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竹原市町並み保存地区で「たけはら国際芸術祭」が開かれており、土産品店「竹楽」でも数人の作家の作品が展示されている。2階では岩国で游工房紗蓼窯を主宰する陶芸家、大石紗蓼さんの陶板や器を展示。21日(土)、22日(日)はワークショップ「篆刻(陶印)づくり」を実施する。参加費2,000円で、磁器の粘土に彫り、書体はお好みで、絵でも良い。焼き上がりの色を青、黄、緑、ピンクから選び、完成後に送られる。大石さんは「昨年もこの芸術祭で出展させていただき、ワークショップも好評でした。彫る楽しさを感じてほしい」と幅広い世代に参加を呼びかける。近隣の「Café青」でも作品を販売中。
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今年8月、岡山県内16番目の道の駅としてオープン以来、地元の産品を使ったバイキング料理の好評が続く「道の駅 笠岡ベイファーム」。直売コーナーでは土産品が充実しているのはもちろん、笠岡育ちの牛肉「笠岡牛」の精肉コーナー、威勢の良い大漁旗を掲げ笠岡湾で獲れた魚介類を販売するコーナーも充実、地元の魅力を存分にアピールする。バイキングレストラン「四季彩」では、大人1,100円、小学生800円で、地元野菜のサラダやマリネ、こだわりゆで卵、ピザからもち麦麺、笠岡ラーメン、笠岡ラーメンをベースにした焼きそばまでバラエティ豊かなメニューを楽しめる。お勧め商品は楽天モールでも販売中。
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県内15番目の道の駅として10月23日にオープンした「道の駅たけはら」。グルメやお土産など地元産品が並ぶ売店、竹原の食材を使ったフレンチ・イタリアンメニューを提供するレストラン、道路情報コーナーなどを備えており、竹原の新たな観光拠点として注目を集めている。ホームページ(アドレス=http://www.michinoekitakehara.com/)も開設し、イベント情報などを発信している◆売店には地元産のブドウ「たけはらキャンベル」を絞ったぶどうジュース(720ml 1,050円)やゼリー、ジャム類などのほか、地元メーカーが製造する「おむすび」「目玉焼き」などの食品模型、名産の竹で作った竹とんぼや踏み竹など、バラエティ豊かな商品が販売されている◆2階は地域交流スペース。現在は酒蔵の多い竹原ならではの銘酒の数々を紹介しているほか、竹原市障害者自立支援協議会が提供する「かぐやパンダ」のキャラクターをデザインした衣類などを販売中◆市内では町並み保存地区、ニッカウヰスキー創始者竹鶴政孝氏の生家の資料館、重要文化財の松坂邸などの見どころもある。
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世羅郡世羅町に大型リサイクルショップ「がらくたや」が昨年10月にオープンした。約250坪の店内には家具、厨房機器、家電製品、事務用品、食器、生活用品、自転車、照明器具、時計、工具など多彩な商品がずらり。店舗や事務所、家庭で必要な道具や機器、小物などが掘り出し物価格で揃う。置物やジュークボックスなどアンティーク商品も並ぶ◆中二階部分はベッドやソファー、その近くがタンスなどの家具コーナーとなっている。500種10,000点以上の商品が並び、オープン以来、徐々に取扱品目を増やし、来店者のニーズに応じた品揃えを充実させている。買取りはせず、販売に専念している◆「きれい、豊富、安い。商品の生命を末永く」をモットーに、食器類は商品ごとに包装され、ボールペン1本にも値札が付く。商品管理もコンピューター管理を徹底させている。世羅町は観光地でもあり、遠方からでも観光がてら立ち寄れ、交通の利便性も高い。「県東部一の大型アウトレット店を目指したい」との意気込みが品揃えに表れている。
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創業は大正5年と古く、神石の庄園「志麻利」において医療、文房具、日用雑貨、新聞、衣料品などの生活必需品を提供する役割を担ってきた。しかしながら時代の流れの中で生き抜くために、新たな事業転換時期が訪れた。そんな背景の中、「わかばやし」の店主若林幸さんが趣味で始めた人形作りが話題を呼び、業務形態の変革が進んでいった◆若林幸さんが最初に取り組み始めたのが、洋風のカントリードール。店内を明るくしようと飾りつけ感覚でスタートした。それが段々と売って欲しいという要望につながり、商品として店内に並ぶようになっていった。そしてカントリードール制作はますます女性特有の感性と想像力がかきたてられていった。カントリードールを着物で作るなどの様々な要望を受け、今では和人形を中心とした小物・土産品など様々な形態の商品が並んでいる。テレビ・ラジオ・タウン誌からの取材で話題を呼び、今では備後圏の様々な場所からお客さんが訪れるという◆将来的にネット販売などの新たな分野へも挑戦したいと、経営革新の認定も取得済み。新たな挑戦に意欲を見せている。