2009年3月10日号
『福山八幡宮の創建325年式年大祭で舞楽「萬歳楽」を奉納』 3月3日、福山市北吉津町の同神社本殿前で「小野雅楽会」が奉納、約300人が観賞した。 |
■トピックス
創建325年の福山八幡宮で25年に一度の式年大祭 記念整備事業も進展 4
日本鋼材(株)が端材や中古鉄鋼売買の仲介サイト「メタルアウトレット」 6
港湾事業の老舗(有)歌港組が「(株)歌港組」設立 陸上輸送をグループで 12
竹原工業・流通団地造成後14年で初の企業進出 三原の(株)トーヨー塗装 13
■スポット
技 術 中谷木工(株)が「継手」見せる雑貨 連結部のデザインで 7
出 展 笠岡の造形作家・川埜龍三さんがキューバ国際美術展に 8
開 設 もみじ銀行が17年ぶり新店舗 商業集積進む神辺に支店 12
提 案 尾大生が新コンセプトの靴 スピングルカンパニーが協力 18
■記事
芦辺書苑(5)・国際ソロプチ尾道(5)・啓文社(7)・桑宗(9)
尾道しまなみ商工会(10)・尾道JC(10)・福山DI調査(10)
三原JC(11)・日の丸タクシー(13)・さくら荘新涯(14)
モリシタ(14)・尾道RC(14)・鞆・尾道でひな祭り展(16)
尾道商業会議所記念館(16)・ミス尾道(17)
中国地区百貨店売上(17)・ひろぎんウツミヤ証券人事(17)
内外ニュース尾道懇談会(19)・マリンテクノ(30)
ひろしま夢ぷらざ(30)
■この人に聞く 2・3
三原やっさ祭り実行委員長 兼綱猛晴さん
■この機に語れば 27
大黒雄二郎さん 尾道大学芸術文化学部美術学科教授
中谷暁枝さん ごろうじろ・中谷木工(株)
大谷秀清さん 日東電工(株)尾道事業所所長
髙嶋寛人さん 日本鋼材(株)社長
■まちかどピックアップ 26・27
資料館 福山市鞆の浦歴史民俗資料館
料理店 おばんざい あんこ
フィットネススタジオ 楽家
観光梅農園 満汐梅林
■資料
県下金融経済状況(2月分) 日銀広島支店 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(278) 尾道市東京事務所ブログ 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ふりむけばデザイン「土着のデザイン」(9)
ワラビーデザイン 寺延匡昭 11
それいけ!みはら応援団(26)
三原市職員自主研究グループ みはら応援団 18
風水学 平成21年己丑九紫火気年を占う 八白土星生まれ 小林将利 15
錦旗江戸へ 楠智幸 瀬戸内海運 22
日本鋼材(株)が「メタルアウトレット」開設
鉄工所支援を目指す日本鋼材(株)(福山市)は、端材鉄鋼のインターネット上での売買を仲介する「メタルアウトレット」の運営を本格化させている。
鉄工所が従来回収業者に出していた端材や、加工ミスで使用不能となったもの、図面変更などで在庫保管している鋼材を出品し、購入希望者とマッチングさせることを目的に2月に開設した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
海の歌港組が陸上輸送体制を整備
港湾荷役、一般港湾運送事業の㈲歌港組(尾道市)はこれまで下請け企業へ依存していた陸上輸送部門を、円滑な業務運営と合理化を図る目的で、別会社を設立して4月頃からの業務スタートを目指して準備を進めている。
同社は、明治40年創業の港湾荷役業者の老舗として知られている。現況は、松永湾に輸入される木材の海上での荷役を主としており、陸上輸送は下請業者に委託していた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
中谷木工(株)がみやげ開発事業で新製品
別注家具製造の中谷木工(株)(府中市)は、府中商工会議所の府中みやげ開発事業で、木工の指物に使われる「蟻組み継ぎ」をデザインに取り入れたスパイスラックとフォトフレームを開発した。
側面に台形の凹凸を切り出し、連結させる継手を採用するなど特徴を持たせた。
ブランド名は府中の技術を広く知らせたいという思いを込めた「Goroziro(ごろうじろ)」。木の温もりを感じられる商品群を今後も増やしていく。2月に開かれた東京ギフトショーに出展し、通販業者などから引き合いがあったという。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
日の丸タクシーがグリーン経営認証取得
観光バス、タクシーを運行している日の丸タクシー(株)(井原市)は、交通エコロジー・モビリティ財団による「グリーン経営認証」を1月30日取得した。
「グリーン経営認証」は、運輸部門の事業者が環境保全活動を自主的に進めるために設けたモビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取り組みを行なっている事業者を認証するもの。備後地区、岡山県西部地区の同事業者の中では同社が最初に認証を登録した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
ひな祭は男の復活祭 左に座るのはだれ?
まちかどピックアップ --------2009年3月10日号掲載
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春の訪れ伝える梅の花見楽しんで
昨年初めてオープンした梅農園「満汐梅林」が、今年は好天が続いて開花も早まり、2月21日に開園した。なだらかな斜面に広がる約1000本の木が白い花を咲かせて春の訪れを伝えており、香りや風情を楽しむ来場者で賑わっている◆既に3月1日ごろから満開を迎えており、中旬までが最盛期と予想。梅に関するクイズに答えてもらうウォークラリーを実施しているほか、短歌や俳句、川柳、フォトコンテストの作品も募集している。新名物「うぐいす梅蒸し饅」もお披露目となった。12日は大通寺で午前11時から「彼岸慰霊祭」で、参拝者に限りこの日は梅林の入園が無料となる◆期間中の入園料は大人500円、小学生300円。飲食物の持ち込みやペット同伴も可能なので、お弁当を作って持ち込み、白い花に囲まれながら家族でのんびりと過ごせる。ホームページにあるパンフレットを印刷して持参すれば、特製の梅ホットドリンクをサービス。来年以降を見据え、紅い梅や黄色い水仙も植え込んだ。道路拡張工事も含めてこつこつと作業を積み重ね、広く愛される観光名所を目指す。
まちかどピックアップ --------2009年3月10日号掲載
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新春企画展「雛祭」を開催中!
朝鮮通信使の行き交った昔から景勝地として名高い鞆の浦。湾を見下ろす小高い丘に福山市鞆の浦歴史民俗資料館がある。3月3日を挟んで鞆のまちでは「鞆・町並ひな祭」が開催されており、まちのいたるところにひな人形がかざられている。祭の実行委員会事務局を務める同資料館でも新春企画展「雛祭」を3月22日まで開催中◆圧巻は江戸時代の七段飾り。鞆の商家に伝わる道具類が約140点もそろった豪華なもの。ほかにも玄関を入ったロビーに飾られている明治期の大規模で精巧な御殿飾りや大型の古今雛、押絵雛、立雛、流し雛など様々な雛飾りを紹介。館内には男雛と女雛のお内裏様が40組ほど並んでいる◆また廿日市市の人形コレクターからの出展には江戸時代の高さ約50cmという国内最大級の次郎左衛門雛、江戸時代の貴重な享保雛・有職雛、明治天皇雛などがある◆2階には鞆の穏やかな海を琴の名曲「春の海」に表現した宮城道雄の生涯を伝えるコーナーがあり、3月22日まではその周辺に全国公募で集まった「ひな祭・絵手紙」の作品580点がずらりと展示されている。