しまなみ信金の「福山ローンセンター」オープン
しまなみ信用金庫(三原市港町、大藤直也理事長)は、個人、住宅建設業者を対象に初めてとなるローン専門店舗「福山ローンセンター」を開設した。
同センターは、福山市草戸町三丁目の同信金の旧草戸支店跡に、門田光生センター長と三人を配置して十一月二十八日オープンした。住宅ローンは新築・購入・リフォーム・借り換え、アパートローン、個人ローンは、マイカーローン・教育ローン等個人に関するローンの相談を受ける。営業は、平日が十時から十八時、土・日・祝日は九時から十七時まで、休業日は毎週水曜日と、十二月三十一日、一月一日から三日まで、ゴールデンウィークの五月三日から五日まで。福山ローンセンター℡084・925・5357
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高校生にプロが魚のさばき方を指導
尾道鮮魚仲買協同組合(波多野吉成組合長、二十社)と鮮魚、魚介類卸のケンスイ(株)(尾道市東尾道、柏野宏社長)は十一月二十日、広島県立尾道東高等学校で課題研究として家庭科を選択している三年生十四人を対象に「魚のさばき方」を実演、指導した。
指導者はプロとして魚をさばく九人。各グループに分かれて実習。初めて魚をさばく生徒がほとんどで、指導を受けながら恐る恐る魚をさばいて調理した。
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三原で産学官連携シンポジウム
三原市や商議所、県立広島大学などでつくる三原地域連携推進協議会は十一月二十四日、三原グランドパレスで産学官連携シンポジウムを開催。「既存技術と先端技術の融合~産学官連携の課題と展望~」をテーマに講演とパネル討論を行い、約四十人が聴講した。
県立広島大学地域連携センター長の野原建一教授が「これからの産学公民連携のあり方」と題して講演。「出前講座など県全域で成果を紹介する事業を展開中。金融機関とも提携し、企業とのネットワークも拡大している」と取り組みを報告した。また大学人材、シーズ、施設の効果的活用を提案し、従来の「産学官」から地域住民も含めた「産学公民」によるコミュニティビジネスでの地域活性の必要性を訴えた。
大阪大学工学研究科の金子真教授は人間とロボットの共生を「超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」とのテーマで提案。発想の転換を呼びかけた。
パネル討論は、二氏と県立広島大学の小野武也教授、(株)DNPプレシジョンデバイス(三原市沼田西町)の花本恵嗣常務取締役工場長、(株)ニホンケミカル(同本郷町)村上正司社長、(株)広島情報シンフォニー(広島市)森隆男取締役がパネリスト、推進協産学官連携コーディネータの前田祐司氏を司会に進められた。
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七類堂墨呑氏が雪舟と同じ「天童第一座」拝号
水墨画の代名詞のように著名な室町時代の画聖、雪舟が平成の現代に再来した。しかも尾道市で。にわかには信じられないような、世界も驚く事実が静かに進行している。
尾道市潮見町に「アトリエ鴉笑舎(あしょうしゃ)」を構える七類堂墨呑氏が中国南宋五山の一つであの栄西、道元も学び、雪舟が新境地の画法を得たという天童禅寺(浙江省寧波市)から五月十八日、「天童第一座」の称号を授与された。
「天童第一座」とは平たく言えば雪舟と名乗っても許されるほど位の高い称号を得たということ。実に「天童第一座」を授与されたのは五百四十年ぶり。千七百年の歴史を誇る天童禅寺にとっても栄西、雪舟についで日本人三人目という快挙になる。
■天童禅寺
天童禅寺の正式名は太白山天童禅寺で中国浙江省・寧波(ニンポー)市にある南宋五山の一つ。
臨済宗開祖で茶道の元を日本へ伝えた栄西禅師(1141―1215)、曹洞宗開祖の道元禅師(1200―1253)が天童禅寺に渡り、禅宗の教えを持ち帰った。
■天童第一座
天童禅寺の「天童第一座」は高位を表す称号。「天童首座(てんどうしゅそ)」の証としてこれまでに日本人では栄西、雪舟の二人に与えられたのみ。特に中国では「天童首座」=雪舟との認識を持つ。中国が世界の十大芸術家の一人に雪舟を挙げていることからも「天童首座」の重みが分かる。
■七類堂墨呑氏
七類堂墨呑氏は昭和三十六年八月九日広島県尾道市の因島生まれ。大阪芸術大学在学中から道釈画の研究を始めたが、専攻は洋画。卒業後東洋画に転向、十三年間は尾道市内で中学校教諭を務めながら制作活動を続ける。平成二年第三十一回日本南画院展初出品で入選。以降連続入選を果たす一方、平成七年から臨済宗大本山佛通寺管長璞翁宗訓老大師に師事、参禅を始める。
今年三月にはスペイン国立プラド美術館に作品が永久収蔵されるなど国際的な評価が一気に高まっている。
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こぼれ話―タイトル
隗より始めよ道州制 人材は州都に集まる
まちかどピックアップ --------2006年12月1日号掲載
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期間限定 1周年記念のビックリメニュー
福山市の国道182号線沿い、ゴルフステージカワモト隣地に店舗を構える「ナッシュカレー・カウカウ」は2006年12月10日まで、開店一周年の記念フェアーを開催した。期間内限定の特別メニューや特製ソフトクリームのサービスなどを用意し、大勢のカレーファンを喜ばせた◆期間中の限定メニューは、お皿からはみ出してしまいそうなサイズのエビフライを丸々一尾使用した「ジャンボエビカレー」。カリカリの衣とプリプリとしたエビの食感が同時に楽しめる、食べ応えのある一品。また、カレーの具材としてマッチするように味付けされたタマゴやコンニャク、ダイコンなどが盛り付けられた「究極のおでんカレー」もラインナップ◆見た目のインパクトと合わせて一度チャレンジしてみたいメニュー。両品とも価格は890円。限定メニュー以外にも、期間中に同店で食事をした人全員に新発売の「北海道ソフトクリーム」がプレゼントされ、カレーで満腹になってしまった人には引換券が進呈された◆12月1日からは五種類の冬季限定メニューが登場するカウカウ。楽しく美味しいカレー店として、今後も精力的な営業を行う。<編集部【注】現在とは内容が違う場合もあります>