ミカンの皮から石鹸「Ja‐Pom」で向島活性化
向島中央小学校の元保護者グループが2年前から向島の活性化を目的に研究開発してきた、しまなみ地域特産のミカンを原料に使って作る石鹸がこのほど完成し、商品化した。
ミカンの皮の粉末を原料として作る石鹸で、製造は石鹸製造で実績のある(有)ライフベストテクノ(福山市松永町)健康事業部に依頼。皮の再利用はエコにつながり、また自然の成分だけで作られるので安心。ミカンの皮に含まれる成分のリモネンは油を落とす効果があり、洗浄力も強い。ブランド名は、柑橘を表すスペイン語の「ポン」と日本の「ジャパン」をかけて「Ja‐Pom」とした。価格は1554円で、尾道福屋1階で販売中。問い合わせは「Ja‐Pom」代表の吉田真里さん(得本医院院長、尾道市向島町)で、FAX(0848・45・0506)かメール(japomsmukaishima@yahoo.co.jp)で受け付けている。
コウノグループ おのみち河野屋新装オープン
(株)コウノグループ(尾道市高須町、吉田スガミ社長)は12月4日(水)、おのみち河野屋をリニューアルオープンした。旧河野民宿尾道とお食事処寿里庵の屋号を変更したもので、館内は和室6畳間が3室、8畳間が2室、14畳間が1室で、洋室はシングル5室、ツイン2室があり、予約で各種宴会や会食も受け付けている。宿泊以外の会食や宴会のみの利用も要予約でできる。
リニューアルオープン記念として、鯛、黒豚、黒毛和牛のしゃぶしゃぶが一度に味わえる「山海しゃぶしゃぶ」を提供。予約で4人から受け付けている。各種コースは2500円からで飲み放題120分はプラス1500円。この他、国産ふぐコース1人8千円プランもある。
2013年12月1日号
■人。この【人】に聞く
(株)コウノグループ代表取締役 吉田スガミさん
■コンテンツ
データ保管を低価格で (株)ビーシーシー
(株)サラダクラブが三原に新工場計画
(有)YMG 高齢者介護食ネット通販
府中家具の2社が共同直販セール
■スポット
企画 婚育で幸せな結婚生活を 尾道初セミナー連携 瀬戸内舞台「しまのわ」概要決まる
披露 福山出身須田麻美さんが故郷で漆工芸展
実験 三原テレビと県立広島大学三原が連携
■この機に語れば
田辺泰登さん 田辺クリニック院長山本隆文さん (株)第一エージェンシー常務取締役
唐木 健さん (株)三洋写真工業社 営業・空撮オペレーター
勝原清志さん 勝原商事(株)社長
■まちかどピックアップ
ペットサロン ぺっとこ自動車学校 備南自動車学校
温泉・和食 みはらし温泉 魚三昧
カフェバー G★G Cafe&Bar
■資料
セミナー情報赤ランプ
建築ニュース
ネットショップギャラリー(45)「旬の特産品お買い物広場」
入札情報
特ダネ!びんご「イベント百科」
インフォメーション
新設会社
■連載
売上を10倍にしたエンジニア(7-5) ユニバーサル開発設計事務所 三谷干城
茶の湯歳時記同好会新聞(11)
(詳しくは経済レポート紙面をご覧ください)
(株)ビーシーシーが低価格データ保管サービス
三菱電機グループでシステム開発、データセンター運営などを手がける(株)ビーシーシー(福山市光南町、鎌田一郎社長)はこのほど、中小企業向けに、海外のデータセンターを活用する自動データバックアップサービスの提供を開始した。
地震や水害、落雷などで業務データが破損すれば、スムーズな事業継続が困難になる。事業の根幹のデータとも言える業務データを、アメリカとアイルランドにある世界最大級のデータセンターに簡単操作で自動保存できる低価格サービスとして提供する。インターネット環境があれば即時利用可能。データセンターは世界最大のコンピュータストレージメーカーが運営し、軍事レベルの暗号化技術で漏洩も防止。世界的な企業グループを含め8万社300万人が利用中と実績も充分。ビーシーシーが代理店となり中国四国地方を中心に販売する。
(株)サラダクラブが三原市へ工場進出
野菜サラダなどに使うカット野菜を製造販売する(株)サラダクラブ(東京都調布市、萩芳彰社長)が、三原市西部工業団地・惣定地区(三原市沼田西町惣定)に西日本市場をエリアとするパッケージサラダの製造工場を建設するため、三原市営の三原西部工業団地・惣定地区へ企業立地を決めた。
計画によると同所の敷地面積約9,800平米を取得、事務所併設の建物延べ床面積約2,700㎡を建設する。建設工事は平成26年1月中旬に着工、10月下旬の操業開始を予定している。操業に伴う現地での従業員規模は新規雇用が臨時も含めて50人を予定している。
(有)YMG 高齢者向け介護食宅配
宅配給食、仕出し弁当販売の(有)YMG(尾道市東尾道、井口友稀社長)はデイサービスやグループホームの高齢者向けおかず用食材を配達する事業を本格的に始めた。
高温高圧殺菌した朝、昼、夕食用の食材を真空パックにした冷凍と冷蔵の2温帯で、届いた食材は調理法を参考に湯煎して盛りつける。施設で用意するのは、味噌汁やご飯、牛乳、おやつ等で、職員は一人で約40食が約1時間で調理でき、買い物に行く負担や食材の廃棄量が軽減できる。井口社長はメニューの特徴として、ラーメンや日本そば、うどん、冷やし中華、焼そばなどの豊富な麺類と、高温高圧殺菌した食材の柔らかさは、咀嚼が難しい高齢者に安心して提供できると話す。
マルケイ木工(株)と佐々木木工(株)が共同直販セール
マルケイ木工(株)(橘高延幸社長)と佐々木木工㈱(川本一徳社長)は12月6日(金)から8日(日)の3日間、「府中家具史上初!!2大家具メーカー共同直販セール」を開催する。
両社は府中家具を代表する老舗の製造メーカーとしてライバルという関係だが、府中家具を販売する業者が少なくなったことで市場に府中家具の流通が減ったことや、中国産の安い家具の参入や住宅環境の変化などにより需要が低迷していることから、府中家具トップ2社が協力して、展示直販会を開く。情報発信力を高め、多くの来場者に府中家具に触れて、良さを再認識してもらう目的で、今後は製造メーカーを募って、府中家具直販事業組合(仮称)を組織化し、家具祭という位置づけで展示即売会を継続を目指す。展示場は各メーカーの展示場で、開館時間は午前10時から午後6時30分まで。