2008年6月20日号
『福山CAPA会が福山市に踊りの練習にと姿見を寄贈』 6月14日に市内で開かれた異業種交流の福山CAPA会の席上、羽田皓福山市長から感謝状が手渡された。 |
■トピックス
ポりカーボネートの(株)レニアスが赤外線カットの新製品量産へ 6
三原市職員自主研究グループ・みはら応援団が「かわリンピック」 10
輸入木材拠点強化へ 南松永の国際ターミナルで暫定供用開始 15
しまなみ信金の金藤和明さんが二上り踊り継承功労で全国表彰 16
■スポット
活 況 因島鉄工業団地フル操業 船体ブロック8400万t体制に 8
寄 贈 福山CAPA会が市に姿見 踊りレベルアップに貢献 9
話 題 尾道空き家再生プロジェクト「建築塾」が人気 12
観 光 「せらブルーベリーガーデン」が7月5日に開園 17
■記事
青山商事(3)・広島県ガイドブック(8)・松永CC(9)・IT SAVES(11)
つるけんたろうさん(12)・三原商議所(13)・三原市・大東印刷(14)
府中商議所(14)・尾道パイロットクラブ(16)・天満屋福山店(17)
国民生活金融公庫(17)・尾道映像コンテスト(18)
ベイタウン尾道(19)・尾道観光協会(19)
■この人に聞く 4・5
徳永修さん 広島経済同友会尾道支部 支部長
■この機に語れば 27
寺田雅一さん 福山CAPA会会長
真野洋介さん 東京工業大学大学院准教授
岡田功さん 道の駅クロスロードみつぎ初代駅長
槙本純さん みはら応援団団長
■まちかどピックアップ 24・25
福祉ギャラリー アートセンターきらり
英語教室 リバリーナ
居酒屋 さち
ニットアトリエ 糸工葉
■資料
最近決算企業の概況 28
赤ランプ 20
ホームページの発信元(252) 青少年育成情報ネット「ゆっぴーネット」 23
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
人財・人材・人在・人罪(63) シジアス・アイ 田辺敏幸 13
アートマネジメント研修会に参加して
NPO法人尾道てごう座代表理事 田島美鈴 21
ポリカーボネートの㈱レニアスが赤外線カットの新製品
ポリカーボネート成型加工では国内トップの㈱レニアス(三原市)は赤外線を90%遮断するポリカーボネート加工技術を開発。10月にも量産が始まる。この技術は、ガラスに比べて傷がつきやすいデメリットを持つポリカーボネートの表面処理技術を発展させた技術。成型だけでなく、皮膜処理、シルク印刷まで一貫処理ができる国内唯一の生産ラインを持つ同社ならではの技術。既にポリカーボネートは紫外線を100%カットしており、今回の技術で紫外線も赤外線も同時にカット。快適な室内環境づくり等に欠かせない、ガラスの半分の軽さで驚くほどタフな透明樹脂が生まれることになる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
因島鉄工業団地は月産8400トンのフル操業
因島鉄工業団地協同組合(尾道市因島重井町)は、造船業界の活況を背景にフル操業を続けており、船体ブロック建造量は月産8400トン体制の高水準を続けている。
昨年は受注先の各造船所が相次いで建造能力を増強し、船体ブロックの需要は大幅に増加していることから、同協組でも総額26億円を投資して船体ブロック建造工場の新設と増強工事が完成し、フル操業で受注量の消化に追われている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
福山CAPA会が福山市に鏡を寄贈
経営者や社員らが個人の立場で異業種交流を求めて集まる「福山CAPA会」が14日、福山市沖野上町の宴会施設で開かれ、福山市へ公共施設で利用する姿見(鏡)を寄贈した。
今回のCAPA会には会員ら約70人が出席。このほど衆議院議員に繰り上げ当選した和田隆志氏の司会で、羽田皓市長や石井耕二福山商工会議所専務理事、大田祐介市議らも出席するなか、羽田市長に姿見が寄贈された。
福山市ではばら祭のパレードにも参加する市民団体らが公民館で踊りを練習しており、姿見の要望が高かった。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
尾道の映像コンテスト大賞は永田淳さん
「五分間ノ尾道物語リ」映像コンテストの最終審査と表彰式が7日、尾道市東御所町のしまなみ交流館で開かれた。
会場で本選に残った15作品を上映して公開審査、賞金30万円のグランプリに永田淳さん(20)の「尾道の坂や」が選ばれた。
永田さんは尾道市出身で福山市霞町在住の倉敷芸術科学大学三年生。作品は都会から帰郷した若者が跡継ぎとして酒販店で働く姿を描き、同じく帰郷した友人や家族と絆を確認する物語。
本審査では審査委員長を脚本家の高橋玄洋氏が務めた。
同コンテストは尾道、尾道東の二ロータリークラブが主催。尾道フィルム・コミッションや因島、瀬戸田ロータリークラブなどの協力を得て田邊良造実行委員長(尾道東ロータリークラブ会長)をトップに実行委員会を組織、昨年11月から全国に映像作品を公募、一次審査で集まった56作品から15作品に絞って最終審査を迎えていた。
グランプリ(大賞)以外の受賞作品(ノミネート作品外から審査員特別賞として5作品追加)は次の通り。(敬称略)
◎準グランプリ=「僕のひいばあさん」高岡尚司(倉敷市)
◎シニア賞「尾道黒兵衛の便りに寄せて」大平皓一(福山市)
◎優秀賞=「Onomichi Soul」浅原裕貴(広島市)、「尾道ベッチャー祭り~祭りの絆~」田村禎英(尾道市)、「めばるの眼」井ノ原智子(福山市)
◎入賞=「尾道につつまれて」松本信行(三重県志摩市)、「あの時と同じ風が吹いた」赤瀬周次(福山市)、「尾道物語り」臼木邦江(東京都渋谷区)、「その時代に光をあてた写真家・原田富夫」麻生祥代(尾道市)、「御袖天満宮天神祭」麻生泰江(尾道市)
◎佳作=「尾道カレンダー」坂本洋一(三原市)、「うみねこ」住元謙太(尾道市)、「雁木の夢」真野洋介(東京都豊島区)、「桜色の思い出」河上えり菜(愛媛県松山市)
◎審査員特別賞=「Road of Tail」越智和寛(広島市)、「つながりの町」光藤博明(広島市)、「こころの原風景誇れる里山の再生」和泉義弘(尾道市)、「縁~父から子に託す仏法の絆~」堀川文雄(尾道市)、「胎内回帰」浜下幸世(尾道市)。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
子どものゲームに注意 公共的評価が待たれる
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
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コンセプトは「創りたいものを創ろう」
2007年7月にオープン。一周年を迎えるニットアトリエ「糸工葉」。編物の世界に魅了された店主の池田鐵子さんが20年以上前から始めた編物教室「紅葉編物教室」を母体に、洋裁に使用する糸や雑貨の販売スペースを設置。洋裁創作のための社交場としてオープンした◆教室のコンセプトは「創りたいものを創ろう」。生徒は洋裁に興味を持つ20代から70代の趣味の仲間。「新人生徒の中には、雑誌の切抜きを持参して参加します。当然難易度の高いデザインなのですが、作り方を教えると素人でも創れちゃうものなのですよ。創りたいという意欲はすごいですね」と感動談を話す◆「創作品は、苦労を知る分、愛着が沸くのです。いいものが出来ると、外で着たり、プレゼントしたり。こうなるともっと意欲が出てきます。教室では、生徒達が互いに意見を出し合いながら楽しく創作しています。仲間がいると、その張り合いがよい刺激となります」と教室の明るさが伝わってくる。「将来は、生徒たちと一緒に、この場所で作品展を開きたい」と楽しそうに夢を語られた。ホームページ http://itokouba.chu.jp/
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
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利用者の人も目を輝かせる表現活動
知的な障害を持つ人たちの福祉施設「福山六方学園」(社会福祉法人創樹会、福山市水呑町)は利用者の表現活動を「FUKUROKU ART」として支援している。今年はそうした表現活動にスポットを当てた「アートセンターきらり」を10月にオープンさせる準備が進行中。既に卸町の元倉庫を改装、4月から体験者を募集しながら本部の利用者らと表現活動を始めている◆1階は絵画、さをり織りを中心とした活動スペース。2階は小物作品の販売コーナーと絵画ギャラリー。色鮮やかなさをり織りを使ったメガネケース、コースター、バッグのほか、絵画やイラストをあしらったエコバッグなど個性豊かな小物が売られ、常識にとらわれない絵画作品が並ぶ。東ちづるさん、宮本亜門さんなど著名人の買い上げで話題の制作者、平野信治さんの絵画もある。また佐々木和徳さんの絵画は地元企業とのコラボレーションでTシャツ商品になっている◆管理する粟井さんは「ここでは利用者さんの目が意欲的に変わる。卸まつりへの参加やコラボレート商品づくりなど地域に根ざした拠点にしたい」と将来図を描く。
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
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ネイティブ講師と生きた英語学ぶ
三原市明神で5月にオープンした英語スクールリバリーナ。英国出身のネイティブ講師コリーナさんは、業界では著名なデイビッド・イングリッシュ・ハウスの指導法をもとに、幼児から大人まで幅広い対象を指導、実績を積んできた。日本への定住を決めたのは、人情深さに感銘を受けたからという。三原から英語好きを増やそうと対象別に開く7コースの講義は週1回、年間42回◆未就園児親子対象のベイビー(30分、コリーナ先生・末光先生)、4〜6歳対象のトドラー(45分)、5〜8歳と9〜12歳対象のチルドレン(60分)、一般ビギナー(50分、末光先生)、中学生(60分)、高校生からシニアの初級、中級向けの一般(60分)、ハイレベルなアドバンス(80分)を開講し、月謝は4,200円〜9,870円。トドラーコースの時間帯に母親対象に簡単な英会話を楽しんでもらう「英会話カフェ」(3,000円)も開く。テキスト代は別途必要だが入会金は不要。なお今年度のチルドレンコースは早くも募集終了◆教室外で生きた英会話を楽しむイベントも計画。生徒の声を生かす教室運営を目指す。
まちかどピックアップ --------2008年6月20日号掲載
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女性も入りやすい笑顔とおふくろの味の店
JR尾道駅から東へ一本目、芙美子像西側の踏み切りの前にこじんまりとした居酒屋「さち」がある◆女将は原田町出身の前岡早智子さん。大手化粧品会社に30年以上勤務、接客業は長いが飲食に携わるのは初めてだ。早期退職で長年の夢を叶え、4月29日で丸2年がたった◆自身もお酒が好きで、つまみも好き。よく居酒屋などに通っていたが女性一人でも入りやすいお店をやりたいと自宅近くにお店を開いた◆狭い店内は狭いからこその良さがある。お客さん同士が友達になり、いつの間にか「さち」の仲間になってしまうのだ◆料理は自己流だが、毎日変わる季節の食材を活かしたおふくろの味の大皿おばんざいがカウンターに並んでいる◆「田舎料理ですけど」というメニューにあるのは◎アユの塩焼き¥600◎揚げナスの煮びたし¥400◎肉じゃが¥400など。単身赴任の人にも喜ばれる。シャキシャキとした歯ごたえが残るレンコンのきんぴらなど、どれもお酒に合うよう少し甘みを抑えた味付けになっている◆笑顔で女将さんが迎えてくれる、明るい店内は女性でも落ち着くようだ。
2008年6月10日号
『世羅町であった「ふれあい田んぼ教室」の田植え』 健康生活提案のティ・ナ・ナが主催。6月1日、尾道などから集まった約150人が家族で農業を体験した。 |
■トピックス
福山市明神町に複合レジャー施設計画 ラウンドワンが着工 7
竹チップを肥料に ケンソニック(株)がシュレッダー装置を提案 10
(有)追坂電子機器が小型・低価格の筋電計測装置「筋測くん」開発 12
市内最大規模の高齢者総合ケア施設「きららラポール尾道」オープン 14
■スポット
決 算 (株)古川製作所経常利益10億円に 海外比率40%超 4
話 題 瀬戸田の少女漫画家海里真弓さん 9万部の作品も 8
盛 況 世羅で尾道ブランド酒「潮の響」原料米の田植え 14
総 会 尾道法人会 e-TAX普及率30%達成 東林館喜田理事長 16
■記事
ティ・ナ・ナ(5)・府中家具工業協同組合(6)・尾道国際ホテル(6)
師友塾(7)・ひろしまビジネスマッチングフェア(8)
ひろしまベンチャー助成金(10)・福山商議所(11)
三原観光写真コンテスト(11)・尾道大学(13)
中国地区百貨店売上高(16)・内外ニュース尾道懇談会(18)
尾道ロイヤルホテル(19)
■この人に聞く 2・3
内田貴久さん (株)ニチマン社長
■この機に語れば 23
杢谷正樹さん (株)純正食品マルシマ社長
河合俊道さん ケンソニック(株)社長
金藤和明さん しまなみ信用金庫福山支店営業推進役
追坂則弘さん (有)追坂電子機器社長
■まちかどピックアップ 26・27
整体院 メディカル整体院 福山
鮮魚とイートイン 松本鮮魚
リサイクルブティック La La
カフェ・ギャラリー ろんでんCafe
■資料
県下金融経済状況(5月) 日銀広島支店 21
最近決算企業の概況 30
競売情報 19
赤ランプ 20
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
特ダネ!びんご「イベント百科」 32
ホームページの発信元(251)「おのみちスローフードまちづくり事業」 25
■連載
映画館に恋をして(22)「映画館は二度生まれる」 9
ふりむけば…デザイン(8) 寺延匡昭 (株)ワラビーデザイン 11
ハイテク最前線(324)「アブレシブ・ウォータージェットを利用した疲労強度の改善」
県立総合技術研究所東部工業技術センター 13
それいけ!みはら応援団(17)「かわりんピック開催に込める想い」 15
幕末の剣客(3) 楠智幸 瀬戸内海運(有) 17
栗原川異聞(100)「トスコの思い出」 小林将利 22
ケンソニック(株)が竹粉砕機の代理店に
ケンソニック(株)(井原市)はこのほど、高性能の竹・樹木シュレッダー装置を展開するマツオと同装置の西日本総代理店契約を結んだ。生竹チップを肥料として田畑にまくと生産物の収穫が増えたり、甘みが増すなどの効果が注目されている生竹肥料農法の普及に力を入れながら、装置と竹チップ販売、チップ化作業請負いの新事業を開始する。
袋詰めで発酵を止めたチップは、4月に行われた井原産業祭りで農家を中心に問い合わせが殺到したという。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
福山に複合レジャー施設ラウンドワン着工
ボウリング、アミューズメントを核とする複合型レジャー施設を経営している㈱ラウンドワン(大阪府)は、福山店を出店するため店舗の建築工事に着工した。
場所は福山市明神町一丁目の国道2号沿いで大型量販店が並ぶ一角。年内オープンを目指す。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
ヒット中の少女漫画家・海里真弓さん
瀬戸田出身、在住の少女漫画家・海里(かいり)真弓さん(33)の原画展が5月1日から29日まで尾道市立瀬戸田図書館で開かれ、多数のファンらで賑わった。海里さんは近作が累計で9万部を記録。平成12年のデビューから、徐々に人気漫画家への道を歩み始めている。
海里さんは尾道市瀬戸田町名荷に生まれ、広島市内の短大を経て就職、会社に勤務しながら独学で学んだ。2年後に講談社の少女漫画雑誌「デザート」の「デビュードリーム」で選外となり、プロになる決意を固めた。23歳で退職し、コンビニや中古本店でアルバイトをしながら本格的な執筆活動に入った。
26歳の時「始発点」でプロデビュー。平成15年発売の初の単行本「DV」(エトウケイコ原作)は恋人同士のドメスティックバイオレンスをテーマとした問題提起的な作品で、発売前から反響は大きく、現在は9万部を突破、一躍知名度を上げた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
ティ・ナ・ナの田んぼ教室で田植え
健康生活提案の「ティ・ナ・ナ」(尾道市高須町、℡0848-56-1715)は6月1日、ふれあい田んぼ教室の田植え体験を開き、子どもやその家族、スタッフら総勢約150人が参加、素足で田んぼに入り、一列に並んでの田植えを体験した。
世羅郡世羅町黒川上谷で減農薬栽培を行っている田んぼが会場。世羅町で独自ブランドのお米を契約栽培している㈱オクモトと農事組合法人くろがわ上谷の協力を得て実現した。
ティ・ナ・ナは㈱純正食品マルシマの経営。杢谷正樹社長のあいさつで始まり、㈱啓文社の手塚淳三社長や山本コーポレーション㈱の山本伸社長などベイタウン尾道に本社を置く企業関係者も家族で参加した。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
創造・創作の源泉豊かな尾道 絵・写真・映像の次は漫画?
三原で連続したショック 連鎖を払拭する未来図を
まちかどピックアップ --------2008年6月10日号掲載
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夢だったコミュニティースペースが好発進!!
「会話を楽しめるコミュニティースペースを作るのが私の夢でした。それがリサイクルブティックという理想の形で実現できました」と笑顔を見せるオーナーの磯山千代子さん。「おしゃれに興味があり、集めた洋服やアクセサリー、バッグなどを並べたら、リサイクルブティックになっていました」と設立秘話を話す◆欲を垣間見せない接客で、くつろぎながら商品を選べるのが魅力。声かけると、ファッションセンス溢れるコーディネートの話で場を楽しませてくれる◆「先日、ふと立ち寄った70歳過ぎの奥様が、私の提案したコーディネートを身に着けお帰りになりました。とっても赤がお似合いで、ついつい薦めたら、気に入っていただいたようで…」、年齢に関係なく、似合うと思うものを提案するスタイルが安心感を抱かせる◆販売は好調で、オープン当時の商品は瞬く間に売れた。今では委託を受ける新品の洋服、アクセサリー、古着と品揃えも豊富になった◆しかし「私の気に入ったものしか、持ち込まれても展示しません」とオーナー。その仕入れへのこだわりが、感性の高いイメージを定着させている。
まちかどピックアップ --------2008年6月10日号掲載
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手技整体と波動共鳴活性療法をドッキング
内閣府認証NPO法人メディカル療法師認定協会の指定校として㈱近畿メディカル整体学院の直営1号店「メディカル整体院 福山」が5月15日、福山ロッツ3階にオープンした。施術ベッド4台に波動を使った特殊なベッド1台を備え、学院のスタッフ6人以上が対応する◆全身手技療法の整体と波動共鳴活性療法をドッキングさせた本格的なメディカル施術院で、中国地方でも初めての施設。肩こり、腰痛、ヒザ痛、頭痛、生理痛、筋肉痛などの痛みやコリから、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血などによる重度の血管障害で悩む人のリハビリまで対応する◆同整体院は20年以上、全身手技療法の実践と研究を続ける早志紀男院長の下で学んだ谷川宏治さんと小林淑江さんが中心となって波動共鳴活性療法を施術。遠赤外線と磁場発生機能を持つ波動ベッドと波動転写装置を組み合わせ、乱れた波動を生体が共鳴する波動に整える。共鳴する波動は7.83〜13.8ヘルツのアルファ波の周波数帯で、13.8ヘルツ以上ではイライラし、病気になりやすいとされる。小林さんは「気軽にご相談ください」と話している。
まちかどピックアップ --------2008年6月10日号掲載
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残して伝える大切な「心」に出会う
昨年4月オープンの「ろんでんCafe」。細い道を抜け門の前に着くと、誰もが懐かしい時代にタイムスリップする。米国帰りの元写真家・河野正彦さん、美鈴さん夫妻が3カ月半をかけ、現存の素材はなるべく残しながら改装した築130年の建物は、松川事件の裁判官の生家。雑草も絵になる庭をスケッチする客も多い◆ブレンドコーヒー(400円)はお替わり自由。かじきまぐろのステーキサンド、スモークサーモンとクリームチーズのサンド(各800円)などセンスの光るメニューも揃う。ドリンクとセットで100円引き。ランチは旬の魚や野菜、畑で採れるハーブを使う4、5品にデザート、飲み物付きで1,800円。予約は3日前まで◆ギャラリーは味わい深い時代箪笥や裁縫箱、古布のラグ、井原の陶芸家・茂谷郁夫さんの作品など和が基調。「おもちゃ箱をひっくり返した」と河野さんが表現するように、それぞれが謙虚ながら個性豊かな光を放つ◆子どもの頃を振り返りながら「大切に残して、伝えたいもの」に思いを馳せれば、時間の経過も忘れる空間。雨の日の雰囲気も良い。
まちかどピックアップ --------2008年6月10日号掲載
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お魚屋さんだから新鮮イートイン
国道2号線沿い、JA広島厚生連尾道総合病院真ん前の、「めし」と染め抜かれたのぼりの並ぶお魚屋さんが「松本鮮魚」。漁師の家に生まれた松本知(さとる)さんが40年続けている魚屋に8年ほど前から絹恵さんが加わった◆新鮮な魚を安く売る町の魚屋さんは地元の方が贈答に利用することも多く地方発送も行っている◆そんな町の魚屋さんが4月からイートインを始めた。お客さんから「ご飯が食べられるところがない」という要望を聞き、前から売っているお惣菜を店内で食べられるようにした。ご飯や味噌汁、お茶などはセルフサービスで、お惣菜をおかずに食べる◆メーン料理にご飯・味噌汁・サラダ・煮物・小鉢の付いた日替わり定食550円。100〜300円のお惣菜から自分の好きな物をアラカルトで選ぶ事もできる。◎ご飯100円◎味噌汁50円◎うどん200円◆海老粉などの入った豪華ないなり寿司はこの地域では狐寿司と呼ばれ、かつては各家庭の味でもあった。◎いなり寿司300円◎鯛めし300円◎天ぷら300円◎コロッケ100円◆これら店内のお惣菜は全て絹恵さんの手作りで常に20種以上並んでいる。
2008年6月1日号
『2008府中産業メッセ』 5月24・25日、府中市のウッドアリーナでものづくり技術を紹介するために開催。工具体験、かんな削り体験など親子で楽しめる企画でにぎわった。 |
■トピックス
実家は尾道 今田竜二・谷原秀人両プロがゴルフ界を席巻 4
尾道造船(株)フル操業で大幅増収増益 向島工場は7月完成 6
(株)夢笛15周年記念 てんつくマンと中村文昭氏が熱いトーク 12
尾道大生に元ユニクロの社長玉塚氏が講演「成長型人間に」 18
■スポット
開 発 殺菌・洗浄に効果 エクセル(株)がオゾン水生成装置 8
企 画 三原市深町の満汐梅林で5日から「梅もぎ観光」 10
商 戦 世羅にスーパーの藤三備後1号店 12月進出で競争激化 14
研 鑽 中企同友会尾道支部長に神原栄㈲浪漫珈琲社長就任 17
■記事
中国地域ニュービジネス大賞(8)・心石工芸(9)・因島JC(9)・三平商事(10)
三原さつき祭り(11)・三原JC(11)・松永図書館(13)・尾道観光俳句(13)
尾道ロイヤルホテル(14)・織田恭一さん(14)・ハローズ(16)・コーコス信岡(16)
■この人に聞く 2・3
七類堂天谿さん 道釈人物画家
■この機に語れば 23
藤原勝則さん (株)エクセル取締役部長
神原栄さん 広島県中小企業家同友会尾道支部長
古川雅章さん (株)古川製作所社長
岡野淳平さん (社)因島青年会技師所理事長
■まちかどピックアップ 24・25
ショットバー ぴえろ
お好み焼き・鉄板焼 かたおか
喫茶カフェ カフェズヘルン
お土産ショップ 尾道小路
■資料
福山市食育グラフ 21
最近決算企業の概況 30
赤ランプ 20
ホームページの発信元(250) 福山市水道局 25
セミナー情報 28
建築ニュース 29
新設会社 30・31
得ダネ!びんご「イベント百科」 32
■連載
栗原川異聞(99) 小林将利 19
幕末の剣客(2) 楠智幸 瀬戸内海運(有) 22
今田竜二・谷原秀人両選手が続けて優勝
日本が誇るトッププロゴルファーの実家はともに尾道市内。しかも尾道市役所、尾道大橋のそば。歩いても20分ほどの距離。今田竜二選手と谷原秀人選手は中学生のとき、同じゴルフ練習場で顔を合わせていた知り合いだった。その二人がこの一週間の間に、プロゴルフ界の大舞台で優勝した。不思議な縁に地元で大きな話題になっている。
今田竜二選手は米男子ゴルフツアー「AT&Tクラシック」(ジョージア州)で5月18日、初優勝を果たした。谷原秀人選手は5月25日、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズGCで行われた「マンシングウェアKSBカップ」で、今季ツアー初優勝を飾った。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
元ユニクロ社長の玉塚元一氏が尾大で講演
尾道市立の尾道大学で5月21日、ユニクロで知られる㈱ファーストリテイリング元社長で、現在、㈱リヴァンプ代表、㈱ロッテリア会長の玉塚元一氏(45)を講師に招いた特別講演会が行われ、学生約200人が日本ビジネス界の最前線を行く玉塚氏の講演を熱心に聴講した。
同講演は尾道ニュービジネス懇話会の提案で学生に実学の機会を提供する目的で開催されたもの。㈱アンデックス(尾道市)の寄付講座として実現した。
玉塚氏は自分にベクトルを向けた、他人のせいにしない成長型人間の重要性を説き、学生は著名な経営者の実体験に基づく貴重な話を熱心に聴講していた。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
エクセル㈱がオゾン水生成装置開発
太陽電池ウェーハ、LED表示板など電子機器製造のエクセル㈱(福山市)はこのほど、殺菌、洗浄、脱臭などに効果のあるオゾン水生成装置を開発、地場での普及を目指して子会社の㈱エコシステム(福山市)が販売を始めた。
オゾン(O3)は菌を死滅させる作用や漂白作用がある。同社が開発した装置「エレクトロンウォーターAQUA・Z」は、その効果を長期間安定的に存在させることに成功している。コンパクト設計で省スペースを実現した。
食品工場や飲食店など食品関係、漁業、農業、畜産、医療、温浴施設、上下水道、クリーニングなど多様な業界を対象に営業を本格化させ、リースで初年度五十台の販売を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
世羅町にスーパー藤三が出店決める
食料品主力のスーパーマーケット、㈱藤三(呉市)が、備後地域一号店となる「藤三世羅店」を出店する。
計画によると、店舗等はA、B棟の二棟を建設、A棟が自社の営業店舗、B棟はテナント用店舗。開店予定日は12月1日を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
こぼれ話―タイトル
四川省大地震の大災害 巨大だが身近から支援を
まちかどピックアップ --------2008年6月1日号掲載
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二紀会所属の絵とリーズナブルな料金が魅力
JR尾道駅北口から前の小道を行くとすぐに黄色いネオンサインの「ぴえろ」がある。14年前から栗原で開いていた店をこちらに移して4年になる◆扉を開けると黒い壁にかけられた一枚の絵が浮かび上がる。中は高めのカウンター越しにボトルの並ぶショットバーだ◆店内には100号の大作も含め何枚もの油絵が置かれている。オーナーの池田陸代さんは40年以上絵を描き続け、二紀会、尾道美術協会、チャーチル会に所属、年間12〜3点は描いているそうだ。ピエロの絵が多かったが現在は人形を描くことが多い。かわいいだけでない人形の表情に引かれるという◆店内はそんな高級ムードが漂うが価格はいたってリーズナブル!◎オードブル¥500 ◎ショットはどれでも¥500 ◎焼酎ボトルキープ¥3,000。キープがあれば2品のつまみと氷、水、梅など全て含めて¥2,500ですむ。◎カラオケ¥200◆この価格設定は「一人で入ってオープンから閉店までゆっくりくつろげるナイトキャップの場所になりたい」というオーナーの思いから◆女性一人でも入りやすい店はリピーターも多い。
まちかどピックアップ --------2008年6月1日号掲載
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県内産品をこだわりセレクト
尾道の商店街の一画で、元種苗店の1階を古民家風に改装した、趣きのある店がまえが目を引く。尾道を中心に福山、熊野などこだわりの広島県産品を集めた「尾道小路」(おのみちこみち)が、尾道の有名ラーメン店「朱華園」向かいに4月25日オープン、話題を集めている。行列待ちしていた客がラーメンを食べたあと、「どんな店?」と入店するパターンも多いという◆「尾道紅茶」や「尾道ラーメン」、いちじくを使ったパイなど尾道産品はもちろん、使い込むほど味わいの出る丈夫な国産帆布を使った色とりどりのオリジナル文具や雑貨も揃う。一流メーキャップアーティストにも支持され世界で愛される熊野の化粧筆や、牛窓名産のオリーブオイルを使った化粧品も揃えており、自然と女性客の滞在時間も長くなる◆経営は、オリジナル文具や雑貨などを展開するユナイテッドビーズ㈱(福山市南手城町)。尾道へは初めての出店となる。「尾道小路でしか買えないもの」を意識した品揃えで、地元客のファン拡大にも力を入れる。
まちかどピックアップ --------2008年6月1日号掲載
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牛ミンチを使う府中焼きの店
牛ミンチを使う府中焼きの店 「やすくてうまい府中の味」としてPR活動が活発化、備後地域でもジワジワと評判が上がってきている「府中焼き」。PRする「備後府中焼きを広める会」の会長を務める粟根克哉さんのお店がお好み焼き・鉄板焼「かたおか」。府中と尾道市御調町を結ぶ国道486号沿い。福塩線と芦田川の交差する地点から府中寄りすぐの場所◆店主の粟根さんは宮崎県でお好み焼き修業。その店の名前が「かたおか」。広島市が本家の店で広島風を覚えた。暖簾分けの形で平成8年、府中市に開店したが、「郷に入れば郷に従え」と府中焼きをベースにした◆府中焼きは広島風の豚バラ肉の替わりに、牛のひき肉を入れるため、肉の旨みがキャベツとからむ。「かたおか」では70cm×270cmという大きな鉄板でジュージューと焼く。しかも鉄板の厚みは21mm。一定の温度が中までじっくり火を通すため、外はパリパリ、中はふんわりと焼ける◆産直のネギをトッピングする「そば肉玉ねぎかけ」(600円)。お好み焼きのほかに宮崎地鶏、豚トロ塩焼きなど鉄板焼メニューも豊富。
まちかどピックアップ --------2008年6月1日号掲載
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JR福山駅の目の前にある隠れ家
今年の春で一周年を迎えた喫茶・カフェ「カフェズヘルン」。福山駅前のとーぶホテルの地下1階という好立地に店を構える。味・ボリュームともに満足できるおしゃれなランチが好評で、順調に客足を伸ばしている◆人通りの激しい駅前から地下への階段を通ると、雰囲気あるモダンインテリアの店内。最大40人分の席が用意されている。そのほか最大12人の楽しい特別のひとときを演出する個室空間も用意。ちょっとした記念日、合コンパーティーなどで、夜の利用者も増えてきた◆パーティーのメーンと言えば料理だが、ランチの人気が物語っているとおりその評価も高い。料理は多国籍の大皿料理でもてなしてくれる。味・ボリュームはもとより話題性も豊富。もてなし料理の話題が、楽しいひとときをさらに盛り上げる。例えば、宮崎産の地鶏で作った「赤鳥の生ハム」。鳥肉の生ハムという違和感と、美味しさのギャップが反響を呼ぶ◆大皿料理は要予約。¥2,500〜と割安感もうれしい。駅前だけに、待ち合わせにも便利で、二次会への移動にも最適。飲み会の幹事さんはチェックしておくといいお店。