(株)日本農園の第2野菜工場が落成
ボストンレタス(サラダ菜)の水耕栽培で国内トップシェアを握る(株)日本農園(世羅郡世羅町)は6月2日、第2野菜工場落成式を現地の特設会場で開催した。
落成式にはハイテク農業を国の立場で支援する長尾正彦経済産業省中国経済産業局長、前田安正中四国農政局生産経営流通部園芸特産課長のほか、山口寛昭世羅町長、平谷祐宏尾道市長、石川悟尾道商工会議所会頭のほか、流通取引先、地元金融機関、河原社長と親交のある地元備後地域の有力企業経営者ら約90人が来賓として出席。式典に続く、工場見学、祝賀会にも参加した。
落成式のはじめに、河原社長(尾道市の(株)河原会長)が「0.5haの栽培面積の増設で、約2haでの栽培が可能になった。効率も40%上がり、年間出荷量も681tの計画になる。路地栽培だと野球場200個分の栽培面積が必要。」と第2野菜工場の生産概要を説明した。
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尾道造船が過去最高の増収増益更新
尾道造船(株)(本社神戸市、中部隆社長)は、このほど平成22年3月期決算をまとめた。
期中は過去最高の建造量を記録し売上高は930億1500万円を計上、大幅な増収を達成した。これは期中より工事進行基準の適用となり、仕掛り工事が工事の進捗度に応じて売上高に計上されたことが要因となった。
利益面でも新基準適用による固定費の回収増や設備投資の有効活用による効率化及びコスト削減効果で、経常利益は80億2800万円、当期純利益は47億3200万円を計上、前期に達成した過去最高の売上高、利益を大幅に更新した。
同社では昨年、船体ブロック製造の因島工場、パイプ加工の松永工場、尾道造船所の鋼材水切りクレーン新設等の大型投資を完了しており、同社独自の企画力、開発力を活かして国内他社や国外各社への競争力をさらに高めるとしており、着実に新規受注を確保している。
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尾道ロイヤルホテルビアガーデンがオープン
尾道の風物詩、尾道水道の潮風と尾道三山の風景が楽しめる尾道ロイヤルホテル屋上ビアガーデン(℡0848・23・2111)が6月1日オープンした。
尾道市街中心部に近い10階建てホテルの屋上は特等席。今年は話題のお好み焼きも追加、海の幸、山の幸を取り入れた和、洋、中の料理や女性の希望に沿った多彩なスイーツ・デザート類も充実している。ずらりと並んだホテル料理で2時間ゆっくりと生ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎、泡盛、ソフトドリンクなどの飲み物が味わえる。
料金は大人男性4千円、大人女性3千7百円、中高生2千5百円、小学生2千円、幼稚園以下5百円でいずれも税、サービス料込み。
雨天時は室内を用意。8月末まで連日開催。9月15日までは予約で開かれる。
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こぼれ話―タイトル
いまこそハイテク農業 オールジャパンで勝負
2010年6月1日号
『三原駅前市民広場で初めて開かれた「テント市」』 5月22日、三原市中心市街地活性化協議会などの実行委が毎月第3土、日曜日に開催。 |
■トピックス
府中家具工業(協)創立60周年 3年ぶりに展示会を単独開催 7
飲食起業コンサル アントレステーションがレベル別支援パック 8
社会福祉法人若葉が設立20周年記念で因島に東京室内管弦楽団 10
施設許可得た(株)たけはらケーブルネットワーク 来春放送開始へ 14
■スポット
講 演 尾道市倫理法人会が御調へ初の出張モーニングセミナー 5
販 売 LA・FORETがエコにもつながる「尾道シーグラス」 6
開 設 (有)ワイズコムが楽天ショップ連携の参加型ショップサイト 12
決 算 好調持続で連結売上659億円 内海造船(株)が大幅増収増益 20
■記事
尾道法人会(4)・ニチエー(9)・府中市中心市街地活性化協議会(9)
鞆の浦で文化財全国協議会シンポ(11)・中国NBC大賞(12)
満汐梅林(13)・阿藻珍味(15)・円福寺(15)
相続手続きセンター・アーキ・フロンティアホーム・セコム(15)
内外ニュース尾道懇談会(18)・「日本の宝 鞆の浦を歩く」(19)
中小企業家同友会尾道支部(21)
■この人に聞く 2・3
小森マリ子さん 尾道 芙美子の会 会長
■この機に語れば 23
手塚弘三さん 社団法人尾道法人会会長
坂本憲秀さん (株)ニチエー社長
高橋正美さん 府中家具工業(協)理事長
吉岡知子さん (有)ワイズコム取締役
■まちかどピックアップ 26・27
お好み焼き キャビン
らーめんカフェ 尾女庵
ガソリンスタンド ゴトウ石油みつぎSS
バイク販売・カスタム さとうマリンサイクル
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
競売情報 21
ホームページの発信元(322) 「広島臨空広域都市圏」 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
広報戦略こぼれ話(29) 河野正夫 ロゴス(株) 11
提言「西暦2050年 州都・尾道市」その3 経済同友会尾道支部 16
売上を10倍にしたエンジニア(12) ユニバーサル開発設計事務所 三谷干城 22
(株)ニチエーが来期の経営方針発表
食品スーパーを展開する(株)ニチエー(福山市)は5月26日、福山ニューキャッスルホテルを会場に第49期経営方針発表会を開催、取引先など207人をを招いて経営方針を発表した。
坂本社長は「4期前から売り上げは増加基調だったが今期は前年比96%。しかし経常利益率はここ3年で10倍の1.5%まで伸ばしており、来期は同4%を目指す」と自信をみせた。
異常値販売、安さの見える化、販売力強化で、ギフトや生鮮、ホテルシェフが監修した惣菜など今期の成功事例について説明。来期の社長方針は「ニューへの挑戦」とし、店舗力や商品力、社員とパートを含めた人間力など全ての基準を上げ、社員増強と新店計画を進めることなどを発表。「全員参加で市民の食卓に一番近いスーパーを目指す」と宣言した。
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たけはらケーブルネットワーク始動
竹原市内全域をエリアに有線テレビジョン放送事業の計画を進めている(株)たけはらケーブルネットワーク(竹原市)は5月14日、中国総合通信局で福本憲司局長から山本静司社長に有線テレビジョン放送法に基づく有線テレビジョン放送施設設置許可状が交付された。
また、施設設置に当たり総務省から「地域情報通信基盤整備推進交付金」13億9千5百万円の補助金も受納している。
これにより竹原市内での有線テレビ事業がサービス事業の開始に向けて具体的な取り組みが始動する。
なお、同市港町、旧中四国フェリー事務所2階、竹原市役所総務課情報推進室分室内に、たけはらケーブルネットワークの現場事務所を開設した。
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ガラス破片のアクセサリー尾道シーグラス誕生
ピアス、イヤリング等のショップ「LA・FORET」(尾道市)では、5月からエコ活動に協賛して「尾道シーグラス(尾道ビーチグラス)」と銘打ったアクセサリー等の販売協力を始めた。
尾道シーグラスは尾道を中心とした海岸砂浜に打ち上げられたガラス破片が素材。波に洗われ、安全に丸まった美しいガラス破片をシーグラスと呼ぶが、自然環境保護を目的に清掃活動を行う中で見つかるシーグラスをアクセサリーとして販売することで活動の輪を広げようと、今回のアクセサリー販売が始まった。
白、青、茶、透明など色も多様で形状も豊富。そんなシーグラスに装飾ワイヤーなどをアレンジしてペンダント等に加工した手づくり作品を店舗に展示、300円から500円で販売していく。ラ・フォーレと同じ経営の宝石・時計のモリシタ(尾道本町センター街)でも展示、販売している。
製作は市民グループL’s企画が行っており、所属メンバーがそれぞれ尾道市内の向島や因島、生口島などの海岸でガラス等の清掃活動を行いながら、きれいなシーグラスを見つけ出し、尾道の海を感じた観光客へのお土産にもしてもらえる「尾道シーグラス」に商品化している。
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