まちかどピックアップ --------2008年4月1日号掲載
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“海とあゆむ”お客様と歩む
尾道消防局から東尾道駅へ向かう途中、2年前からひときわ大きな看板「海とあゆむ」が目に入る。そこに“海鮮うまいもんや”とあるように、刺身や寿司が売りの食事処だ。広く明るい店内は生け簀もあり炉端焼き風◆現在の人気メニューは◎1位海鮮あゆむ刺身盛¥1,764(2〜3人)◎2位牛七輪焼きセット¥924◎3位豆腐サラダ¥504。おすすめメニューは毎日替わる◆オーナーの松本歩さんは尾道市向東町出身で瓦職人から転身、家業のカラオケボックス手伝いをしていた。30歳を期に一念発起、飲食店はど素人だったが、多国籍料理「ダイニングバー・アユム」を高須に開き、3月18日で丸4年となった。コンセプトは「お酒を飲まない人も楽しめる居食屋」◆アユムでは現在オムライス祭りを開催中で21種類のオムライスが楽しめる。4名以上の予約ならお得なコース「ちょこちょこいっぱい食べたいコース」¥2,500【小鉢・刺身盛り合わせ・本日のサラダ・AYUMU生春巻き・若鶏の唐揚げ・ポテトフライ・枝豆・軟骨の唐揚げ・オススメピッツァ・魚料理・肉料理・あっさり和風梅シソパスタ・アイスクリーム】がおすすめ。
まちかどピックアップ --------2008年4月1日号掲載
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「尾道いちじくパイ」も発売したパン屋さん
東尾道駅近くの『ゆういちのパン屋』が3月1日、尾道独自のお土産『尾道いちじくパイ』(20枚入り¥1,050)を発売、道の駅や新尾道駅で好評を得ている◆開発した広瀬優一さんは尾道市吉和町出身。尾道工業高校卒業後、就職。「何か手に職をつけ、一人立ちしたい」と思い立ち、好きなパン屋を目指した。21歳で奥さんと始めた店は今年8月8日で12年目となる◆朝3時、4時から店に通う道すがらいちじく畑で収穫する人々と出会い、収穫したばかりのイチジクをもらった。そこでイチジクの蓬莱柿(ほうらいし)が尾道の特産品であることを知り、以来イチジクを生かした商品を考案し続けている◆甘い餡にイチジクの爽やかさと種の粒々感がたまらない「いちじくアンパン」¥180、「きまぐれラスク」¥800(1袋)など。季節限定のイチジクデニッシュなどに使用されるイチジクはJA尾道市で規格外となる商品が使われるため、農家の方にも役立つと考えている◆夫婦二人三脚で始めたパン屋だが、地元の中学校や高校のお昼にも販売、従業員も増えた。朝は6時頃から店を開けているためサラリーマンなども買って行く。