2008年9月10日号
『第42回全日本競技ダンス尾道大会』 8月31日、尾道市のびんご運動公園内で開かれ、関係者を合わせた約2,000人が集まった。 |
■トピックス
(株)天満屋が「東手城ヘルスケアモール」にフィットネス出店 5
「府中家具木工資料館」が府中家具協同会館に来月再オープン 7
(有)桂馬蒲鉾商店が新商品 スイーツ感覚の練り物「甘味・柿果」 14
川口協治氏ら「シネマ尾道をサポートする会」が支援パーティー 15
■スポット
提 携 ゴルフステージ・カワモトが「A-1 KAWAMOTO」へ 4
支 援 (有)ビンゴネットが低価格でアパートのネット環境構築 8
募 集 エコ推進目指し福山商議所「風呂敷デザインコンテスト」 10
文 化 西国寺で観月能 かわぐちかいじ氏長男がシテ方 18
■記事
広島銀行(6)・中小企業家同友会尾道支部(6)・県トラック協会尾道支部(7)
福山商議所(8)・てんつくマン講演(9)・グリーンラインを愛する会(9)
行政書士山本法務事務所(10)・尾道商議所(11)・因島水軍城まつり(11)
いんのしま水軍まつり(12)・なかた美術館(13)
バルコム・マイ・ハート・コンサート(15)・栄光社(16)・ひろぎんウツミ屋証券(16)
国際ソロプチ尾道(16)・尾道木鶏クラブ(16)・トスコ(17)・ティ・ナ・ナ(17)
尾道国際ホテル(18)・全日本競技ダンス尾道大会(22)
■この人に聞く 2・3
大塚信さん ホロコースト記念館館長
■この機に語れば 23
川本和史さん A-1 KAWAMOTO社長
田原豊広さん (有)ビンゴネット 営業
高橋正美さん 府中家具工業協同組合理事長
上梶迫雅人さん タイ文化研究会「サナーム ナームヂャイ」会長
■まちかどピックアップ 26・27
資料館 福山市神辺歴史民俗資料館
フレンチキッチン ル・それいゆ
犬のホテル・トリミング ヤンキーエンジェル東尾道店
尾道弁Tシャツネットショップ わしの
■資料
赤ランプ 20
県下金融経済状況(8月) 日銀広島支店 21
最近決算企業の概況 30
ホームページの発信元(260) 府中市議会 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ふりむけばデザイン 土着のデザイン(3) ワラビーデザイン 寺延匡昭 9
映画館に恋をして(25) 「エイガカンより愛をこめて」 NPOシネマ尾道 河本清順 11
それいけ!みはら応援団(20) 「いよいよ開催!かわリンピック」
三原市職員自主研究グループ 14
志士群像(4) 楠智幸 瀬戸内海運 22
桂馬蒲鉾商店が「甘味・柿果」新発売
(有)桂馬蒲鉾商店(尾道市)は9月9日、これまでにない和菓子のような練り物「甘味・柿果(かきか)」を発売した。
柿果は最近需要が高まっているお茶請けの食べ物として開発、桂馬のすり身に愛媛県産あたご柿のピューレ、刻んだ干し柿の実を練り込んだスイーツ感覚の一品。甘柿の自然な甘さのなかに桂馬ならではの潮味をほのかに生かし、従来の練り物とは違った味に仕上げた。お茶請けに利用しやすい風味を大切にした。
柿果の価格は4個入り900円、8個入り1,800円。
大正2年創業の蒲鉾店として今も栄える桂馬蒲鉾店はグチ、エソ、ハモ、イカなど、厳選した生魚を原料に職人が丁重につくり上げる老舗蒲鉾店として知られ、文豪志賀直哉も愛好した尾道土産の代表格。
「府中家具木工資料館」が再開
府中家具工業協同組合(府中市)は、3月末に閉館した「府中家具木工資料館」を10月19日に再開することを決めた。
旧資料館は、土地・建物を所有する県が府中市への無償貸与を打ち切ることで閉館に追い込まれたもので、今回の再開には同組合が所有する府中家具協同会館1階を1部改装してオープンする。
同組合では江戸時代から明治、大正、近代までの家具と古くから職人が手づくりしていた当時の家具作りの道具類など約600点を保存しており、10月19日、府中市中心市街地活性化協議会と府中商工会議所が主催して開く「第1回ふちゅう玉手箱市」の開催日に合わせて再びオープンする。
入場は無料で、土・日・祝日は休館する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
天満屋が福山初のフィットネスクラブ
(株)天満屋(岡山市)は、福山市内にフィットネスクラブ「スポーツクラブJOYFIT」を開設する。
計画によると、医療機器販売の山下医科機械(株)(福岡市)が、福山市東手城町に来年4月開設を予定している医療モール「東手城ヘルスケアモール」内にテナントとして出店する。
天満屋は、北海道帯広市の(株)オカモトのフランチャイズ店として出店するもので、フィットネス・レストラン棟の2階部分に、スタジオ2面、マシンジムやリラクゼーションルーム、シャワールームを備えた「スポーツクラブJOYFIT東手城」を出店する。天満屋が運営する同フィットネスクラブは3店舗目で、県内では初の出店となる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
福山商工会議所が「風呂敷」デザイン作品募集
福山商工会議所は福山のPRとエコ推進を目的に、福山らしさを表現した風呂敷のデザインコンテストを行う。10月1日から11月28日まで作品を募集する。福山市中心市街地活性化推進事業。
名称は「The Furoshikiデザインコンテスト」。エコバックと比べて包むものの大きさに左右されない風呂敷の良さを「便利な道具」として見直し、環境問題への意識を高めてもらうと同時に、福山の魅力を伝える福山らしさのあるデザインで、「持ち歩きたい風呂敷」「商品を包んでもらいたい風呂敷」「人に贈りたい風呂敷」を考えてもらう。
ホームページからもダウンロードできる所定の応募用紙で応募。賞金は、最優秀作品1点副賞10万円ほか。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
人生の乾きを潤すまち 尾道ゆかりの人財の力
まちかどピックアップ --------2008年9月10日号掲載
|
歴史ロマンとまちを見下ろす憩いの空間
国道313号線沿いの神辺高校の南側にそびえる吉野山。その山頂からはかつて神辺城の城主(備後国守護職)が高屋川の沖積地に広がった神辺のまちを見下ろしていた。今は平らな草むらとしてのみ残っている城跡とほど近い山中に福山市神辺歴史民俗資料館がある◆建物はお城をイメージ。城跡の発掘調査で出土した瓦や土器も展示されている。また古墳が多い神辺は古代から政治の要衝だったと思われ、それを裏付ける立派な太刀なども出土している。神辺町で最も古い出土資料は約2万年前の亀山遺跡出土の旧石器で、約3,000年前の縄文時代後期から人々の居住が始まっているとされ、その歴史を実感できる◆民具も展示され、繊維業が発達した歴史を垣間見ることができる。ロビーには小林和作の書もあり、菅茶山の時代から続く尾道との交流も伺うこともできる◆夏休みにはロビーに机を並べ、勾玉づくりのワークショップも毎年開催。今年も3日間(6回開催)で120人ほどの参加でにぎわった◆近くの駐車場まで車が上がり、城跡を含む山頂一帯を散策すれば、喧騒を離れた憩いの時間が持てる。
まちかどピックアップ --------2008年9月10日号掲載
|
犬も喜ぶマイクロバブルによる洗浄もOK
東尾道駅近く、おぐら小児科の隣に、犬のホテル・トリミングショップ「ヤンキーエンジェル東尾道店」がある。昨年8月オープンしたこの店は広い犬舎を福山市本郷町に構えている為、犬に負担がなく海外旅行など長期滞在の間の預かりが可能。多頭飼いの方にも便利だ◎一泊¥2,500〜◆トリミング◎チワワ¥2,500〜使用するシャンプーは自然成分のものにこだわっている。また、シャンプーを使用せずマイクロバブルによる洗浄もできるため、皮膚の病気を抱えた犬や、医師に清潔にするよう指示された犬、かさぶた等をキレイにふやかしたいときなど色々なトラブルのある犬の洗浄にも対処でき、抜け毛予防にもなる。犬にとっては温泉療法のようなバスタイムとなる◆ペット用品も扱っているが店内に無いものはカタログからお取り寄せでき、犬の介護用品なども扱っている◆子犬の販売もおこなっているがブリーダーでもあるためアフターケアも万全だ◆なお、トリミング、ホテルご利用の際は必ず1年以内に摂取されたワクチン証明書の提示が必要となる
まちかどピックアップ --------2008年9月10日号掲載
|
素朴な料理をしっかり、気軽に楽しめる店
ヨーロッパの裏通りにある家庭料理店のようなフレンチキッチン「ル・それいゆ」(=太陽の意味)は陽気で気さくな長続きする店を目指して名付けられた。チラシに「当店ではフランス式のテーブルマナーはご遠慮いただいております。お箸でどうぞ」とあるように「気軽に楽しくフレンチを」というオーナーの気持ちがにじみ出ている◆素朴な料理をしっかりと食べられるこの店のシェフ高橋正光さんは東京、大阪、神戸のフレンチレストランやホテルを経て出身地の福山で8年前に奥様の一恵さんと開店した◆ランチメニューA◎本日のスープ・肉又は魚料理・プティサラダ・デザート盛り合わせ・コーヒー又は紅茶¥1,365◎Bはシェフ特製オードブルも付いて¥1,890◎ディナー¥2,415◆どのコースにも付いているパンはシェフの手作りでお替り自由。デザートも自家製で絶品◆他にもコースメニューやステーキコースなどがあり、貸切のパーティーにも応じている◆カウンターには二人ずつ区切れるタペストリーが備え付けられていて、クリスマスにはカップルで静かにディナーを楽しめる工夫がされている。
まちかどピックアップ --------2008年9月10日号掲載
|
ユーモア?伝統?尾道弁Tシャツ
あたたかくて懐かしい、人情味が伝わる・・・なのに日常生活では徐々に聞く機会、話す機会が少なくなっている方言。そこで「尾道弁」にスポットを当て方言文化の復興を目標にその魅力を発信、良さに再び気付いてもらおうとファインテック㈲社長の山本真義さんを中心に、尾道出身の若者が中心となって企画したのが「尾道弁Tシャツ」。ブランド名も「わしの」とし、尾道をモチーフとしたオリジナルグッズの販売を計画、その第一弾がTシャツ。ホームページで販売している◆シルクスクリーンプリントするデザインは二種類。正座を意味する「おじんじょ」と、とてもすごい、を意味する「ぶちすげえじゃん」。背中側にデザインされた「おじんじょ」は、正座を我慢する和服の女の子を中心に、「おじんじょ」の文字が周囲を囲むデザインで、布地の色は白、黒、オレンジ。胸側にプリントする「ぶちすげえじゃん」は、躍動感のある字体で布地の色は白、黒、赤◆生地にもこだわり、吸汗、肌触り、紫外線カット、透け防止などに優れる国産生地。販売価格は一着2,940円。