まちかどピックアップ --------2009年5月20日号掲載
|
プロのものづくり伝える講座も開講
宝飾に携わって約10年。念願のショップ兼工房を2日にオープンさせた出原昌樹さん。オリジナルジュエリーの制作や修理、リフォームで記念日や大切な思い出を彩る◆定評のあるAGTの鑑定書を扱うなど仕入れのグレードは高い。「天然のピンクダイヤは特にきれい」と自信を持つが、ショップ兼工房のため安心価格◆独立志向の人から初心者まで要望に合わせジュエリー製作を指導する講座も開く。鋳造のWAXコース、初級・中級・上級と段階を設定している彫金コースは入会金1万円、受講料は材料費別で月6時間1万円。初心者向けに2時間でリングを作る体験コースや、2人で結婚指輪を作るブライダルコースもある◆出原さんは大学で建築を学んだ。タトゥーのデザインを路上で販売、「アクセサリーを作って」との声でシルバーアクセサリーの道へ。彫金に移行してメーカーへも提供、さらに宝飾店で3年間修業後再び独立した。「人の手仕事が感じられるレベルでなく、機械で仕上げたような精密さがプロ」と話す出原さんは「将来は東京、海外で勝負したい」と目を輝かせる。
まちかどピックアップ --------2009年5月20日号掲載
|
世界ブランド「KTM」正規ディーラー
国道2号線を走っているとオレンジ色に「KTM」の文字が目立つバイクショップがある。KTMはオーストリアのバイクメーカーでヨーロッパではBMWに次ぐメジャーブランド。オフロードタイプでは不動の地位を占め、近年はロードタイプにも力を入れてきた。そうしたオフロードの強みを生かしたロードタイプはデザインも個性的で、とにかく「気持ちよく走れる」(藤井店長)ことから一度乗った人をファンとして強烈に惹きつけている◆そんなバイクを中四国で唯一、全車種取り扱っているKTM正規ディーラーが「Orange Pit Fukuyama」。2007年7月オープン。店内には200万円前後の最新モデルのバイクが10台ほど並んでおり、試乗車もある。パーツの販売に加え、奥のピットではエンジニアの藤井店長が調整、修理に応じている◆最新モデルは単気筒の690シリーズや長距離ツーリングに強い990ADVENTUREなどが人気。5月に世羅町の弘楽園で開催された「全日本モトクロス選手権中国大会」や5月31日「TSタカタサーキット」開催の大会でもブースを設けてファンと情報交換に努めている。
2009年5月10日号
『しまなみ海道開通10周年を祝った2009フラワーカーペット』 4月29日、尾道市のしまなみ交流館前など4カ所で開催。チューリップの花びらを敷き詰めた。 |
■トピックス
しまなみ海道開通10周年 記念式典や「こども宣言」で祝う 4
金型材の小山鋼材(株)が尾道流通団地に「尾道熱処理センター」開設 6
輝度倍増で軽量・省エネ (株)タテイシ広美社などが新LED導光板 8
地元の受発注活性化へ府中商議所がマッチング推進 受注企業募集 12
■スポット
文 化 尾道市むかいしま市民センター「ココロ」がオープン 5
地 域 岡山シーガルズを応援する会府中支部結成記念で試合や教室 10
導 入 (株)オガワエコノスが塩ビ管破砕施設 リサイクル率向上へ 12
披 露 松永下駄でタップダンス 東京・尾道で「ゲタップBINGO」 17
■記事
春の叙勲(7)・プレスト(7)・府中産業メッセ(9)・ドリームネッツ(8)
シネマ尾道(9)・ファイン(10)・福山商議所(10)・府中商議所(13)
今川玉香園(13)・啓文社コア福山西店(14)・橋本寛治さん(14)
松永CC(14)・尾道みなと祭(16)・竹内順子さん(18)
フラワーカーペット尾道2009(20)・ティ・ナ・ナ(21)
■この人に聞く 4・5
瀬尾毅さん 府中JC地域向上委員長(府中ドレミファフェスティバル実行委員長)
■この機に語れば 23
河野正夫さん 合同会社ロゴス社長
林大作さん 三平商事㈲社長
粟村勝さん 「ウッドペッカーズ」リーダー
平谷祐宏さん 尾道市長
■まちかどピックアップ 26・27
アジア雑貨・タイ古式マッサージ hachimitu
キャンドルアーティスト ウナキアヤさん
美容室 フォーユー
喫茶・軽食 茶房いまこうや
■資料
県下金融経済状況(4月期) 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(284)「ひろしま観光ナビ」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
それいけ!みはら応援団(28) 三原市職員自主研究グループ みはら応援団 11
ふりむけばデザイン「土着のデザイン」(11) ワラビーデザイン 寺延匡昭 13
売上を10倍にしたエンジニア(1) ユニバーサル開発設計事務所 三谷干城 15
映画館より愛をこめて(6)「春夏秋冬、そして映画館」
NPOシネマ尾道 河本清順 17
版籍奉還その2 瀬戸内海運 楠智幸 22
小山鋼材が尾道熱処理センター開設
金型材等の特殊鋼専門業者として商圏を拡大している小山鋼材(株)(大阪市)は、中国地方をエリアとする尾道熱処理センターを開設した。
この新工場は県営尾道流通団地内の取得地に、鉄骨造り一部2階建ての建物を建設、尾道熱処理センターとして5月から機械設備の導入を始めており、試運転の後、6月上旬からの操業を予定している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道市民センターむかいしま完成
尾道市は同市向島町の天満屋ハピータウン南側に建設していた、尾道市民センターむかいしま(愛称ココロ)が完成、5月7日(木)10時から来賓や関係者を招いて竣工記念式典を開き、同庁舎の完成を祝った。
ココロは鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造り2階建て、延べ床面積4,504平方m。
一階の図書館は児童向け図書を中心に一般向けで14,000冊を揃え、子ども専用のスペースや施設も設けている。文化ホールは、舞台付き400席規模。
向島支所は建物南側が正面入口、住民福祉課、地域対策課、中央公民館がはいる。駐車場は124台を収容できる。住民サービスの拠点となる事務室を設けている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
しまなみ海道開通10周年を祝う
尾道市と愛媛県今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が全通して5月1日で開通10周年を迎えるのを祝う、しまなみ海道10周年記念事業が4月29日、大三島の今治市上浦町井口上浦歴史民俗資料館多目的ホールと周辺で行われた。
ホールでは広島、愛媛両県関係者や来賓ら約400人が出席して「しまなみ海道10周年記念式典」が開かれた。
オープニングには全国的に活躍している県出身の林英哲率いる英哲風雲の会3人としまなみ海道太鼓衆選抜の海響10人による太鼓演奏で開幕、高校生3人による書道パフォーマンス、こども宣言「島・愛・美」などがあった。
式典後には多目的前広場で太鼓の演奏があり、最後に愛媛県知事、広島県副知事、本四連絡高速道路社長の3人が桜の苗木を記念植樹して記念式典を終えた。
屋外ステージでは太鼓演奏、郷土芸能、ふるさとアーティストライブなどのパフォーマンスがあった。
しまなみ物産フェアには、尾道市から観光土産品協会や向島町、因島生口島などの特産品売場、大三島・上島町、伯方島・大島、今治市などから24業者が展示販売した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
ゲタとタップが融合したゲタップデビュー
松永の下駄とタップダンスを組み合わせた「ゲタップBINGO」が4月に東京と尾道で発表された。
4月18日には東京・秋葉原にあるオノミッティーガー((株)河原会長の河原栄氏のアート)提供「ライブスペースinアキバ」で初めて「ゲタップBINGO」が発表され、25、26日の尾道みなと祭ではタップダンサーの粟村勝さん率いるダンスチーム「ウドペッカーズ」のダンスが軽快なっリズムを刻んだ。
「ゲタップBINGO」は松永下駄を基本に、一部をくりぬいて小さなタンバリンのシンバルを内蔵させた特製下駄を使ったタップダンスのパフォーマンス。東京で映像番組の制作等を手がける(株)ビエントの山口信哉社長と劇団四季にも出演したタップダンサーの粟村勝さんが考案、ともに尾道出身の2人が全国普及を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
しまなみ海道の渋滞 人が集める情報の道