2008年4月1日号
『みなと尾道の中心地に北前亭がオープン』 3月29日、尾道市土堂1に「味付ちりめん」で知られる福利物産(株)が同社発祥の地に江戸中期の伝統を継ぐ本店を開店させた。 |
■トピックス
2008年 備後の公示地価 13~19
福利物産(株)が発祥の地土堂町に創作珍味本舗「北前亭」オープン 4
錦鯉の(株)阪井養魚場が私募債1億円 殺菌ろ過装置増強へ 11
福山4ライオンズが元地区ガバナー故神原武志氏を忍ぶ会 28
■スポット
完 成 福山駅前に405台収容24時間営業の大型立体駐車場 5
企 画 (株)小畠が5・6日 多彩に春の薪ストーブイベント開催 6
好 評 PCスペースが運送業向け 運送管理と倉庫管理ソフト 9
文 化 小中一貫校の府中学園の名ピアノ「スタインウェイ」 12
■記事
鞆の浦まちなみ散歩ギャラリー(6)・三原JC(7)・三原ミスやっさ募集(7)
福山JC(8)・福山少年少女発明クラブ(8)・共栄経営センター(10)
中国銀行(11)・尾道大学(12)・真田鵬笑個展(21)・サンエス(22)
倫理法人会(22)・しまなみバイクツアー(22)・RCグループ9交流会(28)
尾道地域企業合同求人説明会(29)・藤半(29)
MOA美術館全国児童作品展(29)・県警・広島県人事(29)
■この人に聞く 2・3
三谷誠一さん 第65回尾道みなと祭常任委員長
■この機に語れば 23
福島光宏さん 創作珍味本舗「北前亭」店主
佐藤協二さん 第33回三原やっさ祭り実行委員長
岡田功さん 尾道ふれあいの里支配人
岸英光さん 岸事務所代表 コーチ
■まちかどピックアップ 26・27
コーヒーショップ ビーンズコーヒーカンパニー
ラーメン 天龍
海鮮居酒屋 海とあゆむ
パン ゆういちのパン屋Mush
■資料
赤ランプ 20
最近決算企業の概況 30
新設会社 30・31
セミナー情報 32
ホームページの発信元(244) 福山市観光協会
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
ハイテク最前線(322) 「光ファイバブラッググレーディング」
広島県総合技術研究所東部工業技術センター 10
小林将利の平成20年を占う 風水師 小林将利 21
福山駅前に9階建て立駐がオープン
大都市で時間貸し駐車場を運営する、日本パーキング(株)(東京都)は、福山駅前大通り沿いの旧第一勧業銀行福山支店跡地に建設していた「NPC24H福山駅前パーキング」が完成し、3月22日全面オープンした。
この立駐は9階建て、自走式有料駐車場で421台収容できる。24時間営業しており、駅前周辺では最大規模の有料駐車場となる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
錦鯉の阪井養魚場が私募債発行
日本錦鯉業界で「阪井の錦鯉」として知られる(株)阪井養魚場(三原市)が、さらなる養殖技術の向上を目指して施設の充実強化を図るため、このほど私募債を発行し、資金調達を行なった。
今回の私募債は、中国銀行の銀行保証付き第1回無担保社債で、適格機関投資家限定、発行額1億円、発行日3月17日。資金の使途は、養殖池に設置する殺菌、ろ過装置の設置資金、中国銀行が単独で受託した。
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2008年県東部の公示地価
国土交通省は24日、平成20年1月1日現在の公示地価を発表した。
岡山県の平均は住宅地が0.6%下落(前年は1.4%下落)、商業地が0.2%下落(同0.9%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。 広島県の平均は住宅地が1.7%下落(前年は2.5%下落)、商業地が0.5%下落(1.6%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。
広島県内で最も価格の下落率が大きかった商業地は尾道市因島土生町塩浜1899-7の8.3%下落(1平方m当たり価格11万円、前年12万円)だった。
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PCスペースが運送業向け低価格ソフト発売
ソフト開発のPCスペース(福山市)は運送業者向け配車日報請求支払い管理ソフト、倉庫業者向け倉庫管理ソフトを開発、ホームページでの低価格販売で導入先を増やしている。
運送管理ソフトは日報入力、請求書発行、入金残高管理、仕入買掛残高管理を一括してサポート。入力中に元帳確認や各マスタの修正が容易に行える。バージョンアップもIネット経由で自動更新。委託の小規模運送業者に最適という。
年間で100件の継続ライセンス、20件の制限解除ライセンス販売を目指す。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
お釈迦様の観光戦略 新しい人生は尾道で
まちかどピックアップ --------2008年4月1日号掲載
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自分にぴったりのコーヒーと出会える店
世界で最も多くの国で飲用されている嗜好飲料であるコーヒー。コーヒーはその香りや味で、私たちに癒しを与えてくれる。そんなコーヒーに魅了され、コーヒーの世界に飛び込んだ店主の阿部泰治さん。11年間培った経験をもとに、お客さん一人ひとりにあったコーヒーを提供している◆店内に入ると、コーヒー豆の奥深い香りが漂ってくる。その数、数十種類以上。産地やブレンドなど、多種多様に取り寄せている。だから、コーヒーを楽しみたい人たちが買いに集まってくる◆もちろん、初めてのお客さんでも大丈夫。たくさんのコーヒーを飲み比べてきた阿部さんがお客さんの嗜好に合わせた豆をチョイスしてくれるから。それがきっかけで、コーヒーの魅力にはまった人も少なくない◆例えば、夜遅くまで毎日仕事する人には「イタリアンローストブレンド」がお勧め。「深煎りの豆で、苦味があるが、後味が残りにくい。にもかかわらず、カフェインが少ない。だから、飲んだ後でもぐっすり眠ることができ、朝はばっちり目覚められます」と阿部さん。豊富な知識から、理想のコーヒーを提供してくれる。
まちかどピックアップ --------2008年4月1日号掲載
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1度食べれば「常連入り」のラーメン
今の店舗を開いて30年。それ以前も九軒島で5年。向島で35年と最も古いラーメン店として営業しているのが天龍◆平麺に醤油スープがからみ、豚の背油が浮かぶオーソドックスな尾道ラーメンの店として地元客から強く支持されている。昼の2時を過ぎてもコンスタントに来店があり、取材時に入店していた常連客も「朝から食べずにいるからおなかがぺこぺこ。尾道に渡って用事を済ませたけど、尾道では食べずに、やっぱりここまで戻ってきて食べるんよ」と店主の新田一男さんに笑いかける◆人気なのは奥さんが「自分の口に合うように作った」というラーメン(500円)のほか、チャーハン(500円)、肉ニラ(600円)。チャーハンは子どもから年配者まで幅広い世代に愛され、持ち帰りも多い。もちろん味噌ラーメン(600円)、ワンタンメン(600円)、塩ラーメン(500円)など好みに応じたラーメンを選べる◆しまなみ海道沿線の因島、瀬戸田から食べに来るファンも多い。愛媛ナンバーの車もよく止まっており「同じ顔を三、四回は見ます」と常連入りする客が絶えない味。
まちかどピックアップ --------2008年4月1日号掲載
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“海とあゆむ”お客様と歩む
尾道消防局から東尾道駅へ向かう途中、2年前からひときわ大きな看板「海とあゆむ」が目に入る。そこに“海鮮うまいもんや”とあるように、刺身や寿司が売りの食事処だ。広く明るい店内は生け簀もあり炉端焼き風◆現在の人気メニューは◎1位海鮮あゆむ刺身盛¥1,764(2〜3人)◎2位牛七輪焼きセット¥924◎3位豆腐サラダ¥504。おすすめメニューは毎日替わる◆オーナーの松本歩さんは尾道市向東町出身で瓦職人から転身、家業のカラオケボックス手伝いをしていた。30歳を期に一念発起、飲食店はど素人だったが、多国籍料理「ダイニングバー・アユム」を高須に開き、3月18日で丸4年となった。コンセプトは「お酒を飲まない人も楽しめる居食屋」◆アユムでは現在オムライス祭りを開催中で21種類のオムライスが楽しめる。4名以上の予約ならお得なコース「ちょこちょこいっぱい食べたいコース」¥2,500【小鉢・刺身盛り合わせ・本日のサラダ・AYUMU生春巻き・若鶏の唐揚げ・ポテトフライ・枝豆・軟骨の唐揚げ・オススメピッツァ・魚料理・肉料理・あっさり和風梅シソパスタ・アイスクリーム】がおすすめ。
まちかどピックアップ --------2008年4月1日号掲載
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「尾道いちじくパイ」も発売したパン屋さん
東尾道駅近くの『ゆういちのパン屋』が3月1日、尾道独自のお土産『尾道いちじくパイ』(20枚入り¥1,050)を発売、道の駅や新尾道駅で好評を得ている◆開発した広瀬優一さんは尾道市吉和町出身。尾道工業高校卒業後、就職。「何か手に職をつけ、一人立ちしたい」と思い立ち、好きなパン屋を目指した。21歳で奥さんと始めた店は今年8月8日で12年目となる◆朝3時、4時から店に通う道すがらいちじく畑で収穫する人々と出会い、収穫したばかりのイチジクをもらった。そこでイチジクの蓬莱柿(ほうらいし)が尾道の特産品であることを知り、以来イチジクを生かした商品を考案し続けている◆甘い餡にイチジクの爽やかさと種の粒々感がたまらない「いちじくアンパン」¥180、「きまぐれラスク」¥800(1袋)など。季節限定のイチジクデニッシュなどに使用されるイチジクはJA尾道市で規格外となる商品が使われるため、農家の方にも役立つと考えている◆夫婦二人三脚で始めたパン屋だが、地元の中学校や高校のお昼にも販売、従業員も増えた。朝は6時頃から店を開けているためサラリーマンなども買って行く。