2009年6月10日号
『尾道ロイヤルホテルで始まった「屋上ビアガーデン」』 6月1日、尾道の風景を楽しむグルメな夏の風物詩となっている屋上ビアガーデンが開幕。 |
■トピックス
(株)ヨシケイ福山30周年 (株)エブリイ20周年 ホーミイグループが祝賀会 4
神原病院に世界最新鋭の血管撮影装置 小腸検査の小型カメラも 6
福山瓦斯(株)ガスホルダーを珍しい「リンゴ皮むき工法」で解体 16
(株)レニアスが赤外線遮断・超硬化のポリカ 特殊車両向けに量産へ 18
■スポット
復 活 上下の「あやめ荘」が8月再開 呉の業者が改装進める 5
観 光 府中商工会議所「産業観光ツアー」初の宿泊コース登場 12
食 育 親子ら130人が汗 ティ・ナ・ナが「ふれあい田んぼ教室」 14
企 画 27日 市公会堂で9組のコンサートなど「尾道万博」 16
■記事
神原病院放射線科技師長児玉敏明氏(7)・デオデオ福山東店(7)
プロゴルファー兼本貴司(7)・O2カンパニー(8)・国際取引実務研修(8)
はっけん(9)・尾道ふれあいの里(9)・三原さつき祭り(10)
福山商議所(11)・シネマ尾道(12)・内海造船(13)
福山市・韓国浦項市提携30周年(13)・尾道ロイヤルホテル(14)
尾道商議所(17)・天満屋(21)・喫茶おのみち文芙美子(22)
三原法人会(29)・三原半どん夜市(29)
■この人に聞く 2・3
松岡巌さん 福山シンフォニーオーケストラ理事長
■この機に語れば 23
杢谷正樹さん (株)純正食品マルシマ社長
絹谷毅さん (有)O2カンパニー社長
阿形淳一さん AFS日本協会尾三支部長
西原美香さん カーブス新涯店長
■まちかどピックアップ 26・27
パン製造販売 ネコノテパン工場
喫茶・食事処 ことぶき
たいやき たいやき本舗 藤屋
喫茶・軽食 福寿会館洋館喫茶室 茶処ばら
■資料
県下金融経済状況(5月) 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(287)「みはらんメルマガ」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
それいけ!みはら応援団(29) 三原市職員自主研究グループ みはら応援団 11
ふりむけばデザイン「土着のデザイン」(12) ワラビーデザイン 寺延匡昭 13
広報戦略こぼれ話(5) 合同会社ロゴス 河野正夫 15
映画館より愛をこめて(7)「駅前映画館」 NPOシネマ尾道 河本清順 17
廃藩までの経緯 瀬戸内海運 楠智幸 22
神原病院が世界最新鋭の血管撮影装置導入
地域中堅病院を目指している神原病院(福山市赤坂町、℡084-951-1007)は5月25日、導入した世界最先端を走るドイツ・シーメンス社製の全身血管撮影装置を公開、本格的な運用を始めた。
血管撮影装置はデジタルエックス線で同時に二方向から撮影、映像に高度なコンピューター処理を施すことで、血管の詳細な立体画像を映し出せる。このため、より微細な血管病変(狭窄、動脈瘤など)の診断が可能になった。
また、CTのような断層画像もリアルタイムで表示、被爆も少なく血管内治療(カテーテル法)や非血管系治療も施術しながら利用でき、最高水準の治療環境が得られる。
非血管系治療の一つ、ラジオ波焼勺術の治療対象の代表例は肝臓ガンなど。血管を避けながら患部に針が安全に届くことが大きな課題で、これまで中心静脈の近くに患部があった場合はあきらめるしかなかったが、導入した造影装置により、画面で確認しながら安全にラジオ波焼勺術を行うことができるようになった。そのため西日本を中心に遠方からの来院患者も増え、フル稼働状態となっている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(株)ヨシケイ福山と(株)エブリイが周年祝賀会
(株)ヨシケイ福山(福山市)の創業30周年と(株)エブリイ(福山市)の創業20周年を祝う周年記念祝賀会が5月27日、福山市のホテルで開かれ、両社の関係者や取引先など約400人が集まって、創業期を振り返り、ますますの社業発展を祈念した。
(株)ヨシケイ福山は夕食材料の宅配業。福山、尾道、三原、倉敷を拠点に、近年は北大坂方面にも進出している。また事業所向け給食事業「フレッシュランチ39」も手がけ、年商30億円規模。(株)エブリイは食品スーパーを多店舗展開。業務スーパーと生鮮食品スーパーの併設業態で快進撃を続けており、年商200億円規模へ拡大している。二社と(株)ホーミイダイニング、(株)けんこう応援団の合計4社でホーミイグループを形成している。
(株)レニアスが遠赤外線遮断ポリカの新製品
ポリカーボネート成型加工では国内トップの(株)レニアス(三原市)はこのほど、赤外線を遮る新技術のポリカーボネート製品の量産準備に入った。赤外線遮断の製品はポリカーボネートの表面に施していたハードコート(硬化膜)に、新たに開発したタングステン系複合化合物の赤外線吸収剤を混ぜて実現。可視光は80%を透過させ、赤外線の透過率は10%以下。同社が行った実験では従来製品と比べて赤外線遮断の製品は最高で15度以上、温度上昇を抑えた。
既に昨年12月から特殊車両への採用が進み始めており、今後、採用車両の増産や採用車両種の拡大などに合わせて生産量が増えていく見込み。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
福山ガスが皮むき工法でガスホルダー解体
福山瓦斯(株)(福山市)は、同所の本社ビル隣接地に設置している手城供給所内のガスホルダー一基の解体工事を進めている。
同社は昨年都市ガス供給先への天然ガス転換工事を完了、天然ガス化に伴いJFEスチール西日本製鉄所福山構内に受入れ基地を構築している。
そのため手城供給所内に設置している2基のガスホルダーのうち1基の解体を決めた。
この解体工事を施工する、ベステラ(株)(東京都江東区)が解体工事に使うのが特許工法の「リンゴ皮むき工法」と呼ばれる工法で、リンゴの皮をむくように、球形のタンクに使われている鉄板を下からくるくると切って行く、見ていて楽しいような独特で大胆な工法。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
最大の予防対策は マスクより最新情報
「また来たい」+「会いたい」 究極の観光資源は「まちの人」
まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載
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ご近所も応援 山手に漂う香りの主
千光寺南斜面、光明寺付近の路地に、香ばしい香りが漂い始めた。香りのもとは、新しい立ち寄りスポットとして尾道好きの間で早くも話題になっている「ネコノテパン工場」。近所のおじさんも「とにかくうまい。小麦が違う。北海道産じゃけえの。この場所から、新しい食文化を発信するんじゃ!」と絶賛、期待を込めて熱っぽく話す◆音楽家として活動している永井真介さんと、製パン業や飲食店などで修業してきた智子さんの夫妻が5月16日にオープンさせた。毎朝3時に起きて、食パンとカンパーニュをメーンにピザやキッシュ、スコーンなど手作りのパンや焼き菓子を手掛けている。パンによって小麦も替えるなど品質、味重視はもちろん、たっぷり加えるのは「まごころ」だ。飲食店などへ卸す話も進展中。「地元に愛される、小回りの効くパン工場に」と夢を語っている◆「工場」は真介さんが空き家を改装、NPO空き家再生プロジェクトのメンバーの協力も得た。天井や壁も貼り替えて、窓枠も古材の再生にこだわり、窓ガラスもよく見ると不揃いで味わい深い。
まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載
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福山城をゆったりと眺められる喫茶室
改装され、約30年ぶりに一般公開されている国登録文化財・福寿会館洋館内に喫茶室「茶処ばら」が4月26日にオープンした。障害者の自立支援の場としてNPO法人ハートイヤ(石岡義英理事長)が運営している◆洋館は木造2階建てで展覧会やパーティー会場としても貸し出されている。1階にある喫茶室の窓からは福山城を望む庭園がゆったりと広がり、喫茶にはもってこいの好立地となっている◆メニューにも福山らしさが散りばめられており、「ローズティー」(400円)、「ばらジュース」(400円)など、ほのかな香りを楽しむ飲み物やケーキとのセット(680円)がある。和風のお庭を眺めるにはぴったりの抹茶(お菓子付き450円)もある◆また江戸時代から伝わる郷土料理「うずみ」(小鉢付き500円)は1日限定20食を提供。豆腐、揚げ、エビ、ホタテ、ゴボウなどのおかずをご飯で覆った不思議な料理で、贅沢を隠した庶民の気持ちが伝わってくる。お昼どきはほかにカレーライス(サラダ付き500円)も提供している◆白が基調の室内には常にバラの花が飾られ、4人掛けテーブルを中心に30席がある。
まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載
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噂の白いたいやき君 尾道で初水揚げ
サティ尾道店に新しくたいやきの持ち帰り店「たいやき本舗 藤屋」が広島県に初出店した。福岡生まれのこのたいやきは真っ白く、白いたいやきと呼ばれ、最近テレビなどでも話題だ◆よくたいやきのほめ言葉として「しっぽまであんこが入ってる」と言うがこの生地は生地だけを食べてもモチモチとして美味しい。餡と一緒に食べるとその甘みとのコントラストでほんのりと塩味も感じる。餡に使用されているのは北海道十勝産の小豆100%◆味のバリエーションも色々。白いたい焼きの中身は、「黒餡」「白」「カスタード」各¥130、「チョコ」¥140◆他には季節によりバリエーションが変わる50個限定の特別テイストもある。お茶の香りが高く甘みが抑えられた緑色の「抹茶」¥150。尾道ならではの桜餅のようなピンク色の「さくら」¥150。特におすすめなのはキャラメルの柔らかい甘さで甘いモノ好きにはたまらない「キャラメル」¥150。限定数があるので夕方までには行かないと。タイミングが合えば、味噌汁などに入れられるたい焼きの耳を無料でもらえるのもうれしい。夏からタピオカジュースも始まる。
まちかどピックアップ --------2009年6月10日号掲載
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向島の中の暖かい家庭ムードの隠れ家
向島の有井、県道377号沿いから民家の中に「ことぶき」と書かれた木の看板が見える。普通のお宅を訪ねた感じに玄関を入ると中はカウンターとテーブル席の喫茶店ムードで、ウッディな店内は落ち着いて食事ができる。30年以上前から地元で愛され主婦のランチタイムにも使われている。オーナーの久保恵子さんは「歳のもんが2人でバタバタやってるのよ」と笑う。2人の女性が振舞うのは暖かい家庭の味◆朝は◎モーニング(コーヒー・トースト・サラダ)¥500もある。休憩はなく、日替わりの◎おひる定食¥750◎夕食¥850その他◎ことぶき定食¥1100◎刺身定食¥1000などの定食類から◎親子丼¥600や◎かつ丼¥750、◎オムライス¥800、◎サンドウィッチセット(飲み物・サラダ付き)¥750など丼ものや麺類、軽食まで色々◆お弁当の仕出しも¥850〜。少数なら当日の朝でも応じることができる。法事などの会席料理やオードブルの場合は予算に合わせて受けるので前もって予約するとよい◆夜飲みたくなったら一品料理もあるのでご近所から歩いて行くのもいいかも!!
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