表紙写真 |
|
---|---|
びんご経済レポートへ |
東洋整体蘇生術を開発し、「東洋整体学院」として普及組織の全国展開を行っている鞄圏m医研(福山市)は十三日、十四日の二日間、市内沖野上町五丁目のアルシェを会場に「2004年スクーリング」を開催、全国各地から所属する整体士約二百三十人が集まった。
スクーリングは今年で三回目。東洋整体学院を修了した整体士の中から技術向上を目指す人が参加。同学院は本部のほか東北、関東、東海、上信越、近畿、中国、四国、九州の各地区に拠点を持ち、残る北海道と北陸、沖縄に地区拠点を置けば、全国ネットが完成する。
学院長のあいさつ後、各地区から「整体士になった喜び」も報告され、参加者は模範演技を交えながら講演などで技術向上に努めた。
今回のスクーリングの参加者を見て金光学院長は「これまで多かったリストラ組と違い、若い人が多くなった。生涯の仕事として取り組む人が増えた証拠」と話す。
因島市出身でリングアナウンサーなどで活動する篠塚誠一郎さんら有志を中心に作る「因島Tシャツ倶楽部」(事務局=因島市)では、「因島やしまなみ海道観光振興の目玉に」との想いを込めた、因島をテーマとしたTシャツを完成、八月末に販売を開始した。
今回のデザインは東京都の「Kyоkо」さんが担当。緑色の葉、茶色の枝、オレンジ色のかんきつがシンプルに描かれたもので、よく見ると平仮名で「いんのしま」と表現されており、遊び心のあるデザイン。
一枚二千五百円(税込み)でサイズはS、M、L、XLの四種。市内飲食店「ペーパームーン」「ナティーク城山」で販売している。
篠塚誠一郎さんは「因島のPRに貢献できるよう、八朔ゼリーに続く特産に成長させたい」と意気込みを話す。
枕用パイプ、ブロー成型容器、ダクト類等製造販売の挙本総業(福山市)はこのほど、健康関連商品などに利用されているゲルマニウムをポリエチレンパイプに練り込んだ枕やマットを開発、Iネットでの販売を開始した。
有機ゲルマニウムを〇・三%練り込んだポリエチレンパイプは今年一月に実用新案取得。そのパイプを使った新商品群は、首の後ろに隙間ができないためズレの少ない半身用健康マット、腰用マット、枕、座布団、足などに巻き付け固定して入浴する浴用マットなど。パイプをポリエステルメッシュでくるみ、裏地はキルトと綿。
地元の病院を対象に実施したモニター調査では、「腰痛が良くなった」「患者の睡眠がスムーズになった」などの回答があり、血行改善など温熱効果を発揮する商品として売り込みを始めた。なお同社で現地購入すれば、特別メーカー価格で販売する。
酒類卸などの濱岡酒造梶i因島市)は、因島やしまなみ海道沿線の産品をウェブショップで販売していたが、このほどリニューアル、観光マップと連携させた特産品紹介や企画の充実で売上増を目指す。
同社では、更新や顧客メール台帳管理の容易さ、効率的な決済システムで採用企業が増えている鰍hDiソフトウエア(福山市)のEコマース構築ASPサービス「時空商人」を導入、「webショップいんのしま」として今月リニューアルした。
因島やしまなみ海道産の酒類、食品のほか、地元企業の製品を幅広く販売する。酒類は因島産のはっさくワインや瀬戸田産のレモンワインなどシトラスワインと、因島、尾道、三原の地酒。珍味は干しダコ、焼アナゴのほか、井上製麺所(尾道市)の尾道ラーメンも販売する。菓子類もヒット商品のはっさくゼリーや松愛堂の「島そだち」など因島を代表する銘菓。地元企業からは万田酵素鰍フ万田酵素を使った健康食品や渇ェ恒鋏工場の剪定鋏などバラエティに富む品揃え。