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午後のひととき 気軽に「筆」を楽しむ
福山本通商店街のとおり町交流館で週1回、4歳から83歳までの老若男女が書の世界を楽しんでいる。指導するのはNHK文化センター講師や市内高校の芸術時間を担当してきた小畠小華先生。熨斗袋の表書きのような実用書から、「今年こそは心温まる筆文字の年賀状に挑戦したい」といった要望に応え、用途に適した用具で指導する。幼児や小・中学生には姿勢、筆順を指導し「書くこと」を好きになることで集中力の向上や根気強さにつながってほしいとの気持ちからつい厳しくなってしまうことも。生徒は「怖い、厳しい」と言いながら「その分上達するからおもしろい」と笑顔を見せる。