まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
長〜く永〜く愛される老舗の昆布
しそ昆布で有名な尾道佃松・川原食品(株)(尾道市東尾道15-12)が4月に天満屋福山店地下1階上りエレベーター横にオープンした「尾道佃松」が7月1日マイナーチェンジを行った。試食台を新たに設置、ディスプレー部分に赤と黒のパネルを入れコントラストを出した◆この店は尾道佃松・川原食品(株)唯一の直営店で従来の商品とともに新製品などを販売、お客様の生の声を聞くアンテナショップとして運営している◆この店舗でも1番の売れ筋は特上しそ昆布。店長の亀川美智子さんは「特に法要のお供えや茶の子、内祝いなどのご贈答品にご利用いただいております」と話す。昆布は喜ぶということにつながり、古くからお祝い事に使われているため、内祝いや誕生日のプレゼント、敬老の日の贈り物などにぴったり◆客層は中高年が圧倒的だが、このたび若い年齢層向けにそのまま食卓に出してもかわいいパッケージを開発した。品揃えはトーンを落とした色とりどりの和紙に飾られた11種類。特にこんにゃく昆布は糸こんにゃくの水分を飛ばし独特の食感が楽しめ、ダイエットにも向いている。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
ドライブスルー洗車で車も心もさわやか
社会福祉法人三原のぞみの会(渡辺康博理事長)が平成19年に日本自転車振興会の補助金を得て機械化してオープンしたふれあい洗車場「のぞみ」。昭和59年から続けてきた洗車部門での手洗いが認められ、事業拡大へ発展した◆同社会福祉法人の中の障害者を支援する三原きぼう作業所(新谷祐治管理者)では利用者の生活支援を目的に、洗車部門を立ち上げ、1台1台を手洗いで洗車してきたが、量に限界があり、洗車機の導入に踏み切った◆設備はセルフ方式のドライブスルー洗車機がメーン。下部や細部を自分で洗うためのブースが2台分、車内を掃除機できれいにするためのブースが1台分ある◆ドライブスルーは手前で車を止め、受付装置に入金すると、後は音声ガイダンスに従ってシャンプー、スーパーコート(はっ水)、スーパーコートトリプル(超はっ水)のコースを選択、アンテナなどオプション装備を確認して前進、赤いランプの点灯まで進んで待つだけ。料金はシャンプー200円、ポリマーコーティングのスーパーコート600円、同トリプル800円など◆場所は食品スーパー・パルディ明神店が目印。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
ウォーキング・カラオケ…多彩に夏祭り
8月13日は天然温泉尾道ふれあいの里の夏祭り。ウォーキングやサッカー教室を開く朝と、ステージイベントやカラオケなどを楽しむ夕の2部構成となっている◆ウォーキング大会は5月31日に続いて2回目。健康志向の高まりに応え、御調の豊かな自然を感じながら、約6kmの「ふれあい虹橋コース」を歩く。参加費200円で、午前9時スタート。参加者は温泉入浴料金が特別価格になる。歩いたあとは温泉でじっくり疲れをとり、リフレッシュしてもらう。11時からは七夕の願いを叶える企画。子どもが短冊に書いていた夢をふれあいの里が実現し、元サンフレッチェの選手と一緒にサッカー教室を楽しむ。夕の部は3時30分からで、同様に、祖父の長寿を願う家族に長寿料理の招待券をプレゼント。続いて学生バンドや踊り、カラオケ大会などステージイベントで盛り上がる◆その後も企画が目白押し。17日と27日はマッサージ利用客に次回10分延長サービス券プレゼント、22日は大道芸&マジックショー。温泉だけじゃないふれあいの里で、家族と、友人と、充実の夏休みが過ごせそう。
まちかどピックアップ --------2009年8月10日号掲載
|
子育て体験から生まれた美容室
2009年7月7日、短冊に「町内に愛される美容室になりますように」と願いをこめてオープンした美容室「OLIVE」。「人と接するのが大好き」と笑顔で話すヘアカットデザイナーの藤田さんの心配りがいっぱいつまったサロン◆藤田さんは美容師経験をしばらく積んだ後に結婚。3人の子育てを経験する中で、子育てママにとって快適な癒しの空間を目指した。店名の「OLIVE」も人々に癒しを与える天然ハーブが由来という◆大きな特徴は、子どもが付き添ってきても安心できるという点。おしゃれを楽しみたい子育て中のママの悩みは子どものこと。子どもから手を離すことが出来ず、なかなか美容室まで出かける時間を作れない。だから「OLIVE」では、子どもが遊べるキッズスペースを設置。子どもの目が届く場所で安心してヘアカットアレンジが楽しめる。まだオープンして間もないが、近所のママ友がお茶のみ感覚で集まり、子どもが遊んでいる時間の合間にリフレッシュするという◆「町の小さい美容室。だからこそ出来る、密着した融通の利くサービスを展開したい。希望があれば時間外も喜んでお受けします」と力強く話す。
「平成いろは丸」の市営渡船建造
福山市は平成22年のNHK大河ドラマが「龍馬伝」に決定したことから、鞆―仙酔島間に就航させる市営渡船に、坂本龍馬率いる海援隊が乗り込んでいた「いろは丸」を模した渡船「平成いろは丸」を建造する。
福山市の新たな観光資源として全国に情報発信し、観光振興に役立てる計画。
今年12月末までに完成の予定で、乗船定員は99人。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
豊後高田市へボンネットバス出発式
福山自動車時計博物館(福山市)の駐車場で7月16日、大分県豊後高田市へ譲渡されるボンネットバスの出発式が行われた。
出発式には豊後高田市から観光関係者も参加、テープカット後に出発した。
譲渡されたボンネットバスは昭和32年式いすゞ自動車(株)製。穴と錆だらけの状態から同博物館が再生、取引先の修理エンジニアが1年5カ月かけて忠実に復元した。いすゞ製ボンネットバスとしては鞆鉄道で運行中の車両に続いて3番目に古い。
豊後高田市では観光拠点として「昭和の町」をテーマに商店、展示館、体感施設を整備しており、同ボンネットバスを熱望していた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道市で囲碁サミット開催
日本棋院、尾道市などの主催する「囲碁サミット」が7月18日、同市向島町の市民センターむかいしま「ココロ」で開かれ、囲碁にゆかりのある10市の関係者が集まった。
同サミットは昨年十月に神奈川県平塚市で開かれたのに続く2回目。前記の2市のほか秋田県大仙市、長野県大町市、埼玉県北本市、山梨県北杜市、京都府綾部市、島根県益田市、島根県太田市、宮崎県日向市から参加があった。
東京大学教養学部附属教養教育開発機構の兵頭俊夫教授による基調講演に続いて、パネルディスカッション。
最後に平谷佑宏尾道市長が各市の代表者とともに登壇、「地域の個性を尊重しながら連携、囲碁文化振興事業を充実させます」などと取り組みを誓ったサミット宣言文を読み上げた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
今世紀初の政権選択選挙 国民の心は太陽へ一直線
囲碁のまちの将来に期待