテック(有)(三原市)の山本真義社長は、出身、在住の尾道の方言をデザインしたオリジナルプリントTシャツを企画、ネット通販を始めた。
尾道弁で「俺の」を意味する「わしの」ブランドとして展開する。デザインは2種類。正座を意味する「おじんじょ」、「ぶちすげえじゃん」と「Very Wonderful」をデザインしたTシャツを商品化した。観光客対象のお土産として千光寺売店でも販売している。
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(有)タナカビデオプロダクツが動画と写真を一括制作
ビデオ製作の(有)タナカビデオプロダクツ(三原市)は、結婚式場サービスのDVD製作と、その静止画をデジタルプリントしたフォトアルバム製作を一括受注する事業を展開、カップルに低価格で付加価値の高いサービスを提供したい結婚式場を支援している。
同社は撮影機材にソニーのHDVカムコーダーを採用。その性能から静止画データのデジタルプリントで満足度の高いフォトアルバム製作を発案。静止画データを写真処理に最適なデータに加工するノウハウを確立した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
神と仏がであったまち 歴史が裏付ける融合力
まちかどピックアップ --------2008年7月20日号掲載
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和風旧家再生で生まれ変わった現代の和
7月19日の宮崎駿作品「崖の上のポニョ」公開で、今最も注目を浴びている場所、鞆ノ浦。古い町並みの坂を上るとお屋敷の門にギャラリー&カフェテリア「さらすわてぃ」の看板がある。福岡で20年ギャラリーをしていた新田さんに福山物産社長が「大正時代からある母の空き家を復活させたい」と依頼してできた店だ。総ヒノキの床とドイツ製の塗料など現代の材料で渋く落ち着いた旧家が20年ぶりに甦った。生まれ変わった家を見た時のお母様の涙がこの仕事の評価だ◆純和風の門から飛び石で入り口に、広い玄関の先にあるトイレも必ず見て欲しい。かつての縁側はウッドデッキ風、和風庭園を見ながらくつろぐと常連でなくても話がはずむ。二階は畳に15センチほどの低いテーブル、大きな窓からはお目当ての鞆の海、要チェックポイント◆◎コーヒー¥400◎りんごジュース¥500◎抹茶¥600ほかにセットメニューなどもある◆ここに入っただけで時間が緩やかに流れ、魂が癒されるような感じさえする。随時企画展が行われ、ミニコンサートや講演会もある。7月26日龍敬子講演会・26〜8/12龍敬子作品展。
まちかどピックアップ --------2008年7月20日号掲載
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夏休みを家族で楽しめる博物館
「のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!」をモットーに、親しみやすい体験型博物館の運営を心がけてきた福山自動車時計博物館。7月4日で開館19周年を迎えた◆つま恋コンサートのPRにも使用された1958年式日野ボンネットバスなど古き良き時代の乗り物を再生して、一般道を走れるまでに磨いている。節目節目で入館者対象のボンネットバスの試乗会を実施、8月13、14、15日のお盆休みにも行われる◆館内にはクラシックカーがずらり。映画のロケで使用された車も数多い。最近ではこの秋公開の新藤兼人監督の映画「石内尋常高等小学校 花は散れども」に3台が出演した◆鞆で復活した行事「八朔の馬出し」で使われる人形の馬とよく似たドイツ、イギリスの馬の人形も並ぶ◆時計も様々。塔時計、やぐら時計、からくり時計、ボンボン時計、枕時計など時代も様式も幅広く集められている。江戸時代末期に作られた枕時計は精巧で豪華な逸品。目覚まし、カレンダー機能付きというから驚く◆コレクションは大人も子ども楽しめる幅広いレパートリーが特長で夏休みは家族で楽しめる。