中国運輸局広島運輸支局福山自動車検査登録事務所に新車登録された平成十五年度の自動車(軽自動車を除く)は前年比96.9%の二万二千九百二十四台だった。
月別では今春の二月と三月はぐっと上向いたが、これは例年と同じ季節要因。国内三月の新車登録台数は乗用四十九万二千九十三台(前年同月比97.5%)、貨物七万八千九百三十六台(同110.7%)で合計は0.2増に止まった。
しかし福山管内の三月の合計は三千二百台を超えた。広島県内の年度別では近年のピークの平成八年後から右下がりの傾向だが、平成十一年からはブレ幅の小さい小康状態。今後の景気回復基調に期待がかかる。
泣Gム・シー福山(福山市、山本攻社長)のエム・シー福山ビルでは、六階レンタルオフィス「SOHO福山倶楽部」の空きスペースを利用して、時間貸しレンタルオフィスの新サービスを始めた。
約六・六平方mのAタイプと約一三・二平方mのBタイプの二種類で利用は前金制。Aは事務机一台、ソファーベット一台、光ファイバー接続のパソコン一台が備品で、初めの一時間が空調費用込みで五百円、それ以降は三十分ごとに百五十円が追加される。Bは事務机が二台でそのほかは同じ、初めの一時間が千円で、それ以降は三十分毎に二百五十円が追加料金。
グリーン・ルネッサンス(三原市、村上尚史代表)はこのほど、田んぼの畦を金網と軽量モルタルなどを使って補強された構造に変える工法を考案、施工の営業を本格化させた。
同工法は特許を平成十四年七月に出願している。モルタルと真砂土、ポルトランドセメントなどを最適な割合で配合、金網に塗りつけて畦の表層部分を施工する。
このモルタル工法を用いると、土だけの畦と比べ、雑草が生えず、コケが生える、最終的に自然に帰る、畦の下に発生するミミズがなく、モグラの出入りが無くななり、イノシイも来なくなるなど、多くのメリットがある。また、畦をシートで覆う工法やコンクリート製の畦と比べても、表面が熱くならない、低コストなどのメリットがある。
「癒し」「リラックス」をテーマに、バラエティ豊かな浴室や、低価格の飲食サービスなどで各スーパー銭湯がしのぎを削るなか、九州地方を中心に知名度を高めつつある新しいスタイルの銭湯「岩盤浴」の施設が、五月と六月に福山市内で相次いでオープンする。一度に三十人程度が利用できる規模の岩盤浴施設は広島県内でも初めてという。
福山市で「スーパー銭湯 ゆ&サウナ美福」を経営する樺゚栄(大阪府堺市、町口正憲社長)が五月九日、引野町に「天照石岩盤浴 Ravvivare(ラヴィヴァーレ)」をオープン。また六月二十四日にJR福山駅前で「ハイパーホテル1―2―3」を経営する潟Gム・シー(広島市、山本攻社長)がエム・シー福山ビル(福山市)地階一階に「岩盤処 禅」をオープンさせる計画をそれぞれ進めている。