びんごトピックス 2006年1月1日号 

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福山本通の「ライフイン」にカフェ

インテリア販売、企画施工の潟宴Cフイン(福山市)は昨年十二月二十四日、福山本通商店街の店舗内にカフェスペースを開設、憩いの場が増えたと話題を呼んでいる。
カフェスペースは、リニューアルしたショールーム約六十平方mのうち三十六平方m。イタリア、フランスなどヨーロッパ製四人テーブル×三で十二人収容、カウンターも設置した。紅茶やコーヒー、ケーキのほかワインも楽しめるバーとしての活用も検討中。デザイン、質共に高い家具の使用感をくつろぎながら味わえる。

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(株)河原 (株)サンエス 天満屋福山店
しまなみ信用金庫 シジアス タカオフラワーブティック


(有)グローブが福祉介護施設の情報発信を支援

広告代理店の(有)グローブ(福山市)は福祉介護施設向けに、月刊の施設PR冊子とホームページ自動生成システムを組み合わせた広報支援サービス「はつらつ倶楽部」の提案を始めた。同業界は四月の介護制度改正で競争激化が予想される。利用者家族との信頼強化と集客の効率化に向け広報活動の重要性が増すことに着目、A4カラー全六頁で質の高いPR冊子と、ホームページ自動生成システムによるメディアミックスの情報発信を低価格で請負う。
A4カラー二頁の「施設だより」は日々の催しやスタッフの声、利用者とのQ&A、行事予定表を掲載。同四頁の「はつらつ倶楽部」は同社が独自に編集する全国同一の冊子。内容は健康や話題の人の取材記事などで、配色やレイアウトなど紙面イメージは「施設だより」と合わせる。
同社から毎月中旬以降、各施設に両紙が届けられ、施設側で「はつらつ倶楽部」に「施設だより」を挟み全六頁の一体的な冊子として利用者や家族、見込み客やケアマネージャーに渡し、信頼度向上や新規利用者の囲い込みにつなげる。

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中国ゴルフ社 ジョブリンク 舶来居酒屋 暁
尾道ゴルフショップ ももしま せとうち特機


キャンドルナイトinふちゅう実施

夏至や冬至の夜をロウソクの灯りで過ごす「百万人のキャンドルナイト」に賛同した灯りイベント「キャンドルナイトinふちゅう」が昨年十二月二十三日午後六時から、府中市のウッドアリーナ広場で開かれた。雨の中キャンドルが映し出す幻想的な会場に約二百五十人が訪れた。
府中発の光で希望を感じてもらおうと市内の若手商工業者ら十二人による実行委員会が企画した。東町の日本一の石燈籠からご神灯をいただくプレイベントでランタンに保存した火を、市の蝶オオムラサキの輪郭に沿って並べられた会場の灯篭に点火し、「鼓乃会」の太鼓演奏で開幕、コンサートも好評だった。

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山陽テクノサービス 尾道国際ホテル マロックス


「尾道に映画館をつくる会」の活動報告

最後まで残っていた駅前の松竹映画館がなくなって五年以上。その尾道の商店街に映画館を復活させようと市民団体「尾道に映画館をつくる会」(河本清順代表、事務局рO70・5522・4958)が活動を始めて一年。テアトロシェルネなどを会場に、観覧客や商店街を巻き込む参加型の上映会を実施、回を重ねる中で感想やリクエストなど市民の声も参考に、「商店街の空き店舗を活用した五十人規模のミニシアター」の形が見えてきた。一月九日に行われる六回目となる上映会を前に、約一年間の活動の成果と今後の展望を河本代表に聞いた。

■5回の上映会で2千6百人
一昨年末に飲食店スタッフなど映画ファン五人で発足した同会は昨年一月に映画「珈琲時光」自主上映会で活動を本格化。洋菓子店が映画のイメージを重ねたオリジナルケーキを店舗で販売する共同企画となり、五百人超が映画を楽しむ盛況ぶりで華々しくスタート。三月は黒木和雄監督作品「父と暮せば」上映会に合わせ賛同者と折鶴を折り、広島市の平和記念公園に寄贈、会も事前に黒木監督と対面し激励を受けた。四月の尾道みなと祭では尾道帆布をスクリーンに商店街の駐車場内で「丹下左膳」。六月は「パッチギ!」で音楽関係者らにも協力者が拡大。九月の韓国映画特集でも機運の高まりを実感、五回の上映会で二千六百十七人、一回平均五百二十三人を動員した。アンケートでは九〇%の人が「映画館ができたら必ず行く」と回答、会の心強い後押しとなっている。

■見えてきた「ミニシアター」
商店街・50人規模・NPO運営
会員は本業の合間を縫って夜の会議を重ね、理想の映画館像を結んできた。16mm映写技士資格も取得済み。当初は松竹映画館再建も検討したが、老朽化と消防条例抵触、建設資金と運営負担試算で白紙に。今は商店街で数十人収容規模の空き店舗を探す。条件は高齢者も入りやすい一階。良質ながら近隣では上映しない作品が中心で、一週間のフィルム代は十〜十五万円。一日四回上映し計六、七十人が見る試算でペイできるという。問題は人件費だが、ボランティアで運営できるNPO化でクリアする意向。協賛募集も「公共財」としての映画館の重要性を各メディアに呼びかけ、広島カープ新球場建設の「たる募金」のようなムーブメントを起こし、建設費用と当面の運用資金と見込む一千万円以上を集めたいとしている。さ来年着工に向け活動が一気に本格化する。

■1月9日には伊映画「山猫」
六回目の上映会は一月九日午前十時〜と午後一時三十分〜の二回、テアトロシェルネで伊映画「山猫」。シチリアの貴族社会で興った新勢力に敗れる旧勢力の美学を、自らも貴族の末裔の巨匠ルキーノ・ヴィスコンティが監督した一九六三年作品。統一戦争中一八六〇年のイタリアで「山猫」の紋章を持つ旧家のサリーナ公爵(バート・ランカスター)に愛される甥のタンクレディ(アラン・ドロン)が、振興ブルジョアジーの娘アンジェリカ(クラウディア・カルディナーレ)と恋に落ちる物語。豪華絢爛な大舞踏会など圧倒的な映像美でカンヌグランプリも獲得、映画の世界遺産とも呼ばれる。チケットは全席自由、各啓文社とローソンチケットで前売り千円、当日千五百円。尾道市と教育委員会、文化協会が後援する。

■身近な存在へ「週末映画館」
旧商工会議所会館活用 夢に前進
さらにステップアップする期間限定企画「週末映画館」も同時に準備中。四月にある四回の金・土・日曜日に行う実験的な上映会で、会場は現在市が管理している土堂の旧尾道商工会議所議場を借り受け、五十席を用意。前売券五百円の「ワンコイン上映会」で、期間限定のプロジェクター上映ながら、映画館のある街として印象を深めてもらう。連動企画を呼びかけている尾道市商店街連合会活性化委員会の佐々木智朗委員長も「リニューアルする商工会議所会館の活用事例としても良いPRになるはず」と期待を込める。午後四時〜と七時〜の二回、十二日間で七、八作品の上映を予定し、黒澤明作品や石原裕次郎主演作品など世代を超えて愛される名作をリストアップした。河本清順代表は「夢に一歩近づく。理想の規模、場所で映画館のある街を感じてほしい」と話す。

《尾道に映画館をつくる会》
平成十六年九月に市内外の映画好きらで結成。代表を務める尾道市新浜の焼肉店「かもめや」スタッフの河本清順さん(29)を中心に、月四回程度会合を開き、尾道での映画館建設実現に向け活動を展開中。会員は尾道や福山の会社員、デザイナー、教員、大学教授、フリーターなど四十二人。

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尾道を写真で散策!
CD−ROM版尾道の写真集「下手な写真家の千五百枚の写真集 尾道」


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(株)パイオニア電子計算センター (株)いしい コムショット尾道


こぼれ話   (題名のみ) 2006年1月1日号

作物を育て収穫の戌年 偉人に学ぶ至福のとき

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目 次  2006年1月1日号
■トピックス
 新年の賀詞(敬称略) 8〜17、22〜29
 首長、商工会議所会頭・商工会会長
8〜13
 羽田皓(福山市)、亀田良一(尾道市)、五藤康之(三原市)、伊藤吉和(府中市)、佐藤忠男(尾道市)、
 村上和弘(因島市)、佐藤秀毅(神辺町)、菅田秦介(福山商工会議所)、伏見暁(三原商工会議所)、
 平健一郎(竹原商工会議所)、松坂敬太郎(府中商工会議所)、村上祐司(因島商工会議所)、
 関藤篤志(笠岡商工会議所)、黒木保(井原商工会議所)、妹尾隆(神辺町商工会)、
 甲斐敬文(駅家町商工会)
14〜17
 田中康貴(広島経済同友会尾道支部長)、細木宣男(福山市医師会会長)、
 立石克昭(広島県中小企業家同友会福山支部支部長)、高原九年(尾道市商店街連合会連合会長)、
 高田健司(福山市商店街振興組合理事長)、渡辺康博(広島経済同友会三原支部支部長)、
 桑田洋(県立工業技術センター所長)、松浦泰次郎(尾道大学学長)、
 堂本時夫(県立広島大学保健福祉学部長)、前田裕(広島県中小企業家同友会尾道支部長)、
 縄稚定弘(県立ふくやま産業交流館館長)、浜中和子(浜中皮ふ科クリニック院長)
22〜29
 前田祐司(三原商工会議所産学官連携コーディネータ)、上野泉(尾道市農業協同組合代表理事組合長)、
 内海正之(両備信用組合理事長)、金尾尚明(叶ホ井表記代表取締役)、
 藤井修逸(潟Aドテックプラズマテクノロジー代表取締役)、楠智幸(広島県清港会尾道支部長)、
 石田正憲(石田造船建設且ミ長)、高橋宏明(山陽工業且ミ長)、小林昭(ダイフクホーム且ミ長)、
 和田倍夫(鞄V満屋福山店店長)、水田実(久富電機産業椛纒\取締役)、
 近本肥干(兜沁R臨床検査センター代表取締役社長)、渋谷誠(潟xッセル代表取締役)、
 菊田晴中(竃セ和工作所代表取締役)、弓場敏男(中国旅客船協会連合会会長)、
 宮地秀昴(「写真のまち尾道四季展」実行委員長)、山根良彦(尾道さつき会理事長)、
 宮迫卓督(円鍔記念館館長)、田口義人(福山かえる会議代表世話人)、平賀正幸(尾道中学校設立準備室長)、
 みやち治美(ソーラー版画家)、山中幸平(学校法人山中学園理事長)、能宗孝(北部再開発努力会)
戌年・当たり年 30・31
 山本末男(備後青果椛纒\取締役)、松坂敬太郎(ヒロボー椛纒\取締役)、
 横山良憲(JA尾道市理事)、和泉泰雄(共和医理器椛纒\取締役)

■スポット
 太洋電機産業鰍ェ展示会に高機能の鉛フリーはんだこて 37
 泣Oローブが福祉介護施設広報を冊子とHPで支援    38
 夢に向け着々「尾道に映画館をつくる会」活動1年    40
 潟^イヨーミートがこだわりのハムをネット販売    50

■記事
 尾道景観問題検討委員会(37)・キャンドルナイトinふちゅう(38)・ライフイン(39)
 haney go photograph(39)・尾道市立美術館「無言館」展(44)・広島ガス尾道支店(50)
 リーデック(51)・丸善製薬故日暮会長偲ぶ会(52)・ふくやまテレコム(52)

■資料
 高額所得法人(9月期) 42・43 
 赤ランプ   52
 建築ニュース 53
 新設会社   55
 ホームページの発信元(163) 天然温泉尾道ふれあいの里開設準備室 49

■連載
 平成18年を占う「国際情勢」 小林将利 44
 海を想う(469)「わいせつ」 うわぶびん 53

■年賀広告
2〜7、17〜21、32〜35、58〜64


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