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尾道市高須町の「健康生活ティ・ナ・ナ」が、主婦が企画・運営し、カフェや物販、コミュニティ活動をしている広島市の㈱ハーストーリィプラスと業務提携を始めた。安心安全を求める主婦ならではの視点がティ・ナ・ナのコンセプトと共通し、西区アルパーク近くのカフェ「Herstory House」や「くらしマルシェ365」で「真面目においしい」のマルシマが選んだ食材や調味料を提供している。調理するのも全て主婦で、並ぶメニューもお家のお惣菜という感じ。廃材を使ったテーブルや床、タイル張りの手洗い場など懐かしいにおいがする。夏休みにちょっと広島まで遠出するお子様連れにはもってこいのポイント。
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とうふ工房「ちだち」の豆腐は全て世羅産の大豆でできている。豆の味が濃い昔ながらの豆腐は250円。ざるに入った「今高野」450円、ピリ辛の「おお!うまいじゃん」280円など他にもバリエーションが豊富。つくねいものすりおろしが入った「山芋とうふ」300円が人気。「ええじゃん尾道」、「神石高原市場」、「道の駅」などで手に入る。お取り寄せもでき、何種類かを組み合わせたおすすめのセットもある。油揚げや湯葉からスイーツまで大豆や豆乳製品も扱っている。お店に行かないと食べられない豆乳のソフトクリームは滑らかで濃いのにさっぱり感が残る逸品。お買い上げの方にはおから1袋無料。
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瀬戸内ゴルフリゾートは全18ホールから瀬戸内海の多島美を眺望できる全国屈指のシーサイドコース。クラブハウスには眺望抜群のウッドデッキを備えたダイニング&カフェ「THE GRILL」があり、和洋中のグルメ料理が楽しめる。ゴルフコースを回る人の利用はもちろんだが、ゴルフはまったく関係ないという人も気軽に利用できるレストランだということはあまり知られていない◆経験豊富な青木文範チーフを中心に調理される本格的な料理の数々が気軽に楽しめるのが、好評を得ている「ランチバイキング」フリードリンク付1,500円〜。デザート類も豊富で、テレビ等でも紹介されほど人気が高い「シュークリーム」2個入り525円と「上揚げたてゴマ団子」8個入り800円はお持ち帰りもできる。また甘党の人にはときおり企画される「スイーツバイキング」が要チェック。各種イベントも企画されており、2月はバレンタイデーの特別企画が用意されている◆海と島が織り成す夕日を眺めながらの夕食は記念日の思い出づくりに最適。もちろん夜は予約で宴会場としても利用でき、時間が許せばお風呂も利用できる。
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世羅町北部の女鹿山(めじかやま)中腹で酪農を営んでいる岡田牧場を中心とした世羅高原ファームランドが平成13年春にオープンさせたジェラート工房「Donna(ドナ)」。ストレスを与えない方法で愛情たっぷりに育った乳牛から搾り取った新鮮な牛乳を使って、自然の味そのままにつくったジェラートを提供している◆人里離れた高原にあり、ちょっと探すのに苦労するが、突然、カップルが行列する店に出くわす。隣は馬の牧場でふれあい乗馬も体験できる◆おしゃれなコーンやカップに盛られるジェラートは20種類以上。生産者の顔が見える地元産の素材にこだわり、ミルク、抹茶、バニラ、ブルーベリー、かぼちゃ、味噌、きなこなど味も多彩で、シングル300円、ダブル400円、Sカップ290円、Lカップ950円。クール宅急便での全国発送もできる◆店長の岡田典子さんは「珍しい果実のぽぽもお試しください。南国風の不思議な味のフルーツです」と地元産情報をいち早く商品に取り入れている◆いま売り出し中なのは「のむヨーグルト」。無添加の手作りヨーグルトで、搾りたての味が魅力。評判もよく、贈答用に人気上昇中。
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トマトのジャム、シャーベットなど特産品を販売する「豊松プラザ21」に店を構える「御食事処かすが」。夏場に旬を迎える、神石高原町の名産野菜であるトマトをメーンにした「トマトのフルコース(要予約)」は、7月から始まる期間限定の特別人気メニュー。和洋折衷のコース料理で、前菜から、メーン料理、デザートに至るまでのすべてがトマトづくし。見た目も楽しく、新たなトマトの楽しみ方を発見できる◆「御食事処かすが」は平成13年にオープン。もともとは創業70年の老舗料亭旅館「春日屋」がルーツ。神石高原の会席・仕出しを引き受けた名店。その老舗技術を受け継ぐ若店主の笹部浩二さん。オリジナリティーへの探究心が奏でる創作料理は食する人に驚きと感動を提供する。例えば、まだ熟れる前の青いトマトを寿司ネタとした発想。酸味が利いたさっぱりした風味と独特の歯応えが組み合わさり、食欲と不思議な食感が楽しめる◆「今は仕出し料理に力を入れています。地元密着の縁の味をテーマとして、よりよい提案により楽しんでいただける料理を提供していきたい」と意欲的に話す。
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生まれも育ちも神石高原の「そらまめ」工房のオーナー石田さんと横儀さん。「神石高原で採れた新鮮な野菜やフルーツにこだわったパン、お菓子のお店を持ちたい」との夢を叶え、新たな目標に向かっている◆「そらまめ」の1日は、神石高原で採れた野菜、フルーツなどの食材を使ったオリジナルパンやお菓子作りから始まる。早朝に作ったパンやお菓子を、神石高原町のスーパーや道の駅などの契約店に届ける。その後は、車を使っての移動販売と汗を流す。「たくさんの人に届けたいから、がんばれるし、楽しい」と笑顔で話す◆7月には、神石高原町の特産品の一つであるトマトが旬を迎える。この度、このトマトを活かした新しい食感のパンが完成した。パン生地にまるごとトマトが入った逸品。バジルペーストが風味にアクセントを加え、トマトのジューシーさが新しい食感を楽しませてくれる。日本人の食として浸透したイタリアンの味ゆえに、だれもが楽しめるオリジナルパンに仕上がった。7月からの製造販売開始する◆福山市では南蔵王にある神石高原まるごと市場で、そらまめの味を身近に楽しむことが出来る。
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後白河法皇との縁に始まり、平安時代の後期から約300年にわたって紀州高野山と密接なつながりをもっていた米どころの大田庄。弘法大師の縁起を持つ今高野山龍華寺は紀州高野山からやって来た高僧が整備、大田庄の年貢の管理拠点とした。そんな今高野山の総門から境内へ向かう参道には傘下の寺院(塔頭)福智院があり、現在は「茶房いまこうや」として喫茶と軽食が楽しめる、いやしの空間となっている◆ぬか酵素風呂の甲山温泉として親しまれていた福智院が残念ながら閉湯、光定晴美さんと奥さんの直子さんが築160年の建物を生かし、平成19年3月に「茶房いまこうや」を開いた。地元出身の光定さんは当初、仕事の都合で暮らしていた三次市から通っていたが、夜遅くなった夏の日に宿泊し、その爽快感に魅せられ、夫婦で住居も兼ねるようになった◆そのため、夜もカラオケ宴会場としての利用が可能になり、予約で予算に応じた手作り料理でもてなす宴会も受けることができるようになった◆霊験新たかな山の湧き水を使った珈琲(400円)は格別。うどん定食700円も環境という隠し味が心にしみる。
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笠岡市の北木島出身の河田雅一さんが一昨年11月、笠岡駅前のドコモショップ2階に洋食の「カフェレスト ラピス」をオープンした。店名は北木島の特産「石」から◆人気の「おすすめセット」はライスにサラダ、メーンを特製デミグラスソースの130gハンバーグか、味噌ソースのトンカツのどちらかを選べ、680円とリーズナブル。平日のみの日替わりセットはライス・スープ・ドリンク付で780円。予算によりコース料理も提供する◆21日からは珪藻土を使った時計作りなどのワークショップを月1回開催する。毎月第3水曜日午後3時から。参加費はケーキセット付で壁かけ時計3,000円、フォトフレーム時計2,500円、壁かけボード1,600円。興味を持っていた河田さんの奥さんが、珪藻土壁材普及を目指しイベント開催を計画していた㈱ファイン(福山市引野町)と出会い、ふたつ返事での協力となった。人と人とのつながりを大事にするお店なので、思わぬ出会いで視野が広がるかも◆ジャズやフォークなどのライブも聴ける店として市内外の愛好家からも注目が高まっている。