びんごトピックス  2004年7月10日号 

表紙写真     


カタオカの新工場が本格稼働

チリメンやイリコなど海産物の卸と食品加工の地場大手、潟Jタオカ(尾道市、片岡文彰社長)は、本社工場近くの第三工場りんせつに建設していた第四工場となる新工場が完成し、本格稼働を始めた。最盛期を迎えたチリメンの入荷でフル操業が続いている。
この新工場は、敷地約千八百五十平方mに、鉄骨造り三階建て、延べ床面積約三千五百平方m、内部には水産物加工処理場、三階に小袋包装室、従業員福利厚生施設として休憩室なども設けている。また、業界に先駆けてHACCP対応型の設備を完備、主力商品のチリメンの異物チェックが確実に行える選別機器を備えたラインも稼働している。

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万田鰍ェペット向け健康補助食品に進出

「万田酵素」製造販売の万田グループの万田梶i三原市、松浦良紀社長)では、ペット向け植物発酵食品「きゃどっく」を開発、新事業となるペットヘルス事業係を開設しIネットでの紹介など営業を始めた。事業係は東京支店に置いている。
「きゃっどく」は、同社の主力製品万田酵素と、乳酸菌などの有効微生物を配合した健康補助食品。1o前後の課粒状で、ドライタイプ、ウェットタイプに関わらずペットフードにふりかけて犬、猫に与える。乳酸菌などのプロバイオティクスを配合したことで、排泄物の消臭効果が強いのが特徴。また腸内発酵を活発にし、腸からの吸収が良くなる、などの効果もある。

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クレープの移動販売東尾道に進出

「ラ・ムソン・カフェ」ブランドでヨーロピアン・クレープを移動式車両店舗で販売する潟Nイーンズ・キッチン(福山市、伊藤慶太社長)は七月二日、尾道市東尾道のハローズ東尾道店の敷地内に市内初の店舗を出店した。
同社は今年二月、福山市入船町三丁目のポートプラザ日化東隣りの共栄ホーム住宅展示場敷地内に一号店を出店、営業スタート。販売するヨーロピアン・クレープは甘さを抑えた自家製生クリームにほんのり甘い厚めの生地の組み合わせ。それを派手でおしゃれな移動式車両店舗で販売したところ、長蛇の行列ができる評判となった。
現在、福山市内で三台の車両店舗を稼働させている。
秋ごろには広島方面に数店を出店する計画もあり、軌道に乗れば、軸足を広島県西部へ徐々に移していく。

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半田堅二さんが古文書を独自に解釈し展示

尾道郵便局一階ロビーで職員の半田堅二さんが六月二十五日まで古文書の解説展「古文書を十倍楽しもう展」を開いた。
ロビーの壁を使ってA3サイズの用紙を十枚ほど張っただけの展示規模だったが、初めて説き明かされる尾道の歴史も随所に散見され、郷土史愛好者らを大いに驚かせた。
半田さんが主に取り組んでいるのは江戸時代に活躍した尾道の豪商、橋本家の古文書。展示スタイルは、上半分を現物の古文書コピー、下半分の右に漢字ばかりの活字置き換え、その左に独自に読み取った現代口語文をレイアウト。三種類の文章は一行単位で置き換えてあり、現物の右から何行目と数えれば、口語文も同じ行数目にその訳が記載されている。

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こぼれ話 (題名のみ)  2004年7月10日号


自然に癒される世界遺産と 人類史に残る汗だくのまち

滝に集る笑顔は様々 春夏秋冬・多士済々

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