特産品ショップ「尾道小路」開店
文具製造販売、雑貨輸入販売などのユナイテッドビーズ㈱(福山市)は4月25日、尾道商店街に地元や県内の特産品などを厳選したショップ「尾道小路」(おのみちこみち)(尾道市)を開店した。
約66平方mの古民家調ショップで、行列のできるラーメン店・朱華園向いの好立地。国産帆布を備後の技術で縫製した同社オリジナル文具のほか、尾道、福山市の銘菓、尾道ラーメン、熊野の化粧筆など主に備後、県内の特産をセレクト。蒸し饅頭も販売する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
障害者のゴッドマザー 青山澄子さん逝く
まちかどピックアップ --------2008年5月1日号掲載
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冷たい大理石の上で生まれる美味
尾道市本通り商店街と尾道商工会議所から北上する荒神道の交差点近くに「アイスカフェBINGO」が3月13日にオープン。春の陽気に誘われ、マイナス10度の大理石の上でつくられる新感覚のアイスクリームはお昼時や夕方には行列ができるほどの人気となっている。もっとも注文を受けてからイチゴやバナナ、チーズケーキなどの素材をアイスクリームといっしょにカットしながら混ぜ合わせるため、行列はできやすい◆店舗責任者の三宅篤主任は「北海道旅行でアイスクリームの可能性を感じました」と話す。インターネットで見つけた新感覚のアイスクリーム店「八景島リトルダーリン」(横浜市)に飛び込んで交渉、尾道市で知的障害者通所施設「ワークアップ」を運営する社会福祉法人萌え木の里(三宅晴美理事長)としてアイスクリーム店を運営したい旨を話し、FC店とも違う特別扱いの店舗として専用機械を販売してもらい原材料提供の道をつけ、尾道市の助成も受け、開店にこぎつけた◆トリプルベリーチーズケーキ450円、フルーツパラダイス450円など食べれば行列に納得する。
まちかどピックアップ --------2008年5月1日号掲載
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和食を身近に感じてほしい
今年の3月17日にオープンしたばかり、和食が楽しめるお店「温石」。「和食離れが進む中、和食を身近に感じてほしい」と店主の武田直紀さん。和食に関する「目から鱗」の新発見ができるよう、様々な工夫が見られる◆武田さんは和食の原型を作った奈良県をはじめ、食文化の発達した関西を中心に25年間修業を積んできた。高級老舗での修業中に先輩から学んだ「和食は食材の味そのものを活かすこと」を念頭に入れ、創作に励む◆「その日仕入れた食材の味を最大限活かせるように」と毎日の仕入れに合わせたメニューをじっくり考え、筆を入れる。メニューの8割が日替わりメニュー。にもかかわらず、日替わりメニューだけで常時50種類以上もあるから驚く。「メニューを毎日書くことで、手抜きは出来ない」と仕事への厳しさを見せる◆そんな武田さんも「店ではお客さんとの会話を楽しみたい」と笑顔で話す。「メニューの中で美味しかった料理は家庭でも挑戦してほしい」とレシピまで手渡す。和食を通じたコミニュケーションが楽しめる、居心地のいいお店を目指している。
まちかどピックアップ --------2008年5月1日号掲載
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半世紀を越えて愛される味!春香園
JR尾道駅前にある尾道福屋2階、再開発ビルのテラス部分に焼肉「春香園」があり、サラリーマンや家族連れでにぎわっている◆この店は54年前、山本君子さんの三軒家にある自宅から始まった。自身のレシピから作ったタレの韓国風焼き肉や自分の漬けたキムチを振舞う店で、焼肉は現在とは少し違って、ホルモン焼きのようだった。客が増え手狭になったため、駅前の海岸沿いに店「ちどり」を構え、後にマーケットの中に「春香園」を出していたが、1999年、駅前の再開発に伴い、駅前再開発ビル2階に入居することとなった。4月6日で9年目を迎える◆売りはなんと言っても自家製のタレと自家製のキムチ◎白菜キムチ¥200◎大根キムチ¥200◎キュウリキムチ¥200◎焼肉定食(焼肉・ご飯・スープ・キムチ)¥750(11:00〜3:00)◆この店の後を継ぎ切り盛りしている息子さんの成治さんは看板や花輪などを製作する会社も営み、2足のわらじを履きこなしている。前面のガラスに貼られた「焼肉定食」の文字も自身の製作でいい見本となっている。こちらの問い合わせ先は090-8885-1908まで。
まちかどピックアップ --------2008年5月1日号掲載
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滞空時間で勝負!三原で紙ヒコーキ大会
三原リージョンプラザで、5月3日から6日のGW期間中、子どもの日企画として折り紙ヒコーキ大会など空や宇宙の魅力を感じてもらうイベント「こどもの日スペシャル夢飛行2008」が開かれる。主催する同施設指定管理者の㈱サービスセンターも「折り紙ヒコーキ大会の申し込みは順調に増えています」と手応えを感じている◆5日は大会前に午前10時20分から折り紙ヒコーキ教室。11時からの団体戦は3人1チームで定員32チーム、午後1時からの個人戦は小学生以下と一般の部計200人が滞空時間を競う。紙ヒコーキ競技用認定用紙代も含め参加費は団体戦が1チーム500円、個人戦1人500円。終了後3時からは景品ももらえるアトラクション◆宇宙関連企画「わくわく夢飛行」コーナーは展示ホールで3日から6日まで連日開催。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力で宇宙服の試着も実現した。(写真右)スペースシャトルや飛行機、ヘリコプター模型、ジャイロプレーン展示、DVD作品上映などで宇宙の魅力を伝える。入場無料。期間中、屋外は屋台コーナーになる。