2008年11月20日号
『ビッグ・ローズで開かれた「びんご産業市場」』 11月14日~16日、福山市の県立ふくやま産業交流館(ビッグ・ローズ)で開催。地場企業40社と大学など11機関がPRした。 |
■トピックス
「フレスポ神辺モール」オープン ハローズ・大和リース共同開発 4
尾道自動車学校が全国表彰 県警本部長・県協会長賞ダブル受賞 5
神辺で菅茶山顕彰会 式典や多彩な文化催事で生誕260年祝う 18
中小企業の資金繰り支援へ尾道商議所が特別金融相談室開設 19
■スポット
指 針 三原で県労働基準協会が産業安全衛生大会 900人参加 6
拡 販 (有)MKトレーディングの蓄光製品 警告用など用途拡大 9
投 入 鳴本石材㈱がコンセプト重視の高デザイン墓石拡充 11
拡 充 広銀が福山・三原3支店の新築着工 利便性向上へ 14
■記事
労働基準協会尾道支部(7)・三原商議所(8)・福山ファシリテーション講座(9)
新栄商事グループ(10)・県商工会連合会(10)・東部工業技術センター(12)
竹野木材(12)・グローリーエンジェルクワイア(12)・心石工芸(13)
府中商議所(13)・福山税関支署(14)・天満屋福山店(16)・土筆会(16)
尾道税務署(17)・JA尾道市(21)・師友塾高等学校(21)・尾道税務署(22)
■この人に聞く 2・3
山口寛昭さん 世羅町 町長
■この機に語れば 27
石川悟さん 尾道商工会議所会頭
斎藤明広さん 尾道税務署長
植田勝己さん 広島県尾道自動車学校管理者・校長
桑田多香子さん (有)MKトレーディング社長
■まちかどピックアップ 24・25
フェイシャルサロン ワミレス神辺サロンひだまり
イタリアン リストランテ ア・ターヴォラ
豆腐・豆乳製造 ヘルシーライフ
食堂 大亀食堂
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(261) 広島県東部機械金属工業協同組合 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
人財・人材・人在・人罪(67) 田辺敏幸 シジアス・アイ 17
長州藩の危機(1) 楠智幸 瀬戸内海運 26
複合商業施設「フレスポ神辺モール」オープン
24時間スーパー「ハローズ」を展開するハローズ㈱(本部福山市)とハウスメーカー大手の大和ハウスグループの1社で、全国にショッピングセンター開発事業を展開している大和リース㈱(大阪市)が共同開発した複合商業施設「フレスポ神辺モール」が、福山市神辺町川北に11月20日オープンした。
フレスポ神辺モールは県東部最大規模の複合商業施設で、鉄骨造り平屋建てと同造り二階立て総延べ床面積19,289平方mの商業施設。
11月20日オープンするのは主として南エリアで、駐車場は店舗前に平面で609台。出店するのは、啓文社コア神辺店、ザ・ダイソー、西松屋、ハニーズ、ファッションセンターしまむら・ディバロ、マックハウス、シュープラザ神辺、ミスターマックス、讃岐うどん・どんどん、炭火豚丼&瀬戸内つけ麺・樹一、福山整形外科内科クリニック(11月25日診療開始)、オール薬局(25日オープン)、かっぱ寿司(来年オープン)。
市道を挟んで北エリアでは住宅展示場ノースガーデンとパスタ・ピッツァのキャナリィ・ロウが営業を始める。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
広島県労働基準協会が三原で産業安全衛生大会
社団法人広島県労働基準協会は13日、三原市宮浦2の市芸術文化センター(ポポロ)で「広島県産業安全衛生大会」を開催、県内事業所から職場管理者ら担当者約900人が参加した。
大会は和木坂史生大会実行委員長の開会の辞で始まり、続いて福田昌則会長が大会式辞を述べ、労働者福祉の向上などに貢献した10人を功労賞として表彰した。
第2部では快適職場推進フォーラム、 第3部ではテレビ、新聞でも活躍しているNPO法人お笑い研究会プロデューサーでオフィス・なかがわ代表の中川政雄氏が「笑いと安全~笑いは職場の潤滑油~」と題して講演を行った。
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鳴本石材㈱が高デザイン墓石の新製品投入
鳴本石材㈱(笠岡市)は11月6日から9日までの4日間、同社を会場に「秋の大展示会」を開いた。
デザイン性の高い「未来墓塔」シリーズで作家作品を展開してきたが、今回は新たに工業デザイナーによる墓石を発表した。
新しくシリーズに加わったのは、工業デザインの㈱ワラビーデザイン(府中市)が手掛けた二種類の墓石。一つは「未来墓塔Ⅵ」で、「土の中ではなく、天高く」をコンセプトとした。装飾的な要素を省き、富士山のように天に伸びていく墓石で、魂が天高く上って行く崇高な様や、安定感、心の安らぎをデザインしたもの。
もう一つの「Ⅶ」は、「ここで暮らしたい」をコンセプトに、家族が集う灯りをシンボルとしたもの。
同社が年2回開いている展示会には東京、九州からの業者を含め、約160社が来場している。
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「フォレストセレモ新栄本郷駅前会館」が移転オープン
(有)新栄商事グループ(三原市)は同所で運営していた葬祭会館をJR本郷駅近くに移転し、旧デオデオ本郷店店舗跡を改装した「フォレストセレモ新栄本郷駅前会館」(同市本郷町)として10日から営業を始めた。
新会館は、最大200人収容で約200平方mのホールなどパブリックスペースと、親族だけが利用するプライベートスペースを仕切った。奥は要望が増えている小規模葬に対応する家族葬コーナー8畳間と僧侶控室の6畳間が並ぶ。控室は2家族に対応する30畳のスペース。会食室も30畳と広め。浴室とバリアフリーのトイレを備える。なお移転は会館のみで、本社機能は残す。
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こぼれ話―タイトル
備えあって憂いなし 地方重視の経済対策を
まちかどピックアップ --------2008年11月20日号掲載
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体に優しい 地球に優しい 大豆丸ごと豆腐
福山駅から尾道よりの新幹線の線路沿いにある佐野クリーニング店では4年前から佐野早苗さんが息子の康之さんと共におからの出ない豆腐の製造販売もしている◆普通豆乳の絞りかす、おからは大半がお金をかけて破棄されている。そんなおからを出さない新商品が「大豆丸ごと豆腐」=「健康美人」。皮ごと砕くだけでは豆腐の滑らかさも無く固まらないため、微粉末にする製法が編み出された。口当たりは絹と木綿の間でより絹に近い◆大豆を全て使うため、食物繊維がレタスの3〜4倍。レシチンは従来の豆腐の約3倍など栄養価も高い◆「健康美人」がこだわっているのは製法だけではない。大豆は佐賀県産「ふくゆたか」だけを使用、汲み上げた地下天然水で丁寧に作っている◆豆腐¥262、豆乳500ml¥367、同1,000ml¥682◆扱っている福山下りサービスエリアのレストランでも評判がいい。宅配のほか、天満屋福山店、大元酒店(尾道市美ノ郷町本郷803-2大本浩子、℡0848-48-0101)、いづみや(尾道市浦崎町乙-4175-4豊田猛、℡0848-73-2110)で販売している。
まちかどピックアップ --------2008年11月20日号掲載
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人との出会いの中で成長する
美を追及する女性にとって、天然素材にこだわる体にやさしい商品が求められている。そんな女性たちへ美の保全をバックサポートする、メイクアップアドバイザーの三宅昌子さん。7年前にワミレスと出逢い、今は「ワミレス神辺サロンひだまり」で仲間と共にワミレスの輪を広げている。そして全国大会で活躍するメイクアップアーティストの輩出にも尽力をそそぐ。「女性は美しくなったと実感できると自然と笑顔になれ、一層に美しさが増幅するから不思議です。」と笑顔で自分の体験を話す◆そんな彼女も10年前は、顔の表面に表れるシミに悩まされていた。画期的な治療であったレーザー治療も検討していたが、治療後数カ月経つと新しくシミが発生するという事実を知る。結果的に体の内部から美しくなる必要性を、ワミレスとの出会いで学び、「人の出会いの中で成長する」との企業理念に共感した◆最近は月に一度のペースで介護施設にメイクアップの指導に出向く三宅さん。「入居者が口紅を塗ってもらうだけで、笑顔になれ、食欲も増すのですよ」と介護関係者からもすこぶる好評のようだ。
まちかどピックアップ --------2008年11月20日号掲載
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手打ち生パスタの本格イタリアン
10月7日にオープンした「ア・ターヴォラ」。店名は食卓を意味する◆自慢は自家製手打ち生パスタ。勝山喜久郎オーナーシェフが「食べ終わるまでアルデンテ」のゆで加減に気を配る。そのパスタを手軽に味わえるランチはオリーブ系、クリーム系、トマト系からソースを選び、前菜、パン、コーヒーがセットで950円から。ディナーは4,800円と5,800円の2コース。今後単品も増やす◆勝山さんはイタリア、フランスで修行し、オーストラリア領事館シェフも経験。「ハトやウサギなどを使うイタリア郷土料理も提供したい」と本格イタリアンを広める熱意は強い◆ヴァイオリン演奏を楽しむディナーコンサートは28日(金)、12月12日(金)午後7時から。メニューは長崎漁協から生きたまま仕入れるうちわ海老のソテー。オリーブオイルで素材の魅力を引き出す◆12月21日から24日はクリスマス限定で8,000円、10,000円の各コースで予約受付中。レンズ豆を使うメニューやクリスマスケーキ・パネトーネが聖夜に彩りを添える。忘年会や立食パーティなど貸切にも対応する。
まちかどピックアップ --------2008年11月20日号掲載
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地域の歴史が溶け込んだ昔ながらの食堂
国道184号に並行する旧道、三成小学校の入り口に位置する「大亀食堂」は昭和38,9年頃、市内の栗原町でお姉さんの食堂を手伝っていた大亀美技枝(みきえ)さんが独立して一人で始めた。ここはかつて尾道交通のバスが行き来するメーン通りで、運転手に弁当も提供していたという。昭和43年にはお嫁に来た千恵子さんが加わり、喜怒哀楽を重ねながら嫁姑2人で切り盛りしてきた。昨年店内を初めて改装し、今年息子夫婦が賃貸だった土地も買い取った◆84歳の美技枝さんの早朝からの仕込みを知っているお客さんは10時の営業時間などお構いなく8時頃から食べに来る◆少し色の濃い透き通ったスープにしっかりと形の残った背油の入った尾道風ラーメンは¥450。常に煮込んでいるおでん1個¥100は自分で取る。焼き魚や煮魚、玉子焼きなど色々な1品皿¥300〜も好きなものを自分で選択でき、生ビールのアテにもちょうどいい。ラーメンとご飯やオカズを合わせた定食は¥1,000◆お店の裏には20人ほど入れる座敷もあり、ほかのお客さんに気兼ねなく宴会も楽しめる。