2008年4月10日号
『府中市であった第22回国際桐樹供養会』 4月6日、日本一の桐材消費地府中で木工関係者らが東観音山の供養塔前で桐を供養した。 |
■トピックス
ヒロボーライブファクトリーでライト兄弟の動力飛行擬似体験 3
北京五輪前に平山郁夫美術館「中国と西域」展 10年ぶりの大作も 10
向島町・向東町・御調町3商工会が「尾道しまなみ商工会」に 16
日商が尾道商議所・佐藤忠男名誉会頭に特別功労者表彰 17
■スポット
好 評 浅野味噌(株)より味噌味がからむ府中味噌ラーメン発売 3
改 装 大正創業の今村印房が「はん工房」へ外観リニューアル 8
新 任 尾道市東京事務所所長に三菱レイヨンOB青山氏 11
決 算 (有)みつぎ交流館 道の駅は6期連続で増収増益 12
■記事
尾道みなと祭(6)・尾道因島LC(6)・スーパーボーヤ(7)・松永CC(7)
リョーイン三原営業所(8)・メディエーション勉強会(9)・三原商議所(9)
本因坊秀策記念館(10)・山陽工業(12)・広島銀行(13)・川原食品(14)
国際桐樹供養会(14)・人事(16)・三菱重工業(18)
ひろしまベンチャー基金(18)・おのみちバス(18)・ケーブル・ジョイ(19)
小畠(19)・福山商議所(19)・簿記・経理セミナー(19)・尾道俳まつり表彰(21)
尾道の文化遺産、発見のまちづくりシンポ(28)
■この人に聞く 3・4
畑田直毅さん 福山祭企画実行委員長
■この機に語れば 23
浅野利夫さん 浅野味噌(株)社長
溝口敬司さん 国民生活金融公庫尾道支店長
田邊憲和さん 尾道しまなみ商工会事務局長
今村盛登さん はん工房 今村印房代表
■まちかどピックアップ 26・27
お食事処 妹尾
マージャン どんぐりくらぶ
理髪店 カットハウス カズ
ラーメン店 ひろしま大勝軒
■資料
県下金融経済状況(3月期 日銀広島支店) 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
建築ニュース 29
新設会社 30・31
ホームページの発信元(245) 尾道市立図書館 25
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
映画館に恋をして(20) 河本清順 NPO法人シネマ尾道 9
ふりむけば…デザイン(5) 寺延匡昭 (株)ワラビーデザイン 11
ハイテク最前線(13) 広島県立総合技術研究所 東部工業技術センター 13
栗原川異聞(94) 小林将利 15
それいけ!みはら応援団(15) 三原市職員自主研究グループ 17
尾道市の歴史(1) 楠智幸 瀬戸内海運(有) 22
尾道しまなみ商工会が開所式
尾道市内の御調町、向島町、向東町の三商工会が合併、「尾道しまなみ商工会」として新発足した。
尾道市向島町の旧向島町商工会事務所が本所となり、4月1日、同所に関係者が出席して開所式を行い、新しいスタートを祝った。
会長は内海和男氏(前御調町商工会長)、副会長は村上雄治氏(前向東町商工会長)と森数光男氏(前向島町商工会長)。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
浅野味噌が府中味噌ラーメンリニューアル
明治37年に創業した府中味噌の老舗、浅野味噌㈱(府中市)はこのほど、「府中味噌ラーメン」をリニューアル、新商品として販売を始めた。
「府中味噌ラーメン」は平成14年に府中味噌を使ったバラエティー商品の一つとして開発。このほど、核となるスープの味は変えず、こまでの太麺をより味噌スープが麺にからむちぢれ麺タイプに変更、府中味噌の特徴である風味の濃い味噌あじがしっかりと感じてもらえる商品になった。
1袋315円。ギフト用に用意した3袋入り化粧箱セットは1箱1050円。
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ライト兄弟の飛行が模擬体験できる装置登場
人類初の動力飛行に成功したライト兄弟がつくった複葉機「フライヤー号」の操縦を疑似体験できる装置が府中市桜が丘の「ヒロボーライブファクトリー」にお目見えした。
大型ディスプレーの前にフライヤー号の操縦席を再現したフライト主ミレーターで、操縦は腹ばいになって左手の操縦桿と左右の腰の動きで行う。ディスプレーにライト兄弟が初飛行した米国ノースカロライナ州キティホークの砂漠が映り、操縦によって「フライヤー号」全体像が砂漠を飛行する。ヒロボーと共同研究を行っている鈴木真二東京大学教授が数年前に「フライヤー号」の飛行性能を研究して操縦法を再現したコンピューターソフトを基に、改良して同ファクトリーに導入した。
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因島の本因坊秀策記念館が完成
尾道市因島外浦町に生まれた幕末の天才棋士・本因坊秀策(1829~1862年)の生家を復刻、資料館を併設した「本因坊秀策記念館」の建物がこのほど完成した。
囲碁は、旧因島市から合併後の尾道市に引き継がれた「市技」。その礎となった本因坊秀策の偉業を顕彰しようと、旧因島市の記念建設計画を市技同様引き継ぎ、尾道市が実現したもの。昨年7月に着工し、総事業費約2億1千万円を投じた事業。
記念館(尾道市因島外浦町69)は、生家のあった因島石切神社南側の敷地に、木造平屋建てを復元。資料館は鉄骨コンクリート造平屋建て。生家は碁盤もあり、対局のほか茶会にも対応する。資料館は愛用の碁盤や碁石、手紙など遺品約30点の展示を計画。オープンは秋の予定。
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こぼれ話―タイトル
日本人なら桐に感謝 鳳凰の止まる府中へ
まちかどピックアップ --------2008年4月10日号掲載
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個室でおいしい食事とマージャンを楽しむ
尾道バイパス高須ICに近いダイニングカラオケ「オアシス」隣りにあるマージャン店「どんぐりくらぶ」。ひと部屋にマージャン台が1つだけの部屋が並び、ここでは個室でマージャンが楽しめる。2卓が並んでいる大部屋もあり、大勢のグループでマージャン大会をやるときはそちらがオススメ。利用料は部屋のタイプによって1時間1,400円または1,200円◆マージャン台はもちろん全自動。ゆったりとした椅子にテレビも備えられ、仲間と気兼ねなくマージャンを楽しむことができる。食事面も「どんぐりくらぶ」のメニューはレストラン並みに充実しており、飲み物もそろう。尾道ラーメン550円、焼きうどん480円、たこの唐揚550円。午後5時からはステーキ定食1,200円など定食メニューが増える。飲み物は生ビール(中)480円、レモンハイ480円、ウイスキーロック550円、焼酎(二階堂、黒霧島、タンタカタン)550円、カクテル各種480円など。冷蔵庫の中には無料サービスのお茶、コーヒーの缶も冷えている◆仕事帰りの仲間、ゴルフ帰りの仲間、大学生から年配の人まで幅広い層の人がここ「どんぐりくらぶ」でマージャンを楽しんでいる。
まちかどピックアップ --------2008年4月10日号掲載
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丁寧をモットーにした理容サービス
理容経験35年のベテラン理容師のお店「カットハウス カズ」。8年前にオープンした◆同店では、「丁寧」をモットーとした理容サービスを実施。理容店で最も重要なカットの技術は、長年の経験だけではなく、最新の流行を取り入れているため、お客さんのイメージに限りなく近いものに仕上げてくれる。だから必然的に満足度が高くなる◆それにもかかわらず、カット代は安価で安心。通常の半値でカットできる。ビジネスマンなら、清潔感漂うヘアスタイルを常に心掛けたいもの。またヘアスタイルの印象で取引先の信用も大きく変わるもの。だから理髪店へ通う頻度を上げて、好印象のヘアスタイルを維持したいと考える。そんな希望を「カットハウス カズ」なら予算の範囲でかなえてくれる◆けれども遅くまでオフィスで残業したり、休み返上で仕事に励む人の中には、「なかなかカットに行く暇がない」と嘆いている人も多いはず。「カットハウス カズ」の開店時間は朝の8時半。だから通勤前にちょっと立ち寄ってカットすることも可能。やる気がみなぎり、好成績も期待できる。
まちかどピックアップ --------2008年4月10日号掲載
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市場の新鮮素材で夜から朝まで営業
お食事処「妹尾」は東尾道の魚市場が活発に動き出す前の夜10時から営業を始め、朝9時ごろまで営業を続ける。飲食店や深夜営業の店、工場の夜勤などの職場では、仕事が終わってから宴会をやりたくても場所がない。小上がりのある「妹尾」はそんな「真夜中に宴会をやりたい」という要望に新鮮な食材で応えてくれる◆肉ニラ定食800円、豚カツ定食800円、チャーシューメン700円、エビフライカレー700円など食事処としてのメニューも豊富で、タコ天350円、山いものとろろ350円など居酒屋風の一品料理も盛りだくさん◆中でも太刀魚の天ぷら400円は逸品。食べれば、潮の香りがするまちに生まれた幸せを都会の友に自慢したくなる。さらにこの店の和定食1280円を食べれば、高いお金を払って料亭に行く都会の人がかわいそうになってくる◆もっとも店内はいたって庶民的。店主の妹尾さんも気さく。見てくれにはこだわらない。本物の味が食堂ムードで味わえ、そのギャップがおもしろい。風見しんごのテレビ番組に登場したこともある。お店の楽しみ方はいろいろ。いまはタカノツメの透明感のある辛さを味わう台湾ラーメン650円も売り出し中。
まちかどピックアップ --------2008年4月10日号掲載
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「俺の味」鳥がら 豚がら 人がら
一昨年、閉店の際、全国ネットのニュースで連日報道された東京都豊島区東池袋の「大勝軒」が2008年1月5日お客さんの強い要望を受けて再開した。それもまた大きく報道されたが、その伝説のラーメン店の店主・山岸一雄さんから暖簾分けを許された「大勝軒」が福山市松永にある◆オーナーは福山市新市町出身。東海地区の大学を卒業後大阪の会社に就職、故郷に戻り家業の繊維会社を30年切り盛りした。10年前会社をたたみ、居酒屋やうどん屋をしていた時、東京で就学中の息子が持ち帰った1冊の本、山岸一雄著「俺の味」に出会った。感動して弟子入り希望の手紙を出したところ、あきらめかけた頃電話がかかり、50代後半にして弟子入りが叶った◆暖簾分けが許されオープンして2年となる。「大勝軒」の売りは盛りそば(つけ麺)◆店内に入ると右手の自動販売機で食券を購入するが、注意すべきは注意書きにもある麺の量。「大勝軒」本店の店主の「若者が安くて満足する」のコンセプトから1人前が2玉なのだ◆◎盛ソバ¥650(300g)◎ラーメン¥600(280g)◎カレー・ハヤシライス¥600◎餃子¥390(7個)。50円引きで1玉もある。