2008年10月10日号
『平山郁夫美術館で「前田青邨 平山郁夫 師弟展-心の系譜-」開幕』 11月24日までの会期で、尾道市瀬戸田町の同館で開催。開会日の4日には平山郁夫氏も来場、作品を解説した。 |
■トピックス
来春エブリイ・かっぱ寿司など「尾道新浜ショッピングセンター」 4
統合で(株)日本政策金融公庫が誕生 尾道・福山支店もリニューアル 5
三原商工会議所が会員の情報化支援へ「三原のIT化を進め隊」 8
(株)日本総合科学 環境保全へDNA分析事業本格化 研究室も開設 10
■スポット
復 活 7年ぶりに映画館 JR尾道駅前に「シネマ尾道」18日開館 9
企 画 作品展や伝統文化競演 府中「恋しき」で和尽くしイベント 11
文 化 NPOぬまくま民家を大切にする会が松永で古民具再生展 16
商 談 11月にしまなみ信金など4信金合同でビジネスフェア 17
■記事
はるかホーム(4)・尾道国際ホテル(5)・天野実業(6)・東部修道会(6)
アシードホールディングス(7)・商工組合中央金庫(7)・県情報プラザ(7)
中国地方百貨店売上(9)・ひろしま産業振興機構(9)
ツイネイシホールディングス(10)・昭和陸運(12)・福山商議所(12)
広島銀行(13)・ライフスタイル(13)・A-1KAWAMOTO(14)
びんご住宅研究会(16)・生協ひろしま(17)・なかた美術館(18)
モリシタ(18)・クロダルマ(18)・すだちん祭(19)・MOA美術館(19)
フォレストセレモ新栄会館(22)
■この人に聞く 2・3
山内稔さん 近畿中国四国農業研究センター
産学官連携推進センター推進リーダー
■この機に語れば 23
小林伸一郎さん (株)スタジオ ライズ
平山郁夫さん 日本美術院理事長
西村啓二さん (株)都市環境研究所社長
内海康仁さん 光和物産(株)社長
■まちかどピックアップ 26・27
美術館 平山郁夫美術館
フィットネス 10minute 尾道店
オーラソーマ オーシャン レインボウ
中華料理 白ッコリィー
■資料
赤ランプ 20
ホームページの発信元(263) 「The FUROSHIKIデザインコンテスト」 25
競売情報 19
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ふりむけばデザイン 土着のデザイン(4) ワラビーデザイン 寺延匡昭 11
それいけ!みはら応援団(21)「ついに開催!かわリンピックinみはら」
三原市職員自主研究グループ 14
志士群像(7) 楠智幸 瀬戸内海運 22
(仮称)尾道新浜SCが平成21年3月開設予定
尾道市新浜一丁目(日本政策金融公庫尾道支店北側)の敷地に計画されている「(仮称)尾道新浜SC」の概要が明らかになった。
既存のドラッグストア「ププレひまわり」を含む敷地にスーパーマーケットの「エブリイ」、その2階部分に回転寿司の「かっぱ寿司」が入る二階建て商業施設を新設する。
敷地は国道2号線と北側のJR山陽本線に挟まれており、北側に建物を建設、国道側に合計117台分の駐車場を備える。建物は既存の「ププレひまわり」が東側、西側に新築のエブリイ・かっぱ寿司が並ぶ。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(株)日本総合科学が「DNA多型検査室」開設
(株)日本総合科学(福山市)はこのほど、同市のグループ会社ビル4階にDNA多型検査室を開設した。環境調査や環境保全プロジェクトを対象に、生物の多様性保持のための調査、分析、評価を行なうDNA分析事業を本格化させる。
近年、ブラックバスなどの外来種が湖や河川の生態系を崩壊させたり、国内種同士でも他の河川に放流したアユと在来種の交配が進み、それに伴う遺伝子のかく乱問題が浮上。多様性低下への危惧を背景に、今年6月には生物多様性基本法が施行され、国土と生物資源の持続的利用を目的に、生物の種内集団、種、生態系の3段階でそれぞれ多様性を維持していくことが決まっている。河川工事やダム開発など環境調査を必要とするプロジェクトで、生物多様性を評価するデータとしてDNA分析のニーズが強まることが予想される。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
びんご住宅研究会「リビングフェスタ」盛況
県東部と岡山県西部の建築関係でつくる「びんご住宅研究会」は事務局を置く光和物産㈱(福山市)と共催、4、5日の2日間、福山市御幸町のビッグ・ローズを会場に初の「リビングフェスタ2008」を開いた。最新の住宅設備や工法などが展示され、4千人以上の来場者が訪れた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
NPOぬまくま民家を大切にする会が作品展
古民家再生に取り組むNPOぬまくま民家を大切にする会(倉田久士会長)は10月17日から20日までの4日間、松永のギャラリーを会場に、市内の古民家に眠っていた食器やカゴなど多様な民具を現代の生活シーンに馴染む演出で紹介する展示会を開催する。
歴史ある民具を今の生活に取り入れる利用法や表現の提案を通して、古いものの価値を考え直すきっかけにしてもらう。題材は沼隈平家谷などの古民家に眠っていた古民具で、江戸から昭和までの歴史が色濃く刻まれた手作り品。煙草盆や竹カゴ、壺、竿計り、糸車、食器、農具など職人の思いが込められた庶民の生活用品を、花活けやリビングに飾るオブジェ、テーブルコーディネートなど現代風のアレンジで甦らせる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
世界経済が不安ないま 希望を信じ好機を待つ
まちかどピックアップ --------2008年10月10日号掲載
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自分自身を見つめなおすことから始めましょう
福祉・介護の世界から、ブライダルのプロデュースまで幅広い分野で活躍する村上美香さん。「オーラソーマ」を業務に取り入れ、お客さんの悩み解決を付加価値に活動を続けている◆色には不思議な力を引き出す魅惑のパワーを宿す。例えば、エネルギーと熱意を引き出す色は赤。「オーラソーマ」は占いとは異なり、診断を受けた人の心身健康向上を期待できるセラピー(精神療法)。事務所「OCEAN RAINBOW」を拠点に、「介護の世界では今以上の健康を、ブライダルの世界ではより一層の幸せを」をテーマとする◆「その時の心身状態で、悩みはそれぞれです。その悩みが選択する色として意思表示されます。107本の色の異なるボトルを選んだ時に、今の性格、現在抱える問題、現状、未来を読み取れるのです。そして、そこから解決策を探るのです。選んだボトルは選んだ本人だけに効果を表すイクイリブリアムボトル。自分の体に塗ることで、その力がみなぎります。人はどんな状態の時でも、悩みを抱えています。解決策が具体化すると、明るく未来に進んでいくことができます」◆明るく、前向きに物事を考える村上さんの思考は、未来への活力を与えてくれそう。
まちかどピックアップ --------2008年10月10日号掲載
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絆強く「前田青邨 平山郁夫 師弟展」
平山郁夫美術館で4日、秋の特別展として「前田青邨(せいそん) 平山郁夫 師弟展—心の系譜—」が開幕した◆平山郁夫さんは昭和27年に東京美術学校卒業後、師である前田青邨(1885年〜1977年)の抜擢で副手として日本画の研究室に残り、引き続き画業に勤しんだ。貴重な文化財の保護事業にも二人で携わっており、今も「自分があるのは青邨先生のおかげ」と敬う熱い絆がある。会場では、ともに約四半世紀を過ごす中で青邨から平山郁夫さんに引き継がれた遺志も表現された師弟二人の代表作が紹介される◆展示されているのは青邨の代表作の一つで昭和4年の「洞窟の頼朝」、同34年の「お水取り」、同44年の「異装行列の信長」など、武者絵をはじめとした歴史画など16点や、写生帖から太刀や兜など武具のスケッチなども紹介されている。平山さんの作品は「日本美術院血脉図」や「卑弥呼壙壁幻想 小下絵」、師への追悼作品「画禅院青邨先生環浄図」など20点。初日は平山郁夫さんが来館者に作品を解説した。11月24日まで。一般1000円ほか。