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小積忠生社長が開発した特殊加工したセラミック「忠海セラミックス」を使ったオリジナルの水処理製品のレンタルを行っている㈲コズミック。一般家庭向けには特殊セラミックと活性炭を入れた「コズミックパック」をレンタルしている。水道水を入れた市販のポリタンクにパックを沈め、使った分だけ水を夜に注ぎ足す使い方。10〜12リットル用で一年間37,800円と、健康な水をリーズナブルな価格で使用できる。また一次産業向けにも用途が拡大しており、導入した農場や養殖業者からは、収量増や死亡率減少などの改善効果、また浄化装置や薬剤にかかっていたコストの削減などのメリットが報告されている。
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フジグラン三原店内にあるペットショップ高山の一角にある、太陽光発電のソーラーパネルが展示されたスペース「ポチと暮らす家」では、太陽光発電システムを搭載した犬小屋など、ユニークな提案を行っている。滑りにくい床材や、消臭、抗菌効果のある壁材など、ペットリフォームのための建材サンプルも紹介。太陽光発電を応用したおもちゃも揃え、地球に優しく、そして人とペットにも優しいライフスタイルのあり方を提案している◆運営するのは、太陽光発電システム販売、施工に建築やリフォーム、不動産も手掛ける㈱西日本産業。日照補償と長期の性能保証・工事保証という備後地域初のサービスで差別化を図っている◆同社はそんな太陽光発電システムのメリットを紹介するセミナーを、三原市小泉町のJA三原沼泉(三原市小泉町4327-6)を会場に、定期的に開催する。10月は15日(金)と30日(土)午後3時から5時まで。ケーキとコーヒーがついて参加費無料と嬉しい。事前予約制となっており、問い合わせはフリーダイヤル0120-176-662同社まで。
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北海道生まれの「ファースの家」は、断熱材と高断熱複層ガラス、熱交換換気扇、除湿装置と調湿剤、オール電化を組み合わせた高気密高断熱住宅。「ファースの家」にFC加盟している大下建設(株)はこのほど、高気密高断熱住宅メリットを活かした「ファースリフォーム」の提案を始めた◆同社は、結露がつかず施工後も快適さが長く維持されている点や光熱費削減など経済的メリットが決め手となり、平成17年に新築住宅での「ファース工法」普及を目指して加盟。完成見学会や説明会を開くなかで徐々に認知度も高まり、昨年は「ファース工法でリフォームできないか」との相談に応える形でリフォーム工事を初めて施工した◆工事した二軒は築200年の平屋住宅で間取り自体を変更する大型リフォームと、二階建住宅の一階部分だけのリフォーム。施主も「朝起きるのが楽になった。ふとんからすっと出られます」「冬も素足で歩ける」などのほか、「長年悩まされてきた冷えを今年は感じることがなく、膝もサポーターもいらない。とても楽に過ごせます」と快適な住み心地を喜んでいる。
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遷座1300年の節目に鳥居と参道の整備を行った瀧宮神社(たきのみやじんじゃ)。昨年11月に100年の風雪に耐えた石の鳥居を2倍ほどの大きさ(高さ、幅とも5.4m)の石の鳥居として新調、さらに鮮やかな朱色の鳥居(塩ビ製)も12月に完成した◆須佐之男命を祀り、御神徳を厄除と縁結びとする同神社の由諸は古く、第2代欽明天皇5(544)年にさかのぼる。701年に櫻宮から瀧宮に改称し、803年から現在地で祀られている◆大祓人形の神事も行われており、紙を切り抜いた人形に自分の氏名、干支、年齢を書き、身体をなで、息を吹きかけ、犯した罪やけがれを身代わりになって清めてもらうことができる。また願い事を書いた木札(串)を納めると、2月3日の節分の日に行われる「焚上祭」で諸願成就、開運招福が祈願される◆境内には3度なでると智力を授かることができるという「筆石」とともに、菅原道真公を祀った大宰府天満宮の分社「進学天神」もあり、受験シーズンを前に中学生、高校生など合格祈願の参拝者も増える。
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JR西日本のポスターにも使われた瀬戸内海国立公園筆影山を背に、豊かな海に島々の間を往来する船を眺めながらの入浴でのんびりくつろげるみはらし温泉◆泉質は高濃度のナトリウム、カリウムなどが含まれる塩化物泉で、運営会社の森川観光グループ・森川孝人会長も入浴と飲泉で健康を維持。そこで効能をより多くの人に伝えたいと飲泉を取り入れるライフスタイルを提案している◆地下2000mから汲み上げる塩化物泉は効能成分の溶存物資が1㎏中なんと27.7g。「飲む温泉」として著名な北海道白老温泉の27倍、「胃腸の名湯」山梨薮の湯の5倍と、日本トップクラスの高濃度を誇る天然温泉として専門家の評価も高い。病院の下剤薬と同程度のマグネシウムが含まれ、腸内の老廃物排出ですっきり。胃腸の健康やダイエットで喜びの声も多い。「ご来館の際はお試しください」と村上賢樹マネージャー◆2階と宿泊施設・夢の宿1階の飲泉コーナーで、希望者に無料で提供。容器持参のリピーターも多い。送料負担のみで配達まで行う◆今年は開湯15周年。記念イベントに要注目。
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犬や猫に関するトータルな商品、サービスでペットライフの充実に貢献する総合ショップが三原に登場した。保永犬猫専門病院が運営する「ペットケアタウン」が9月17日に開設した店舗で、専門病院による併営は中四国でも珍しい事例という◆犬猫の販売はもちろん、フード、散歩グッズ、シャンプーやコンディショナーなど衛生関連、おもちゃやインテリアまで、充実した品揃え。県内の契約ブリーダーが育てている犬を、ウェブカメラを通して店内のモニターで確認できるシステムも特長◆常駐するフードアドバイザーが、健康管理に適切な食事のアドバイスをしてくれるだけでなく、専門病院とも提携していることから健康相談への対応も心強い◆ガラス越しに見守ることができるトリミングは、肛門腺の処理、爪切り、耳掃除、足まわりの毛のカットを行うシャンプーコースと、シャンプーコースの後に全身をカットするカットコースの2種。料金は犬種やサイズによる異なる。予約制◆2階は勉強会などイベント会場を予定。ペットを愛する人たちの情報交換の場として活用する。
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社会福祉法人三原のぞみの会(渡辺康博理事長)が平成19年に日本自転車振興会の補助金を得て機械化してオープンしたふれあい洗車場「のぞみ」。昭和59年から続けてきた洗車部門での手洗いが認められ、事業拡大へ発展した◆同社会福祉法人の中の障害者を支援する三原きぼう作業所(新谷祐治管理者)では利用者の生活支援を目的に、洗車部門を立ち上げ、1台1台を手洗いで洗車してきたが、量に限界があり、洗車機の導入に踏み切った◆設備はセルフ方式のドライブスルー洗車機がメーン。下部や細部を自分で洗うためのブースが2台分、車内を掃除機できれいにするためのブースが1台分ある◆ドライブスルーは手前で車を止め、受付装置に入金すると、後は音声ガイダンスに従ってシャンプー、スーパーコート(はっ水)、スーパーコートトリプル(超はっ水)のコースを選択、アンテナなどオプション装備を確認して前進、赤いランプの点灯まで進んで待つだけ。料金はシャンプー200円、ポリマーコーティングのスーパーコート600円、同トリプル800円など◆場所は食品スーパー・パルディ明神店が目印。
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昨年初めてオープンした梅農園「満汐梅林」が、今年は好天が続いて開花も早まり、2月21日に開園した。なだらかな斜面に広がる約1000本の木が白い花を咲かせて春の訪れを伝えており、香りや風情を楽しむ来場者で賑わっている◆既に3月1日ごろから満開を迎えており、中旬までが最盛期と予想。梅に関するクイズに答えてもらうウォークラリーを実施しているほか、短歌や俳句、川柳、フォトコンテストの作品も募集している。新名物「うぐいす梅蒸し饅」もお披露目となった。12日は大通寺で午前11時から「彼岸慰霊祭」で、参拝者に限りこの日は梅林の入園が無料となる◆期間中の入園料は大人500円、小学生300円。飲食物の持ち込みやペット同伴も可能なので、お弁当を作って持ち込み、白い花に囲まれながら家族でのんびりと過ごせる。ホームページにあるパンフレットを印刷して持参すれば、特製の梅ホットドリンクをサービス。来年以降を見据え、紅い梅や黄色い水仙も植え込んだ。道路拡張工事も含めてこつこつと作業を積み重ね、広く愛される観光名所を目指す。
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三原中心の出演者でオリジナルな舞台を提供する「ミュージカルシティみはらピープル」による第4回公演が7月4日(土)午後6時から、三原市宮浦の三原市芸術文化ホール・ポポロで開かれる◆今回はファンタジーミュージカル「現代版 星の王子さま」。作、演出は市民ミュージカルネットワーク広島事務局を務める光藤博明さんが手掛け、原作の時代を現代に置き換えた夢と冒険にあふれたオリジナルミュージカル◆現在、幼稚園年長の六歳を最年少に小中高生、主婦ら26人がサン・シープラザで毎週土曜日午後6時30分から本番に向け練習中。初心者にも安心なレッスンプログラムで、3月中旬までメンバーを募集している。竹原や福山からの参加者も◆学校では体験しにくい幅広い世代の交流から、自己紹介もできなかった引っ込み思案の子が活発に話せるようになるなど、社会性を身につけられる場ともなっている。中学生のメンバーも「みんなと一緒に歌とダンスを練習できるのが楽しい。支え合って一つの舞台を作り上げる感動は大きいです」と明るく話し、新しい仲間を心待ちにしている。
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三原を流れる沼田川下流の河川敷と中洲を舞台に、濡れる、はしゃぐ、そして川の存在を身近に感じるイベント「第1回かわリンピックinみはら」が開かれる。三原市明神四丁目付近が会場となり、観覧は無料。スポーツの秋に、大人も子どもも本気になって水しぶきを上げ、笑顔がはじける楽しい時間を過ごしてもらえるよう、準備を進めるのは三原市職員自主研究グループ「みはら応援団」◆運動会とテレビ番組でお馴染みの競技を組み合わせ、中洲でぐるぐるバットを行い川の中のホースを取る「ぐるぐる中洲フラッグス」のほか、ドリブルリレー、二人三脚+三人四脚、そり引き、リレーなど7種目で競う。10チーム約80人が参加予定。競技終了後は参加者全員で川の清掃活動に取り組み、「市民の宝物」の意識醸成に努める◆みはら応援団は、自然保護や交流会、リバーマラソンなど県内各地の川に関連したイベント、勉強会に参加し、構想を練ってきた。メンバーは「三原で再び北京オリンピック級の熱気を」と、イベント成功に向け意気込んでいる。