初の「因島キッズフェスタ」1千人来場
昨年12月23日、尾道市因島重井町の因島フラワーセンターを会場に「第1回因島キッズフェスタ」が同実行委員会の主催により「見て・遊んで・踊って・感じる」をテーマに行われた。
社会福祉法人若葉(尾道市因島大浜町)の副島宏克総合施設長の提案をもとに、尾道市や因島観光協会、尾道エフエム放送㈱が後援し、因島キッズフェスタ実行委員会(村上玉樹実行委員長)が発足。若葉内に事務局を置き、準備を進めてきた。当日はボランティアを含め1千人近くが来場。昔遊びや手作り教室のほか、ステージでは子供たちによる地元の馬神太鼓の演奏やキッズダンスなどのパフォーマンスを楽しんだ。
海徳寺 納骨堂完成 宗派問わず利用可能
時宗海徳寺(尾道市東久保町)は敷地内に納骨堂を新築し、6日午前10時から関係者約100人が参列して落成法要を行った。納骨堂は鉄筋コンクリート2階建て。両階で各100基の納骨用の拝殿が設置できる。
拝殿は1階が「蓮華壇」。本金箔仏壇で照り屋根型、本金箔押略宮殿、ガラス観音扉、伝統工芸師による蒔絵、御本尊が納められ、納骨部分は、天然石納骨壇で、鍵付開戸式、宗紋入名札板、納骨数9柱。冥加金105万円。2階「鳳凰壇」は本金箔仏壇で、唐破風屋根型、装飾金具打、本金箔押略宮殿、ガラス観音扉、伝統工芸師による蒔絵、御本尊が納められ、納骨部分は、天然石納骨壇で、鍵付開戸式、宗紋入名札板、納骨数12柱。冥加金145万円。毎日午前7時から午後4時まで自由に入館でき、2階南には尾道水道が一望できる展望休憩室もある。永代供養は宗派を問わず受け付けている。
2013年1月1日号
■コンテンツ
尾道平原温泉「ぽっぽの湯」オープン三菱重工が国内初の鉄道試験センター
複合商業施設「因島モール」8月開業
小泉氏が若葉家具(株)ショールームデザイン
新年の賀詞
表紙書作者 藤井壽峰さん
■まちかどピックアップ
ギャラリーショップ gallery shop MASUYAペットサロン ドッグ・ポゥ
ギャラリー GALLERIA 風の巣
日本料理 京料理 鯛のたい
■資料
建築ニュース赤ランプ
新設会社
入札情報
■連載
売上を10倍にしたエンジニア(5-5) ユニバーサル開発設計事務所 三谷干城(詳しくは経済レポート紙面をご覧ください)
(株)平原 尾道平原温泉ぽっぽの湯オープン
公衆浴場の営業などを目的として昨年10月に設立した(株)平原(尾道市平原、牧野真樹社長)が運営する「尾道平原温泉ぽっぽの湯」(同2―1―33、坂元心支配人)が昨年12月20日にオープンした。
1年半前まで「尾道湯屋つかりゃんせ」として営業していた温浴施設が競売物件となっていたが、笠岡市の牧野海運(株)(笠岡市五番町)が落札。改装工事を進めていた。同社関連会社の(株)平原が運営を手掛けるが、既にグループ会社でサウナ施設などを展開しており、確立しているサービス業のノウハウを活かす。
三菱重工が国内初の「MIHARA試験センター」
三菱重工業(株)(東京都港区港南、大宮英明社長)は、三原製作所(三原市糸崎町)和田沖工場(同市和田沖)内に、約3.2kmの鉄道軌道用の周回コースを持つ、国内初の総合交通システム検証施設「MIHARA試験センター」を建設すると発表した。
この試験センターは、日本のインフラ輸出戦略の柱の一つである鉄道システムの競争力強化を図るのが狙いで、国際規格への適合性評価や製品開発のための強力な支援ツールとして活用するとともに、日本モデルとして高い評価を得ている保守・運用を含めたソフト面の一層の充実に役立てる。
「因島モール」建設計画決まる
24時間営業の食品スーパー(株)ハローズ(福山市南蔵王町、佐藤利行社長)とホームセンターの地場トップ(株)ユーホー(福山市多治米町、佐藤哲士社長)を店舗設置者として計画を進めていた複合商業施設「因島モール」の建設計画は、予定地中心部地主との交渉が難航して当初計画の年末商戦オープンは実現しなかったが、このほど来年3月に店舗建設工事着工、8月1日オープンの予定で因島最大規模の因島最大規模の複合商業施設の進出が決着した。
尾道市因島田熊町字扇新開の内海造船㈱田熊工場跡地に前記2社を店舗設置者として再開発計画が始動。ハローズとユーホー等のほかテナント棟はサービス棟、飲食棟、物販棟があり、店舗面積合計9,579㎡の大規模商業施設となる。
小泉誠氏が若葉家具㈱がショールームデザイン
家具製造販売の若葉家具(株)(府中市高木町、井上博昭社長)は同社の3階建てショールームの1階全フロアを改装し、家具や雑貨など生活の道具を取り揃えた「のとこ」として昨年12月8日にオープンさせた。
「のとこ」は「生活道具のとこ・手しごとのとこ・だんらんのとこ」というように「〜の場」「〜のところ」を意味する。空間デザインは家具デザイナー小泉誠氏(Koizumi Studio代表、東京都)が手掛けた。同氏は、若葉家具が市内の家具メーカーと福岡県大川市の家具メーカー2社と協同で製造販売するアメリカ広葉樹を使ったオリジナルブランド「kitoki」のデザイナーのひとり。美術大学でデザインを教える傍ら、生活に関わる全ての道具を広義の家具と捉え、伝統技術や素材にこだわった、古きよきものを現在の生活に取り入れたものづくりの活動を行なっている。