2008年5月1日号
『尾道市の千光寺公園内であった「さくら茶会」』 4月22日の午後から夜にかけて行われ、夜はライトアップ。約2,800人の参加者でにぎわった |
■トピックス
(株)都市環境研究所が176区画の住宅団地「サンタウン駅家」分譲開始 4
「eおのみち屋」が東京都墨田区に期間限定出店で尾道の魅力発信 8
ジェラートの(株)ドルチェ イオン系など都市圏SCへ販路拡大 10
広島県経済同友会尾道支部 尾道冷凍工業(株)徳永修氏が新支部長 16
■スポット
開 店 ユナイテッドビーズ(株)がセレクトショップ「尾道小路」 6
遊 覧 春のしまなみ楽しむクルージング 2企画で参加募集 11
新 装 山陽道福山サービスエリア 鞆の町家風にリニューアル 14
合 併 本郷・久井・大和町の3商工会が三原臨空商工会に 14
■記事
大信産業(5)・オキ(5)・尾道商業会議所記念館(6)・大里つりえさ(7)
チャイサロンドラゴン(7)・まちかど尾道ミュージアム(8)
みはらし温泉(9)・みはらのたね(9)・パリ祭(10)
国際ソロプチしまなみ(10)・IT SAVES(12)・中国ビジネス無料相談(12)
福山無料法律相談(12)・尾道しまなみ商工会青年部(15)
福山市フォークダンス協会(15)・尾道国際ホテル(15)
尾道CC宇根山コース(17)・尾道ロイヤルホテル(17)
しまなみ文化振興財団(17)・中国地方経済情勢(18)
福山自動車時計博物館(18)・日系企業中国交流会(20)
県商業統計(20)・JEFスチール西日本製鉄所(29)
■この人に聞く 2・3
山本靜司さん 竹原商工会議所会頭
■この機に語れば 23
田中公浩さん 大信産業(株)取締役営業本部長
松原竜二さん ユナイテッドビーズ(株)店舗開発チーム・リーダー
和田州弘さん 尾道しまなみ商工会青年部長
松尾興介さん NPO法人IT SAVES代表理事
■まちかどピックアップ 26・27
和食亭 温石
アイスクリーム アイスカフェBINGO
ごはん屋 壱歩
子どもの日企画 三原リージョン「夢飛行2008」
■資料
最近決算企業の概況 30
セミナー情報 19
赤ランプ 20
競売情報 21
ホームページの発信元(247) 三原市メール配信 25
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
栗原川異聞(96) 小林将利 19
尾道市の歴史(3) 楠智幸 瀬戸内海運(有) 22
都市環境研究所の住宅団地「サンタウン駅家」分譲開始
宅地開発事業など不動産業の㈱都市環境研究所(福山市)は、同市駅家町上山守の旧ダントータイル福山工場跡地を取得し、大規模な住宅団地の造成工事を進めている。
計画では総区画176区画の宅地「サンタウン駅家」を造成する。
同団地を2街区に分け、7月末にA街区106区画を完成、B街区70区画は10月末完成を目指して造成工事は順調に進んでおり、すでに同所の一角には「サンタウン駅家販売センター」を開設して分譲を始めている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
チャイサロン・ドラゴンが「尾道チャイダー」発売
チャイサロン・ドラゴン(尾道市)は5月1日、ご当地ドリンクとして売り出し中のお茶味のサイダー「尾道チャイダー」ボトル版を発売する。
「こどもびいる」でヒットを飛ばす㈱友桝飲料(佐賀県)へ生産を試験的に委託した。ボトル版は国産緑茶の抽出原液とサイダーのブレンドでそのまま飲める。95ml入りで1本390円、3本セット1390円。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾大卒 藤井さんが「eおのみち屋」起業
尾道大学を今春卒業した藤井優希さんらが起業し、販促支援などで尾道を活性化させようと「eおのみち屋」(尾道市)として事業をスタートさせた。第一弾として5月1日から31日までの1カ月間、東京都墨田区向島の商店街内のチャレンジショップで尾道をPRする展示会を行う。
藤井代表は倉敷出身。作家で尾道大学芸術文化学部准教授の光原百合さんの作品に触発され尾大に入学後、光原研究室で学びつつ、今春の卒業まで市内のまちづくりイベントやアート企画に数多く携わった。その中で販促支援や物販など尾道の魅力発信を事業化する構想を練り、同級生で広報担当の小原紗智さんと起業、東京での展示会が初の事業となる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
特産品ショップ「尾道小路」開店
文具製造販売、雑貨輸入販売などのユナイテッドビーズ㈱(福山市)は4月25日、尾道商店街に地元や県内の特産品などを厳選したショップ「尾道小路」(おのみちこみち)(尾道市)を開店した。
約66平方mの古民家調ショップで、行列のできるラーメン店・朱華園向いの好立地。国産帆布を備後の技術で縫製した同社オリジナル文具のほか、尾道、福山市の銘菓、尾道ラーメン、熊野の化粧筆など主に備後、県内の特産をセレクト。蒸し饅頭も販売する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
障害者のゴッドマザー 青山澄子さん逝く
まちかどピックアップ --------2008年5月1日号掲載
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冷たい大理石の上で生まれる美味
尾道市本通り商店街と尾道商工会議所から北上する荒神道の交差点近くに「アイスカフェBINGO」が3月13日にオープン。春の陽気に誘われ、マイナス10度の大理石の上でつくられる新感覚のアイスクリームはお昼時や夕方には行列ができるほどの人気となっている。もっとも注文を受けてからイチゴやバナナ、チーズケーキなどの素材をアイスクリームといっしょにカットしながら混ぜ合わせるため、行列はできやすい◆店舗責任者の三宅篤主任は「北海道旅行でアイスクリームの可能性を感じました」と話す。インターネットで見つけた新感覚のアイスクリーム店「八景島リトルダーリン」(横浜市)に飛び込んで交渉、尾道市で知的障害者通所施設「ワークアップ」を運営する社会福祉法人萌え木の里(三宅晴美理事長)としてアイスクリーム店を運営したい旨を話し、FC店とも違う特別扱いの店舗として専用機械を販売してもらい原材料提供の道をつけ、尾道市の助成も受け、開店にこぎつけた◆トリプルベリーチーズケーキ450円、フルーツパラダイス450円など食べれば行列に納得する。
まちかどピックアップ --------2008年5月1日号掲載
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和食を身近に感じてほしい
今年の3月17日にオープンしたばかり、和食が楽しめるお店「温石」。「和食離れが進む中、和食を身近に感じてほしい」と店主の武田直紀さん。和食に関する「目から鱗」の新発見ができるよう、様々な工夫が見られる◆武田さんは和食の原型を作った奈良県をはじめ、食文化の発達した関西を中心に25年間修業を積んできた。高級老舗での修業中に先輩から学んだ「和食は食材の味そのものを活かすこと」を念頭に入れ、創作に励む◆「その日仕入れた食材の味を最大限活かせるように」と毎日の仕入れに合わせたメニューをじっくり考え、筆を入れる。メニューの8割が日替わりメニュー。にもかかわらず、日替わりメニューだけで常時50種類以上もあるから驚く。「メニューを毎日書くことで、手抜きは出来ない」と仕事への厳しさを見せる◆そんな武田さんも「店ではお客さんとの会話を楽しみたい」と笑顔で話す。「メニューの中で美味しかった料理は家庭でも挑戦してほしい」とレシピまで手渡す。和食を通じたコミニュケーションが楽しめる、居心地のいいお店を目指している。