表紙写真 |
|
---|---|
びんご経済レポートへ |
作業服メーカー、アトム梶i竹原市、平賢一郎社長)は、帝人ネステックス梶i石川県)が開発した網戸用ハイメッシュネット織物「クロシスキャビン」の販売を始めた。
この製品は、使用素材をポリエステル等の合成繊維に替えると共に、線系を超微細で従来の約四分の一にすることで、網目の大きさが均一で、正方形構造を持ち、一インチ当たりのメッシュ数が二百本以上と従来の約十倍の高密度メッシュ織物が完成した。これにより花粉症の原因となる花粉なども最大八ゼロ%以上の割合で添いすることが期待できる。
販売価格は一〇〇cm×一〇〇cm一万五百円(税込み)、一〇〇cm×二〇〇cm一万六千円。
賀茂郡大和町で採れる米の消費拡大を目指そうと昨年十月二十八日に設立された製麺業の拒蝌a(賀茂郡大和町、西川信芳社長)が、米を主原料とした麺「おこめん」を商品化、コシの強さとのどごしの良さ、多様な料理に合う汎用性を活かした新しい麺として発売した。
大和町産コシヒカリを六〇%使用した「おこめん」は、ゆで時間が一分と短く、コシの強さとつるつるとしたのどごしが特長。ゆで揚げた後長時間放置してものびにくい。常温で三カ月以上保存できる。米以外は小麦粉などを使用。一袋一食入りで小売価格二百四十円。
豆腐メーカーの鰍竄ワみ(三原市、山名清社長)は豆乳生産に乗り出すため、今年二月から新工場建設に着手した。
新工場は本社工場内の鉄筋一部二階建て延べ約二千九百平方mの工場と自動倉庫を建設。計画では一日十万本を製造、来年三月から出荷する。
やまみではおからの出る丸大豆を原料に使用。乾燥装置を導入しており、乾燥おからをペット用ビスケットや猫のトイレ用砂として販売中。産業廃棄物が製品になり、コスト的に有利な丸大豆を原料にする豆乳生産を可能にした。
プラスチック射出成形などの潟Tトウ製作所(深安郡神辺町、佐藤憲示社長)は、産業部品メーカーなどに、ギアなど産業用金属部品からのプラスチック代替、同様にクッション材などのゴム部品をエラストマーに転換することで可能となるコスト削減を提案している。
同社が扱うプラスチックは硬質塩ビや比重が〇・六と軽い発泡プラスチックなど多様。企画から試作、金型製作、量産までの一貫生産体制による製品の多様性と、小ロットにも対応できる設備を活かして、素材代替によるコスト削減、短納期化提案を積極的に行っている。