2008年8月1日号
『府中ドレミファフェスティバルでの熱闘たんすリレー』 7月26日、府中市中心市街地一帯で多彩なイベントを開催。80kgのたんすを運ぶたんすリレーには町内会など18組が参加、タイムを競った。 |
■トピックス
なかた美術館で最古の児童書籍会社「金の星社」の90周年展 3
シェア拡大へ(株)シギヤ精機製作所 大型の超精密平面研削盤導入 6
上田建設(株)が地熱エコ住宅提案 大和でエコビレッジ計画も始動 8
県労働基準協会が福山に教習所 県東部初の技能講習施設 13
■スポット
厳 選 食のセレクトショップ グランドスパー松永に貴重ソフト 10
住 宅 セキスイハイム中四国が尾道住宅展示場に新拠点開設 12
施 設 三原市本郷の北方グラウンド・ゴルフ場北コース増設 14
通 販 青葉印刷(株)がネットで「かんたん名刺.com」スタート 21
■記事
ミッドサマーオープン(7)・中央森林公園指定管理者(8)・うらべPC事務所(9)
府中商工会議所(10)・ドリームネッツ(11)・世羅町商工会青年部(11)
三原やっさ(12)・カジキ(12)・瀬戸田夏祭り(12)・プレコ技研工業(14)
県中小企業振興功労者(14)・修道大学福山同窓会(20)・同志社大法学研(20)
■この人に聞く 4・5
中川 理さん (有)中川塗装 代表取締役社長
■この機に語れば 23
松本卓臣さん ミッドサマーオープン大会会長
上田安子さん 上田建設(株)専務取締役
三浦幸広さん 尾道子ども会育成連合協議会副会長
冨士川博也さん セキスイハイム中四国(株)福山営業部尾道展示場拠点長
■まちかどピックアップ 26・27
博物館 おのみち歴史博物館
エステサロン フランカ
お好み焼き パル
店舗ディスプレイ、家具・アパレル企画 Beautrise design room
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
競売情報 21
ホームページの発信元(256) 福山市協働のまちづくり課「ばらのまち福山」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
幕末を彩る女たち(2) (有)瀬戸内海運社長 楠智幸 22
県労働基準協会が県東部初の技能講習施設
社団法人広島県労働基準協会(広島市)は、福山市瀬戸町山北(広島県東部花き地方卸売市場と太陽家具の隣接地)に県東部では初の施設となる「広島県労働基準協会福山教習所」を開設する。
事務所棟は講習等の教室や県協会の教習所事務所と、現在福山商工会議所ビル5階に開設している福山支部の事務所が移転して入室する。実技棟はガス溶接など技能講習の実技に使う。敷地内にはフォークリフト運転実技の3コースも設けられる。
建設中の建物は9月15日に施設の引渡し、10月から利用を始める予定で準備を進めている。
最近は受講者数が増加を続けており、平成19年度の福山支部実績では、講習会開催回数79回、3,570人が受講している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
シギヤ精機製作所が超精密大型加工機導入
円筒研削盤を主の工作機械メーカー(株)シギヤ精機製作所(福山市)は、最新鋭の超精密門型平面研削盤を導入した。
この平面研削盤は岐阜県関市の工作機械メーカー、(株)ナガセインテグレックスが納入。加工物最大形状は長さ12m、幅2.5m、高さ1.5m、加工物最大重量20tに対応できる大型マシン。
同機の加工精度も1m当たり0.001mmの誤差で真直ぐに加工でき、輝くように高度な面が得られる。平面研削盤を設置した精密加工室は室温を調整することで加工誤差を抑えることができる。また、夜間の無人化運転も可能となる。
同社は平成17年度から工場増設などの設備投資を行い、今回の最新鋭機導入で一連の投資計画を完了した。
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青葉印刷(株)がネット通販「かんたん名刺.com」開始
青葉印刷(株)(福山市)は7月7日、インターネットの入力画面から要件を入力するだけで簡単に名刺の注文ができる「かんたん名刺.com」サイトをオープンした。
かんたん名刺.comはインターネットを経由して社名、肩書き、名前、住所などの要件を画面上の空欄に入力した後、モノクロまたはカラーでデザインされた背景を21パターンの中から選択するだけで自動的にレイアウトされた名刺デザインが完成する。約3秒でデザインの確認画面が現れ、納得した上で注文ができる。最短は2日後に宅配便で印刷した名刺が届く。
名刺受注のインターネットサイトは数多いが、同社はデザイン的な操作を可能な限りシンプル化。インターネットに接続でき、文字入力が可能なすべての人に注文ができるよう複雑な操作を排除した。そのためロゴマークや顔写真の入力等はできないが、QRコードは情報入力による自動発生により対応した。
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なかた美術館で金の星社「こどもの本の世界」開幕
なかた美術館(尾道市)で、日本最古の子どもの本の専門会社㈱金の星社創業90周年記念「こどもの本の世界」展が始まった。9月21日まで。
7月23日に行われたテープカットには、前日から尾道入りしていた金の星社の斎藤健司社長、来賓の平谷祐宏尾道市長らがテープにはさみを入れた。
金の星社の斉藤社長は「金の星社は祖父斉藤佐次郎が26歳で児童童話雑誌を発刊した大正8年に創業。初代編集長の野口雨情をはじめ、島崎藤村、有島生馬、若山牧水らを迎え、皆さんもよくご存知の『七つの子』『青い目の人形』なども誕生しました。しかし残念ながら創業当時からの資料は非難させた世田谷で空襲によって焼失しました。いま残っているのはその後収集した資料です。資料の展示は今回が2回目。初めて現在の人気作家の原画も集めた企画となりました。多くの方に楽しんでいただきたい」とあいさつをした。
展示は入り口付近に絵本など現在の出版物紹介コーナー、入ってすぐのところに児童童話雑誌「金の船」創刊号からの歴代表紙と一年ほどして「金の星」に改題してからの歴代表紙を展示している。
そのほかの展示では若かりしころの東山魁夷が表紙を描いた塗り絵が長い歴史を物語る。また2階の絵本原画展示ではあきやまただし、飯野和好、長新太、やなせたかしといった著名な現代作家ものが並び、子どもたちに詩の投稿を呼びかけるコーナーもある。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
土用の丑の日は選挙最中 鰻パワーでまちを元気に
まちかどピックアップ --------2008年8月1日号掲載
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心と体で呼吸ができる癒しの空間
「からだとこころのトータルヘルスのお手伝い」をテーマに美容ヘルスケアを推進するエステサロン「フランカ」。自然体になれることが一番のリラクゼーションと、アットホーム空間を大切にしている◆店舗は2階建ての一般住宅をそのままエステとして活用。お客さんが最もリラックスできる空間で、心と体を癒してくれる◆オーナー兼エステティシャンのHIROMIさんは元々美容スクールで、メンタルヘルスの講師として活躍していた。ここでの経験が、「心が満たされなければ、本当の美容はできない。心と体は一つ」という起業理念を強く抱くきっかけとなった◆HIROMIさんのすごいところは、楽しくリラックスできる空間を自然体で創りだせる能力。人好きな笑顔と美貌、そして講師時代に培った人を楽しませる話術。育った神戸口調のトーンにより、いつのまにかその魅力に引き込まれていく◆「8月にパーティーを企画しているの。以前にも企画したけど、お客様やそのお友達も合わせて30名ほど集まってくれて…」とインタビュー中の会話。なるほど、お店の集客の基本は口コミ。口コミで集まってくるお客さんの様子が垣間見られた。
まちかどピックアップ --------2008年8月1日号掲載
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「子どもに相棒を」親子のオリジナル雑貨提案
7月4日、自宅事務所を改装して週末だけオープンするショップ兼事務所としてリニューアルした「Beautrise design room」◆女性には女性であることを再発見してもらう空間に。子どもには、長くつきあえる相棒のようなグッズに囲まれる空間に。そんな思いがカタチになったスペース。店内では、同社オリジナルの生活雑貨、家具、アパレルのほか輸入のキット家具や装飾品など、多様な商品が並ぶ。利用シーンを想像しやすいうえ、自由な発想で使えるものが多く、「こんな風に使おう」「あんな風に使いたい」と、ついつい親子で一緒に見入ってしまう◆まず目につくのは、あどけない表情に癒される木製メモリーボックス「木の実ちゃん」。あたたかみのある風合いで、取っ手も木の枝、アルファベットなどに変えてシリーズ化した。お気に入りのアクセサリーや思い出の品など、宝箱の感覚で。ほかにも子どもがぶつかっても痛くないよう角にクッション材を貼った家具、親子で着られるバラエティ豊かなアパレルなど、毎週通いたくなる魅力が詰まった空間。