2009年2月10日号
『(株)河原会長のオノミッティーガーがアキバ進出』 2月1日から始まったLIVE PARK in AKIBA。会場装飾は(株)河原(尾道市)の河原栄会長の生み出すデジタルアート「オノミッティーガー」。 |
■トピックス
3年で29店目 ㈱マーベラスジャパンが新感覚アイスのFC店拡大 6
河原栄㈱河原会長 秋葉原のイベント彩るアート作品が注目集める 14
アサヒビール中国支社がまるか食品㈱とビールのつまみを共同開発 16
師友塾高等学校の新春講演会 400人が大越理事長の熱い思いに共感 20
■スポット
出 店 フタバ図書が商業集積進む福山市明神町に大規模店 4
技 術 藤井製瓦工業(株)が實相寺七面堂の屋根に古瓦本葺き施工 8
刷 新 三原観光協会が新サイト 市の魅力をメルマガで発信 9
実 学 尾道大学で広島国税局福原次長が税務行政の課題解説 12
■記事
JA尾道市「やすらぎ会館せら」(4)・尾道市民センターむかいしま(5)
因島ロータリークラブ(5)・福山商議所(7)・県広報コンクール(9)
竹原商議所(10)・三原商議所(10)・広島耐震マイスター倶楽部(10)
オートバックス(11)・福山地方雇用対策協議会(12)
福山市循環バス「まわローズ」(12)・徳永製菓(15)
中国地方百貨店売上(15)・おのみちアート・コミュニケーション(16)
福山自動車時計博物館(17)・元久保工作所(18)・人事(中国電力・フジ)(18)
上下ひなまつり(19)
■この人に聞く 2・3
林良司さん 尾道学研究会企画事務局
■この機に語れば 27
川原一展さん まるか食品㈱社長
藤井良信さん 県東部瓦商工業組合理事長
黒飛光記さん しまなみ信用金庫尾道・尾道西支店長
伊藤慶太さん (株)マーベラスジャパン社長
■まちかどピックアップ 30・31
ハーブハウス ポンテフラクト
居酒屋 ちっくん家
レストラン レストラン・オ・ゼルブ
写真と地図でつながるSNS LIFE SPACE TIME
■資料
県下金融経済状況(1月期) 日銀広島支店 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(275) 日本政策金融公庫 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 31
特ダネ!びんご「イベント百科」 31
■連載
ふりむけばデザイン「土着のデザイン」(8)
ワラビーデザイン 寺延匡昭 11
ハイテク最前線(328)「摩擦攪拌を利用した鋼板の点接合技術」 13
映画館より愛をこめて(3)「尾道デンデケデケデケ」
NPOシネマ尾道 河本清順 17
それいけ!みはら応援団(25)
三原市職員自主研究グループ みはら応援団 18
風水学 平成21年己丑九紫火気年を占う
五黄土星生まれ 小林将利 19
倒幕派のまきかえし 楠智幸 瀬戸内海運 22
(株)マーベラスジャパンがFC展開加速
アイスクリーム製造などの(株)マーベラスジャパン(福山市)は2月5日にFC29店舗目となる「マーベラスクリーム ゆめタウン高松店」(香川県)を出店した。また創業から3年弱で30店に迫るハイペースな出店に対応するため、先月からは新工場を本社地に稼働させて万全の供給体制を整え、海外も含めた出店を一層加速させている。
同社が展開する「マーベラスクリーム」は北海道産の高品質ミルクと、高果汁をベースとした多種のアイスクリームを、マイナス一六℃に冷やした大理石上で混ぜ合わせた新しい食感のアイス。本場フランスの風味にこだわりレシピを開発した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
藤井製瓦工業(株)が實相寺で再利用瓦の葺き替え
屋根工事などの藤井製瓦工業(株)(福山市)は、日蓮宗實相寺(同市北吉津町)七面堂の屋根の古瓦葺き直し工事に着手した。環境保全、景観向上と職人の技術継承につなげるもので、約1万枚の古瓦を使う今回の工事はこれまで同社が手掛けてきた物件の中では最大規模。
實相寺は平成16年から「平成大改修」を始め、七面堂改修は最終段階。古いものを生かす實相寺の理念に基ずいて進められており、既に本堂屋根の軒先から上へ3mまでの古瓦葺き直し工事と、水盤舎、井戸屋、再建した鐘楼堂の屋根の古瓦も同社が施工した。
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尾道の第2回スローフードパーティーが盛会
NPO法人おのみちアート・コミュニケーション(尾道市)は1月31日夜、同市潮見町のなかた美術館及びレストラン「ロセアン」を会場に第2回「スローフードパーティー」を開催した。
第1部の岡田菜穂子ピアノコンサートには61人が参加。パリ市立音楽院を一等賞で修了、ディプロマ取得という岡田さんの実力を名画に囲まれ、ピアノが身近に感じられる贅沢な空間で堪能した。
第2部は食談。地元で獲れたイノシシ肉を食材として竹内省三ロセアン料理長が腕を振るい、バラ肉ベーコンのサラダ、ソーセイジのポアレ・キャベツ添え、モモ肉の赤ワイン煮込み、イノシシ肉のカレーなど各部位の特徴を生かして調理した。平谷祐宏尾道市長も含む81人が、ローマ大学文哲学部教授のピノ・マラス氏の話を聞きながら、イノシシの料理を楽しんだ。
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因島ロータリークラブが創立40周年の記念祝典
因島ロータリークラブ(尾道市因島土生町)は、今年で創立40周年を迎えた。
2月1日、同町の芸予文化情報センターで創立40周年記念祝典が開かれ、会員、来賓ら65人が出席した。
記念事業として40周年記念誌作製を発表、県立因島高等学校では県警音楽隊と同高校吹奏楽部の演奏もあり、同校に記念品も贈られた。
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こぼれ話―タイトル
大幅減益に総悲観の中 小さな芽を見逃すな!
まちかどピックアップ --------2009年2月10日号掲載
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尾道水道を眺めながら感じるハーブの魅力
ハーブの魅力をより多くの人に知ってもらおうと11年前にオープンしたハーブハウス「ポンテフラクト」。ハーブティーを中心にした喫茶、ハーブクラフト講習会、精油・キャンドルなどのハーブ関連商品販売が三つの柱◆喫茶は生の葉を使ったフレッシュハーブが特徴で、三種をミックスしたさわやかなハーブティー「ポンテフラクト」(700円)が人気。四季を感じることができるケーキとのセットは800円。軽食もあり、尾道水道を眺めながら過ごすひとときは心まで満たしてくれる◆四季に応じて開かれるクラフト講習会は現在「春クラフト教室」を開催中。20〜60歳代まで幅広い層の女性に人気で、定員を60人まで増やし追加人員を募集中。午後1時から約1時間、プリザーブドフラワーなどを材料に講習、その後はデザートセットを楽しむ時間もあり、ワキアイアイと交流の輪が広がっている。まだ予約できるのは2月18日、3月1、7、11日の開催日。会費はデザートセット及び税込みで4,725円◆ハーブ関連商品は自分に合ったオリジナルの香りを楽しむための品揃え、ハーブの力を引き出した化粧品も人気がある.。
まちかどピックアップ --------2009年2月10日号掲載
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幼馴染みんちみたいにホッとするお店
「気軽に立ち寄って、お酒を交わしながら昔話に花を咲かせることができる場所にしたい」と意気込みを見せる「ちっくん家」店主の地山将夫さん。幼いころから自分を育ててもらった地元・福山市新涯町の地に2008年10月、「幼馴染みんちみたいにホッとするお店」をコンセプトに新規オープン。恩返しも兼ねて、新たな第一歩を踏み出した◆居酒屋を始めたきっかけは、居酒屋や日本料理店をわたりながら積んだ17年の修業経験に始まる。高校卒業後に始めたバイト先で、バイトの身でありながらも包丁を持たせてくれた親方の心意気に感動し、包丁をにぎる道に進む決意。いつか自分の店を持つという目標をついに開花させた◆「店では安くて、うまいものを提供する」というこだわりの中でも、これまで培ってきた人脈により手軽な価格で手に入る牛肉には力を入れる。誰もが欲しがる牛肉は、生でも食べられるほどの鮮度。「牛肉を使ったスタミナたっぷりの料理は格別」と自信もたっぷり◆最近は仕事帰りの一杯を楽しみに訪れる地元のお客さんが増えたという。若い店主が情熱を注ぐ夢いっぱいのお店。
まちかどピックアップ --------2009年2月10日号掲載
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「写真」と「場」でコミュニティ醸成
写真と地図サイトを連動させる新しいスタイルのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)「LIFE SPACE TIME」を㈱ドリームネッツが公開した。登録、利用は無料◆旅行先の風景や、お気に入りのお店、思い出のスポットなどの写真を登録し、地図サイトに連動させることで、「写真」と「場」が生み出すコミュニケーションを活発化させる試み。とにかく多くの人に情報を公開したい人、仲間うちだけに知らせたい人、職場のコミュニティとして活用したい人など、目的に応じて情報公開の範囲も決められる◆サイト上では、秋葉原で音楽、ダンス、大道芸やお笑いのストリートライブで2月1日から100日間開くイベント「LIVE PARK IN AKIBA」の公式コミュニティーも開設。出演アーティストも会員登録しており、情報交換やファンとの交流が始まった。「オノミッティーガー」として知名度を上げているデジタルアーティスト、㈱河原(尾道市)会長の河原栄さんも協賛、作品が公式ロゴマークに採用されている。ストリート、アート、ネットが融合した新しい文化交流が期待される。
まちかどピックアップ --------2009年2月10日号掲載
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ハーブが香る 住宅街のビストロ
184号線に並行した三成の旧道沿いの住宅街に、フランスの下町に多い食堂、ビストロをイメージした「レストラン・オ・ゼルブ」がある。お昼ともなるとランチと会話を楽しむ主婦などでいっぱいになる◆オーナーシェフの杉原啓太さんは東京のフレンチレストランで修業、フランスのリヨンのビストロも経験した後、故郷尾道に戻り、両親の自宅をお店兼用に建て替えた◆こだわりは「地産地消」。野菜はほとんど祖母や近くの農家のものを使っている◆お昼のメニューは◎ランチコース¥1,680(オードブル・メーン・デザート・ドリンク)◎ランチ¥1,050(メーン・ドリンク)。嬉しいことにオードブル・メーンは5〜6種類、デザートは7〜8種類の中から選べる。さらに300円プラスするとシェフの選んだ5種類のデザートの盛り合わせも楽しめる◆食後のドリンクには奥様の美幸さんが丹精を込めて入れる自家製ハーブティーがおススメ。店名の「ゼルブ」とはフランス語でハーブを意味するとのこと◆夜は◎ディナーコース¥2,730◎シェフのおまかせ¥4,000などがあり、ゆっくりくつろげる。