2009年5月20日号
『JFE西日本フェスタinふくやま』 5月10日、福山市鋼管町のJFEスチール(株)西日本製鉄所福山地区で開催、16万人が楽しんだ。 |
■トピックス
環境部門強化 (株)寺田鉄工所が太陽熱温水器と太陽熱調理器 4
新造船伸長で内海造船(株)が過去最高益 新社長に森弘行氏 6
(株)エフピコが過去最高の売上・利益 佐藤守正氏が社長昇格 6
工房おのみち帆布 綿の栽培で地域活性化プロジェクトスタート 8
■スポット
発 売 (株)ビーシーシーがSaaS型生産管理ソフト セミナーも 10
普 及 「府中焼きを広める会」がB級グルメ「愛Bリーグ」に加盟 12
巨 匠 なかた美術館でアイズピリ展 孫2人駆け付け開幕祝う 14
拡 大 (株)ププレひまわりが創業30周年 グラン松永店オープン 16
■記事
桂馬蒲鉾商店(5)・みずほ証券(5)・東京商工リサーチ(5)・橋本家具工芸(9)
三原商工会議所青年部会(9)・エコログ・リサイクリング・ジャパン(11)
手づくり門前市in瀬戸田(12)・備後経営品質研究会セミナー(12)
産業交流展in福山(13)・尾道国際ホテル(13)・JFEフェスタ(14)
青山商事(16)・鐵萬商事(17)・尾道学研究会(18)・三原半どん夜市(20)
U・Iターン就職希望者情報(21)
中国地方3月鉱工業生産指数・小売販売額(29)
■この人に聞く 2・3
坂本憲秀さん (株)ニチエー社長
■この機に語れば 27
寺田雅一さん (株)寺田鉄工所社長
山崎等さん 三原商工会議所青年部会まちづくり委員会委員長
田頭慶一さん グリーンヒルホテル尾道社長
恵谷元晴さん みはら応援団団長
■まちかどピックアップ 24・25
バイクショップ Orange Pit Fukuyama
ステーキ海鮮 クィーン クィーン亭
中華そば・うどん 花登 Hanato
ジュエリー制作・リフォーム・修理・講座 COCORON
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(285)「広島県防災メール通知サービス」 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
広報戦略こぼれ話(4) 河野正夫 合同会社ロゴス 15
人財・人材・人在・人罪(73) 田辺敏幸 シジアス・アイ 17
あれこれ見える化トーク(5) 堀米秀明 バニラックスLLC 18
版籍奉還その3 楠智幸 瀬戸内海運 26
(株)寺田鉄工所が太陽熱温水器の新機種発売
プラント機器製造の(株)寺田鉄工所(福山市)は5月20日、太陽光でお湯を沸かす熱交換式太陽熱温水器の新製品「サントップ」と太陽熱調理器の新製品「エコ作」を発売した。
サントップは従来製品の「サナーズ」と違い、他の電気、ガス、灯油使用の給湯器に直結できるようにした。そのためお湯の不足などを心配することなく快適に利用できるシステムとなった。
もう一つの新製品「エコ作」は真空ガラス管と集熱板を組み合わせた太陽熱調理器。太陽光を集め、200度近い温度となるガラス管内で肉や野菜を焼いたり、お湯が沸かせる。従来製品は鉄製の集熱板だったが、樹脂製変更、面積を広げ、軽量化。調理速度も早まった。使用しない時は集熱板を折りたたみ、携帯に便利なボックス型となる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
創業30周年のププレひまわりがグラン松永店オープン
スーパードラッグ「ひまわり」を展開する(株)ププレひまわり(福山市)は、同市松永町6丁目、市立松永小学校隣接地に建設していた新店舗が完成、5月22日「ひまわり」グラン松永の店としてオープンする。
同社は、昭和53年、「ひまわり薬局」を開店して創業、30周年を迎えた。
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工房おのみち帆布が綿栽培の地域づくり開始
帆布を素材にした生活雑貨を製造しているNPO法人工房おのみち帆布(尾道市)は市内向島町の旧立花自然活用村の管理委託を受け、綿の栽培を中心に地域活性化への取り組みを始めた。
旧立花自然活用村の南側には観光用花畑があり、その畑を綿畑にするための種植えが5月6日、平谷祐宏尾道市長を始め、支援する広島県中小企業家同友会メンバー、工房おのみち帆布関係者ら約50人が集まって実施された。
南斜面の畑は向島洋らんセンターを運営する農業法人オーキッド向島(林原透代表理事)が管理する。
水やりが大切で、夏場に枯らさないように気をつけると10月ごろ黄色の綿の花が咲き、花の後にゴルフボール大の綿が各色でできる。綿摘み作業のころ、旧立花自然活用村の施設を利用して様々なワークショップを行う予定で、テキスタイルの研究拠点にする計画。
綿は1万粒を用意。5,000粒を既に植え付けた。残りは工房おのみち帆布や向島洋らんセンターで栽培希望者に無料で配布、賛同者を募り、栽培面積を広げる。摘み取った綿花は工房帆布で帆布製コースターなどと交換する制度を考えている。
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制服を「マイバック」にリサイクル
繊維リサイクルシステム運営の(株)エコログ・リサイクリング・ジャパン(福山市)は、コンビニの「サークルKサンクス」を全国展開する(株)サークルKサンクス(東京都)の旧ユニフォームをエコバッグにリサイクルし、5月14日に全国のサークルKサンクスの店舗で無償配布された。
サークルKサンクスは昨年、エコログ・リサイクリング・ジャパンが企画したユニフォームを採用。6月まで使用したユニフォームを同社が回収して再生原料としてペレット化し、再生糸45%、強度を高める普通糸を55%使用したポリエステル100%の「サークルKサンクスオリジナルマイバッグ」32万枚を製造した。
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こぼれ話―タイトル
新パスポート事業で お得感の連携創出を
まちかどピックアップ --------2009年5月20日号掲載
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東尾道の隠れ家でぐるりとグリル!
東尾道の新しい商業通り東奥にオープンしたステーキ海鮮「クィーンクィーン亭」は鉄板焼きの店だ。オーナーの黒飛友彦さんは若干30歳。カウンター席の鉄板で焼いている姿はちょっと絵になる◆売りはもちろんステーキ。国産牛と黒毛和牛は価格でも倍違う。食べ比べてみよう。例えば◎国産牛ロース100g¥2,000◎黒毛和牛ロース100g¥4,300など◆5月末まで限定で◎シェフのお薦めコース(前菜/スープ/サラダ/国産フィレステーキフォアグラ添え/パスタ/デザート)¥2,980、がっつり系には大盛りご飯に国産ロース300gの◎シェフのお薦めしないコース¥6,000がある◆ランチタイムにはステーキの◎クィーンクィーン丼¥1,000。メーン、パスタ、サラダ、パン、デザート飲み物まで付いた◎レディースセット¥1,500。◎牛すじ丼¥650の他、普通の◎日替わり定食¥680がある。また本格的グリルコースを楽しみたい方は要予約の◎ご予約ランチ¥2,500がある。こちらはオードブルからスペイン語でおつまみを表すタパスなどが付いていてお手軽に楽しむことができる。
まちかどピックアップ --------2009年5月20日号掲載
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受け継いだ味がココロの前に新オープン
このたびオープンした尾道市民センターむかいしま(愛称:ココロ)の斜め向かいに「中華そば・うどん『花登』」と黒地に白抜きの文字で大きな看板が目に付く。時期を同じくしてオープンしたこの店は渋い入り口を入るとポップな店内。女性スタッフばかりの店の様子は明るく女性一人でも入りやすい◆屋号の「花登」はオーナーの船越郁美さんの祖父・登さん、祖母・花子さんの名前からとった。二人は吉和でうどん屋を営み、店の味は母を通して郁美さんに受け継がれた◆メニューは「うどん」¥350、「肉うどん」¥450、「カレーうどん」¥450などリーズナブル。「中華そば」は尾道ラーメンの特徴である背油は浮いているが、透き通ってさっぱりしたスープで¥500。背油は浮いていないが同じスープで食べさせるうどんは¥450。暑い日には冷たい「ぶっかけうどん」¥450もいいだろう◆麺類+ご飯類ご希望の人にはいなり¥100、ミニカレー¥400、ちらし¥200などサイドメニューも充実。てんぷらや唐揚げなどトッピングは一個¥100、自由にピックアップして個数を申告する。
まちかどピックアップ --------2009年5月20日号掲載
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プロのものづくり伝える講座も開講
宝飾に携わって約10年。念願のショップ兼工房を2日にオープンさせた出原昌樹さん。オリジナルジュエリーの制作や修理、リフォームで記念日や大切な思い出を彩る◆定評のあるAGTの鑑定書を扱うなど仕入れのグレードは高い。「天然のピンクダイヤは特にきれい」と自信を持つが、ショップ兼工房のため安心価格◆独立志向の人から初心者まで要望に合わせジュエリー製作を指導する講座も開く。鋳造のWAXコース、初級・中級・上級と段階を設定している彫金コースは入会金1万円、受講料は材料費別で月6時間1万円。初心者向けに2時間でリングを作る体験コースや、2人で結婚指輪を作るブライダルコースもある◆出原さんは大学で建築を学んだ。タトゥーのデザインを路上で販売、「アクセサリーを作って」との声でシルバーアクセサリーの道へ。彫金に移行してメーカーへも提供、さらに宝飾店で3年間修業後再び独立した。「人の手仕事が感じられるレベルでなく、機械で仕上げたような精密さがプロ」と話す出原さんは「将来は東京、海外で勝負したい」と目を輝かせる。
まちかどピックアップ --------2009年5月20日号掲載
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世界ブランド「KTM」正規ディーラー
国道2号線を走っているとオレンジ色に「KTM」の文字が目立つバイクショップがある。KTMはオーストリアのバイクメーカーでヨーロッパではBMWに次ぐメジャーブランド。オフロードタイプでは不動の地位を占め、近年はロードタイプにも力を入れてきた。そうしたオフロードの強みを生かしたロードタイプはデザインも個性的で、とにかく「気持ちよく走れる」(藤井店長)ことから一度乗った人をファンとして強烈に惹きつけている◆そんなバイクを中四国で唯一、全車種取り扱っているKTM正規ディーラーが「Orange Pit Fukuyama」。2007年7月オープン。店内には200万円前後の最新モデルのバイクが10台ほど並んでおり、試乗車もある。パーツの販売に加え、奥のピットではエンジニアの藤井店長が調整、修理に応じている◆最新モデルは単気筒の690シリーズや長距離ツーリングに強い990ADVENTUREなどが人気。5月に世羅町の弘楽園で開催された「全日本モトクロス選手権中国大会」や5月31日「TSタカタサーキット」開催の大会でもブースを設けてファンと情報交換に努めている。