まちかどピックアップ --------2007年10月10日号掲載
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愛犬といっしょに世羅高原を楽しむ!
実りの秋はレジャーの季節。花や緑を求めて世羅高原へ家族で出かける人も多い。家族といってもペットは車の移動はストレスが溜まりやすく留守番しがち。「できればいっしょに出かけたい」そんな気持ちに応える施設が8月中旬、せらにし青少年旅行村に完成したドッグラン◆テニスコート2面分の広さをペットと家族だけで独占できる。利用料金は1時間1,000円、4頭までOK。追加は1頭500円。知らない家族と共有するドッグランと違って遠慮がなく、犬も全力で楽しめる◆予約時に希望すれば、せらにし青少年旅行村の家庭犬訓練士、竹本真弓さんがしつけ教室も2,500円(1時間の施設利用料込み)で行ってくれる。レジャーの1コマに組み込むとストレスを発散し、いい犬、いい飼い主になるチャンスとなる◆せらにし青少年旅行村にはウォータースライダーが付いた水着で入浴する天然温泉プール「クアパルクせらにし」もあり、大人も子どもも楽しめる。もちろんドッグランの隣はテニスコート。ケビンに泊ってゆっくり過ごしても退屈しないほど充実した設備が周囲に整っている。
まちかどピックアップ --------2007年10月10日号掲載
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絶景と新鮮ジェラートで贅沢な時間
目の前に広がる青い海、趣きのある島々…季節や時間帯によって表情を変える風光明媚な瀬戸内の景色を楽しみながら、デコポンやはっさくなど瀬戸田を中心にしまなみ海道沿線で採れた新鮮な素材を原料としたフレッシュなジェラートを楽しめるのが?ドルチェ◆休日にはわざわざ同店に立ち寄るために瀬戸田にやってくるファンが増えている。しまなみ海道をドライブする秋の行楽客や、お盆とお正月の帰省客、またデートの思い出作りにいそしむカップルらに、爽やかなひと時を提供し続けている◆商品ラインナップは多彩。国産の80%を占める瀬戸田産レモンを始め、瀬戸田産ミカン、瀬戸田産デコポン、因島産はっさく、岩城島産ライムなど全て天然物を使った作りたて。ジェラートの本場、イタリアのマシンで製造している。着色料や保存料は使わず、健康志向の高まりに応える努力も惜しまない◆「お取り寄せ」でリピート客となったTVタレントも多数。この夏は「デパ地下の女王」が強くプッシュした。楽天のジェラート部門でも第1位を獲得する人気を誇る。
まちかどピックアップ --------2007年10月10日号掲載
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アートに囲まれる憩いの場
2005年オープンの三原市民ギャラリーは、駅前の立地、1階にスーパー、3階にサン・シープラザと人の集まる施設にあり、気軽に文化や芸術と触れ合える憩いの場◆絵画や書道、工芸の作品展はもちろん、演奏会などの利用例もある多目的ホールはイベント会場としても活用できる。施設はギャラリー1が約183平方mで天井の高さは2.5m、同2が約120平方mで高さ2.5m、多目的ホールが約216平方mで高さ2.9m。使用料はそれぞれ1、2が1時間100円、1日(午前10時〜午後6時)につき1が1,500円、2が1,000円。多目的ホールは1時間1,000円で受け付けている◆15日までは「加納達則 魂のかたち展」を実施中。三原市糸崎町出身でイタリア・ボローニャ在住の抽象画家、加納達則さんの作品展で、主催は有志による「三原から翔たきイタリアで舞う加納達則の会」。イタリアと日本の文化交流イベント「ニッポニカ2007」での個展開催を前に、加納さんの栄誉を祝おうと企画した。午前10時から午後6時までで、入場無料。
2007年10月1日号
『世羅町であったふれあい田んぼ教室の稲刈り』 健康生活提案のティ・ナ・ナが主催。9月23日、トンボが飛び交うできるだけ無農薬の田んぼで子どもたちも楽しみながら稲刈りを体験。 |
■トピックス
府中に「備後芸術の館」開館 地元作家紹介し絵画など100点常設展示 4
世界初 リョービ(株)がホログラム加工できるオプション 印刷機を開発 5
三原出身の抽象画家加納達則さん ボローニャでの日伊交流企画で個展 6
平成19年備後の基準地価 12~18
■スポット
実 演 (株)小畠が13・14日に薪ストーブメンテナンス講習会 8
発 売 (有)いまよしマートが商品券の「上下小判」 土産にも 19
計 画 あしな文化財センター 歴史博物館と来年1月新装オープン 21
書 作 福山市駅や町の書家・中塚博子さんの個展が盛会 28
■記事
ゲタリンピック(8)・三原商議所(10)・啓文社(10)・広島空港ふれあい秋まつり(10)
ティ・ナ・ナ(19)・マーメイド福山ゴルフクラブ(22)・広島県トラック協会尾道支部(22)
ポポロ(28)・7月の新設住宅着工戸数(29)・福山久松ライオンズクラブ(29)
環境技術商談会(30)・中国地方百貨店売上高(30)
■この人に聞く 2・3
中川健造さん 中川美術館館長
■この機に語れば 23
須田稔さん (社)広島県トラック協会尾道支部長
中元紀子さん 写真家
藤井芳朗さん (有)いまよしマート社長
小林久男さん ギャラリーK代表
■まちかどピックアップ 26・27
プライベートケア ファインモーション
社会福祉法人運営市場 瑠璃の屋形生産者直売市
NPO法人 シネマ尾道
グループ展 観光×ARTおのな美展
■資料
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
競売情報 21
ホームページの発信元(No226)「FUKUYAMA NOW」 25
建築ニュース 29
新設会社 31
セミナー情報 32
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
環境にやさしい泡の技術・その最前線(2) 辻秀泰 協和機設 9
あれ?もしかしてメタボリック!?(8)
医師 小園亮次 小園内科・循環器科 11
商品券の上下小判による町の活性化スタート
世界遺産登録で注目される石見銀山(島根県大田市)から続く「銀の道」の宿場町として栄えた府中市上下町、同町と周辺にスーパーを展開する、(有)いまよしマート(府中市上下町)会長の藤井徳夫氏(71歳)が、地域活性化と石見銀山にあやかろうと「銀山街道上下宿・銀の道記念上下小判」を商品券として使い、土産品としても販売を始めた。
この小判は真鍮製で、縦5.7cm、横3.7cm、重さ23g、表面は額面1,000円が金色、500円が銀色にメッキしている。表面の中央に天領分水嶺「上下小判」、裏面には上下代官所跡予想図をデザインしている。
今年7月に完成し、8月から上下町、神石高原町の系列八店舗で使える商品券として使用を始めている。従来の商品券は順次、小判型に切り替える。土産品としても話題になり、敬老会では長寿の祝やゴルフコンペの賞品、内祝、上下土産品としての利用にも期待できるとしている。すでに商品券として流通しており、一部では買い物に使う住民もあるなど地域通貨としての期待もある。
土産品用には金、銀小判2枚に記念切手2枚を貼付した台紙に上下代官所の予想図をデザインして1セット2,000円で販売している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
三原出身の抽象画家加納達則さんが個展
三原市出身でイタリア・ボローニャ在住の抽象画家、加納達則さんが、同地で開かれているイタリアと日本の文化交流イベント「ニッポニカ2007」で11月4日から18日まで個展を開く。加納さんの作品が、日本文化の代表の一つとして広く関係者らに披露され、両国の芸術・文化交流に寄与する栄誉に授かったことで、地元でも祝福ムードに沸いており、関連イベントも企画されている。
「ニッポニカ2007」はイタリアに日本の文化や芸術を広めることを目的に行われており、ボローニャ大学DAMUS演劇映画機美術批評学科のマテオ・カザーリ教授を中心とした主催団体による文化活動。ボローニャ市のあるエミリアロマーニャ州、県、日本国際交流基金、ミラノ総領事館、イタリア政府イタリア日本財団が協賛し、比較文化の視点から2005年にスタートし、今回で3回目。公演、セミナー、展覧会が主な内容で、今年も3月から日本語教室、舞踏公演やワークショップ、狂言公演、茶道体験、日本建築の紹介などのほか、和紙作り体験や友禅といった日本文化の体験やワークショップなどが随時行われている。
加納さんの作品の個展会場は120m四方の宮殿「パラッツオ・アクルーシオ」内ギャラリー。インスタレーションやビデオ映像も含め40点を展示する。「魂のかたち」をテーマに、作品を通して日伊の比較文化を語ることを主旨としている。
加納さんは1954年三原市糸崎町で生まれた。80年に日本大学芸術学部研修室からシエナ大学奨学生としてイタリアに留学。ボローニャ国立美学院での個展を初め、イタリアやドイツを中心に美術館やギャラリーで個展を開催。作品が成熟さを増す中で、日本でも2001年から作品発表をスタート。活動の初期から強く支援しているギャラリーK(三原市)や百貨店などで個展を開き、好評を博した。
また10月14日に三原市宮浦にオープンする三原市芸術文化センター「ポポロ」の2階ロビーに常設展示されることも決定した。三原パイロットクラブが購入し、三原市に寄贈する。
なおプレイベントとして、10月1日から15日まで三原市民ギャラリー(城町、ベアシティ三原西館二階)で作品約20点を展示する「加納達則 魂のかたち展」を実施。コンサートも入場無料。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
リョービがホログラム加工可能な印刷機市場投入
リョービ(株)(府中市)は、印刷物の上に特定の模様を虹色に浮かび上がらせることができるホログラム加工が、印刷機内部で行なえる「インラインUVキャスティングシステム」を世界で始めてオプションとして開発した。
従来のホログラム加工は通常の印刷後、専用のホログラム加工機で行なっていたが、今回開発したインラインUVキャスティングシステムは世界で初めて印刷機内部でのホログラム加工を可能にした。
このシステムは、B2判高速オフセット多色印刷機「RYOBI750シリーズ」用オプションとして開発したもので、印刷、UVニスコーティング、ホログラム加工一連の工程を一度に行なうことが可能となり、生産効率の向上、ホログラム加工の高精度化を実現した。また、専用のホログラム加工機が不要となり、省スペース化も可能とした。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
府中に「備後芸術の館」開館
府中市のユニフォームメーカー、クロダルマ(株)の男子寮を全面改装して絵画、書、工芸品等を展示する「備後芸術の館」愛称「来夢来人(ライムライト)」が10月23日(火)オープンする。
同館は鉄筋コンクリート造り4階建て延べ床面積428平方m、駐車場は十五台を収容できる。一階は一般に無料で開放するが、来年三月までは洋画の北川実さんや高橋秀さん、書家の高尾泉石さん、岡田芦舟(ろしゅう)さんの企画展が決まっている。3月以降については同所で受け付ける。2階から4階までが備後地区の絵画、書、工芸品など約百点を常設展示している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)