びんごトピックス 2006年5月1日号　

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アクセ尾道でファションショー

商店街の尾道通り旧本陣石畳地区で異彩を放つ（株）アクセ（尾道市）が一昨年、昨年と広島市の商業エリアの中心で日本のファッション業界のど肝を抜く大掛かりなファッションショーを開催、三度目の今年は内容を一段と昇華させ、「ａ ＤＡＹ ｂｙ ＡＣＣＥＳ」（ある日のアクセ）のテーマの下、原点のアクセ尾道も含む三会場で一流モデルによるファッションショーを行った。
四月二十一日夜にパーティーを兼ねたファッションショーを広島市観音新町の高感度結婚式場カーサフェリスで開催、翌二十二日は平成十五年四月にオープンさせた自社所有のファッションビル、アクセ広島でファッションショーとトークショーを実施、ファッションに高感度な女性客二千人あまりを魅了した。
続く二十三日、ファッションショーがアクセ尾道二階で開催され、前述のリカルド、ジェシカのほか松島はな、ＬＥＮＡ、ＭＡＲＩＡ、ＪＵＬＩＡＮＡ、カロリナ、麻里、ＭＩＥ、上原あゆみが参加。備後地区でも流行に敏感な女性客ら約七百人は雑誌と同じモデルが目前を通り過ぎる非日常的なイベントを堪能した。

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小学館漫画賞受賞のかわぐちかいじ氏が祝賀会

「太陽の黙示録」（ビッグコミック連載中）で第五十一回小学館漫画賞を受賞、講談社漫画賞と合わせて日本漫画界の最高栄誉を四度も受賞するという手塚治虫をも凌ぐ快挙を成し遂げた漫画家かわぐちかいじ氏（57）の「受賞記念祝賀会」が二十日、出身地尾道市の尾道国際ホテルで開かれ、かわぐちかいじファン約二百五十人が偉業達成を祝った。
祝賀会には東京から出版関係者やかわぐちかいじ事務所のスタッフらも参加、地元ファンも参加しやすい五千円の会費制で各分野の代表や同級生、一般ファンなど幅広い参加があった。
オープニングは受賞作のスライド紹介と主人公に扮した地元ファンによる台湾ラーメン出前の演出。続いて小学館ビッグコミック編集長の奥山豊彦氏が「袖の下など通用しない実力の漫画賞。圧倒的な画力と卓越した構成力で満場一致の受賞」と経緯を報告、「太陽の黙示録」の企画を担当した宮崎信二氏が文壇での芥川賞、直木賞に匹敵する漫画賞の重みと講談社の漫画賞と合わせて四回受賞した人がほかにいないことを紹介した。
受賞作の「太陽の黙示録」は巨大地震と富士山の噴火など想像を絶する地殻変動で日本列島が分断、東日本と西日本を中国とアメリカがそれぞれ分割統治する空前のスケールで展開する日本のアイデンティーにかかわる超大作漫画。台湾に渡って難を逃れた主人公が日本復活へ愛と勇気で信頼を勝ち取りながら舞台を広げる浪漫あふれるストーリー。

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佐藤相互建設がリサイクル事業本格化

総合建設業の佐藤相互建設（株）（福山市）は、廃コンクリートやアスファルト、木くずなど建設廃材を破砕処理し路盤材・再生砕石や燃料チップなどにリサイクルする、福山では初のバイオマス燃料チップ専用のリサイクル施設、再資源工房｢エコメイク」（同市）を開設した。既に試験運用を終え、廃棄物受入先と販路拡大を目指して営業を本格化させた。
処理能力はがれきが一日六百八十ｔ、木くずが同百三十六ｔ。破砕したアスファルト、コンクリートは路盤材や再生砕石に、廃木材や梱包材、パレットなどはバイオマス発電燃料チップに再生する中間処理施設。林業などで出る枝葉は堆肥原料となり、造園業者や近隣の農家らに販売する。
同社では昨年九月に施設の許可、十一月に産業廃棄物処分業許可を取得するなど二年かけて事業化を進めている。

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電源開発竹原発電所内の開発肥料工場が試運転

電源開発（株）（東京都）の竹原火力発電所内（竹原市）に連結子会社で火力リサイクル事業、肥料事業の（株）ジェイペック（東京）が建設していた竹原肥料工場が完成した。
四月から試験運転を続けており、六月中旬の本格操業を目指している。
この肥料工場は、同火力発電所構内西端に建設したもので、六月から操業を始めると「けい酸加里肥料」を年間八万ｔ生産し、全国ルートで販売される。総事業費は約四十億円。
完成した竹原肥料工場はグループの開発肥料（株）（横浜市）が製造を担当、現在の主力工場の安浦工場（呉市）と磯子工場（横浜市）は、閉鎖し新工場に全面移転し合理化する。

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こぼれ話 　　（題名のみ）　2006年5月1日号