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給食事業の㈱いしい（尾道市）は十二月一日、広島県商工労働部長室で尾道流通団地への企業立地について協定書を交換、本社事業所を全面移転する計画を明らかにした。
立地協定を結んだ尾道流通団地の敷地は第二工区の四千五百十四平方ｍ。うち第一期分の約二千二百六十平方ｍの敷地に工場と本社事務所となる建物来年三月着工、ＨＡＣＣＰ及びＩＳＯ基準に適合させ、平成十七年九月の操業を目指す。
新工場は新調理システムを本格的に導入する。一週間分のメニューも一括調理でき、合理的な人員配置、マニュアル化、仕入れ価格の抑制などが可能となる。
また新調理システムはフィルム袋に入った料理を提供でき、病院、福祉施設、学校などの給食をアウトソーシングとして請負う新ビジネスを展開できる。関西、関東の施設にアウトソーシングを提案する営業も将来構想に入れている。
看板製作、ＬＥＤ表示器製造販売の㈱タテイシ広美社（府中市）は十一月二十九日、篠根町の前本社から現住所に移転、作業面積三倍以上の新本社工場で業務を始めた。
新本社工場は、敷地面積約四千五百平方ｍ、延べ床面積約千九百八十平方ｍの平屋建てでスロープや自動ドアを配備、車椅子移動が前提で床もフラット。作業面積は三倍以上に拡大し、動線確保と連携の取りやすい配置で作業効率をアップさせた。
また新本社工場移転と同時に、道路工事現場で旗を振る警備員のアニメーションを表示する新製品のＬＥＤ表示機「ＬＥＤガードマンビッグボーイ」の製造も開始。旗振り動画や「徐行」「工事中」など文字の画面表示が可能、オリジナルの動画も表示できる。
飯島企画（三原市）はこのほど、レンタルサーバーの契約者に無料で一定量のウェブページを作成するサービスを始めた。
韓国の最大手サーバーレンタル企業と提携する国内企業と代理店契約を結び、まず県東部を中心に同社が営業活を始めたもの。日本より先進的な韓国ビジネスをモデルに驚くほどの低価格戦略で短期間でのシェア拡大を目指す。
レンタルサーバーは基本三プラン。主なスタンダードは、サーバー容量三百メガ、メールアカウント七個、ドメイン維持費無料、アクセスログ解析、オンラインショップ機能（製品写真アップロード管理、自動見積りなど）など多彩な機能が付属、二十ページ以内のウェブページを無料制作する。またテキストなどの更新業務を月一ページ無料で行う。レンタル料金は初年度セットアップ代金と年間契約の合計十四万七千円。
府中みそ製造の老舗、浅野味噌㈱（府中市）は十一月中旬に、白みそを隠し味に使ったクリームコロッケを新発売した。
フレンチ料理では白みそが隠し味に使われることが知られており、白みその使用でコクが深まる。その味わいをクリームコロッケに仕上げたのが今回の商品。商品名は「白みそのクリームコロッケ（エビ入り）」で、五個パック七百五十円。
またみそを使ったトンカツソース「味噌のソース―トンカツ用」もコロッケの前に商品化、食卓でそのまま使える三百五十ｇ入りの小ビン（四百九十円）として売り出した。
ソースは赤、中、白の三種類のみそをブレンド、まろやかで風味豊かな味わいに仕上げ、好評、予想以上の出荷となっている。
