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ヒップホップをメインにレッスンをするヒップホップダンススタジオ「STUDIO LADYBUG」。今年1月福山トライアングル広場近くの元町フレンドビル地下1階にオープンした。インストラクターは浅利未来さんと芽衣さんの姉妹。未来さんは小学5年生でアクターズスクール広島1期生に選ばれ、本格的にダンスを学び、卒業後はニューヨークにダンス留学の経験やダンスコンテストの受賞歴もある。妹の芽衣さんもアクターズスクール広島11期生としてダンスを学び、男子バレー世界大会オープニングアクトを務めるなど、現役ダンサーとして活躍中。クラスは幼児、キッズ、基礎クラス、一般ビギナーなど各コースがあり、3歳から77歳までがレッスンを受けている。スタジオや音響にもこだわりプロの間でも評価が高いスタジオ。
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いよいよ4月は桜のシーズン。鞆の浦の北側に位置する福山グリーラインは、桜を眺めながら瀬戸内海の多島美が満喫できるドライブコース◆1974年4月1日に有料道路として開通した福山グリーンライン(後山道路)は正式には県道251号。思ったような通行量がないことから6年で無料化となり、現在は気軽なドライブコースとして親しまれ、ボランティアによる整備も進んでいる◆芦田川から少し西に入った水呑町洗谷から鞆町後地までの約14.4kmのこの道路は彦山や熊カ峰など標高430m前後の山々を縫うように走り、桜に限らず四季折々の自然を楽しむことができる◆沿線にはファミリーパークや中川美術館といった観光スポットがあり、鞆の浦に近い峰には県立の後山公園(正式には瀬戸内海国立公園後山)がある。目玉は平成20年度に鉄製の骨組みとして生まれ変わった木造仕様の展望台休憩所。地上高7mの展望フロアまで階段を上るとほぼ360度のパノラマが広がり、天気がよければ美しい青空の下に広がる瀬戸内海の絶景を堪能できる。
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NHK大河ドラマ「龍馬伝」や宮崎アニメ「崖の上のポニョ」の影響で観光客が増えている鞆の浦。沖に浮かぶ仙酔島との間を結ぶ渡船も坂本龍馬が乗り、鞆沖で沈んだいろは丸をモデルにした「平成いろは丸」として就航している◆その「平成いろは丸」で渡った仙酔島には「崖の上のポニョ」に出てくる崖の道を思わせる自然探勝路がある。一部が2004年秋の台風で崩壊、環境省が総工費約4億円をかけて今年4月に復旧させた◆周囲約6kmの仙酔島には高さ159mの大弥山があり、国民宿舎仙酔島前の田の浦から彦浦砂浜までの海岸沿いと大弥山の山すそを回る約1.4kmの散策道が自然探勝路となっている。ほかに大弥山の展望台を巡る自然散策コースなどもある◆海岸沿いには独特の海岸景観が広がり、多色岩や断層、海食洞窟など海と岩の自然が生み出した芸術を堪能することができる。また昭和9年に日本で初めて国立公園に指定された瀬戸内海国立公園のすばらしい景観も太陽の位置によって見え方が違い、さわやかな潮風は時の経つのを忘れさせてくれる。
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アイススケートファン待望のアイススケート場が福山市の開設する福山メモリアルパーク内に再びオープンした。1990年にオープン、気軽な冬のレジャー施設として親しまれてきたが、個人で経営していた男性が死去、昨年は営業休止となっていた◆福山市が老朽化した施設を改修、㈱加藤商会(東京)が運営を引き受けた。同社は熊本、仙台の2カ所で直営するほか、委託運営を全国で10カ所行っており、高いアイススケート場運営ノウハウを持つ。ツインチューブ(Uターン)方式を採用、均一に製氷できる最新設備になったが、電気代と野外のための天候が心配という◆公式国際競技規則適応のリンクは56m×26m。12月5日に行われたオープニングセレモニーにはプロスケーター村主千香さんのショーも行われ、リンクの質の高さも確かめられた◆入場料は18歳以上1,500円、12〜17歳1,000円、3〜11歳800円、貸靴料500円◆福山メモリアルパークには遊具のある公園、広場のほか、ゴーカート場も整っており、親子で楽しい思い出がつくれる公共施設となっている。
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3年間営業した旧施設から道向いに移転し、馬場を約1.5倍の約2,100平方mに拡張してこの春リニューアルオープンした福山ホースクラブ。ブリティッシュ鞍とウエスタン鞍の乗馬が両方可能な県内初の施設としてファンから支持を集めている◆ウェスタン鞍は、グリップのないブリティッシュ鞍と違い、騎乗時に体のバランスを取るために掴むグリップがあり、シートも深く、初心者も安心。料金は、初めて乗馬を体験する人向けのレッスン体験コースが6,000円、毎週土曜日に5回のレッスンを行い馬との一体感を高める短期集中コースが28,000円。曳き馬体験もある。現在は夏休み短期レッスンのキャンペーンも実施中。会員制度は一般が入会金80,000円、月会費10,000円、騎乗料が一鞍40分で2,000円。ほかに平日会員、小中学生向け、家族向けがあり、福山を中心に尾道、岡山などの小学生から七十代まで幅広い層のメンバーが馬と一緒に風を感じる時間を楽しんでいる◆障害者施設利用者らを対象としたホースセラピー企画「パカパカホースの会」も回を重ねている
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10年ほど前から計画的に施設整備が進む福山市立動物園。明るく、楽しいアメニティー空間に生まれ変わっている。入園すると最初は平成17年に改修されたペンギンゾーン。プールを泳ぐペンギンを水槽の横からも見ることができ、時間帯によってはエサやりも体験できる◆キリン、シマウマのサバンナゾーン、ダチョウのいる走鳥類ゾーン、鳥かごの様な建物の中に入れるフライングケージ、象の「ふく」ちゃんに会えるゾウコーナー、ニシキヘビや今年6月にやって来たワニ(メガネカイマン)などが集まるは虫類ゾーン、19年10月にオープンしたサルゾーンなど全てリニューアル施設。今後は小動物ゾーン、猛獣ゾーンが整備予定となっている◆20年度の入園者は約25万人。家族がリフレッシュできる空間に魅力アップし人気上昇中。入園料は15歳以上300円(中学生以下無料)。8月の8、14、15、22、29日の午後6時半から9時までは夜の動物園も実施◆入園しなくても隣接する池でサイクルボート(有料)が楽しめ、駐車場横には大型遊具が整った公園もある。夏休みに家族で過ごせるお勧めエリア。
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福山市の観光名所、鞆の浦。沼隈半島の尾根を雄大な海を見渡しながら走ることができるグリーンラインを経由して行く人も多い。そのグリーンラインの途中にあるのが「ファミリーパーク」◆福山市が管理する総面積13.6haにも及ぶ広大な公園で、子どもたちに絶大な人気を誇る大型遊具をメーンにシカ園、クジャク園もある。大型遊具はジェットコースター気分が味わえる長いすべり台や短いながら急斜面のすべり台など多様な遊具が複雑に組み合わさっている◆山の斜面を利用したシカ園には鹿がたくさん飼育されており、子鹿から大きな鹿まで様々。クジャク園では運がよければオスの広げる見事な扇型の羽を見ることができる。シカ園の回りは遊歩道で、頂上には展望台も設置され、JFE福山製鉄所の高炉を遠方に眺めることができる◆平成6年に開園。駐車場横には無料休憩所もある。平成19年秋に公開された福山が舞台の映画「白椿」(秋原正俊監督)のロケも鞆の浦やふくやま文学館とともにここファミリーパークでも行われ、市民エキストラが見守る中、財津一郎らが演技した。